三流読書人

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ドングリ小屋住人 

馬鹿文科相中山発言

2005年06月15日 06時26分08秒 | 教育 
○また馬鹿文科相発言  

中山成彬文部科学相は11日、教育改革タウンミーティングで訪れた静岡市で、今春行われた中学校教科書検定に合格した社会科教科書から「従軍慰安婦」の表現が消えた点について、「従軍慰安婦という言葉はそもそもなかった。これまでなかったことがあるということが問題」などと述べた。中山文科相は昨年11月にも、従軍慰安婦や強制連行について「そういう言葉が減ってきて良かった。自虐史観に立った教育だけはしてはいけない」などと発言し、「個人的な発言だった」と修正した経緯がある。文科相は従軍慰安婦について、タウンミーティングの会場からの質問に答える形で、「教科書は正しいことを述べるものだ。間違った記述がなかったから、よかったなとということ」などと述べた。さらに終了後の会見で前回の発言との整合性を問われ、「その問題はその後発言しない(ことにしている)が質問されたから答えたと述べるにとどまった。・・以下略・・(竹島問題の写真説明についても、低レベルの見解を述べたようだが略)・・・・・6月12日付け毎日新聞

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自信がないのか、わかりにくいというか、ごまかしというか、『これまでなかったことがあるということが問題』、これは何を言おうとしているんだろう。何遍も読んでみた。「これまで、なかったことなのに、あるとしてきたことが問題」と言いたい、とでも理解しておくか。

○これについての中国と韓国の反発・・・

 【ソウル=豊浦潤一】聯合ニュースによると、韓国外交通商省報道官は13日、中山文部科学相が「従軍慰安婦という言葉はなかった」との趣旨の発言をしたことについて、「極めて不適切な発言だ」と反発した。韓国記者団に語った。

 与党ウリ党も12日発表した論評で、「(中山文科相から)何の罪の意識もなく過去の侵略行為と蛮行を否認する妄言が相次いでいることに遺憾と憤怒を禁じ得ない」と非難。最大野党ハンナラ党も12日、「非常識の極みであり、(文科相が)国際社会の一員として存在していること自体が不快だ」として日本政府に謝罪と再発防止を要求した。

 【北京=末続哲也】中山文部科学相の慰安婦問題に関する発言について、中国の国営新華社通信は12日、日本の一部報道を引用して内容を伝えたうえで、「歴史を正しく認識し、歴史のわい曲に反対する日本の有識者やアジア国民の厳しい非難を浴びている」と論評、強く批判した。(時事通信)

          
○日本政府の反応

 「問題は言葉ではなく実質だ。実質的に従軍慰安婦の存在があった以上、政府の考え方は変わらない。これまで官房長官談話などでおわびと反省の気持ちを表明しているところだ」と述べ、この問題で「反省とおわび」を表明する政府の立場に変わりがないことを強調した。
 その上で細田長官は「発言の趣旨はよく確認する必要がある。ちょっと関係者とよく話をしてみたい」と述べ、文科相らから事情を聴く考えを示した。 (時事通信)

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どこまで懲りない男なんだろうこの中山という男。中国、韓国の反応には日本という国に対する不信というより哀れみの言葉さえ感じるではないか。
いくつになってもバカはバカ、鹿児島ラサール、東大法卒というバカ。このままでは日本の教育は絶対だめになる。