国連の「人間開発報告書」(Human Development Report)
【ニューヨーク7日共同】国連開発計画(UNDP)は7日、さまざまな指標を基に国民生活の豊かさを示す2005年版の「人間開発報告書」を発表、前年まで5年連続9位だった日本は11位に後退した。
日本は1990年の第1回報告から2年連続して首位だったが、バブル崩壊後は順位を下げ、今回初めてベストテン圏外に落ちた。
報告書は世界177カ国・地域を対象に平均寿命や就学率、成人識字率、1人当たり国内総生産(GDP)などから「人間開発指数(HDI)」を割り出し、国別に比較した。1位は5年連続でノルウェー。
2位はアイスランドで、オーストラリア、ルクセンブルク、カナダ、スウェーデン、スイス、アイルランド、ベルギー、米国と続いた。アジアでは22位に香港、25位にシンガポール、28位に韓国が入った。中国は85位。
日本は女性の社会進出度でも前年の38位から43位に後退した。
HDI(人間開発指数)
Human Development Index
基本的な人間の能力が平均どこまで伸びたかを測るもので、その基礎となる「長寿を全うできる健康な生活」、「知識」及び「人並みの生活水準」の3つの側面の達成度の複合指数である。具体的には、平均寿命、教育水準(成人識字率と就学率)、国民所得を用いて算出している。
人間開発などというとあまりぞっとしないが、 developmentには、八達、育成、進展、発展という意味もある。
今後、HDR、HDIという言葉使われることが多くなるのではないか。
1990年から2年日本は一位、その後どんな政治が行われて、ベストテン外に落ちたかは、だれでもわかる。
【ニューヨーク7日共同】国連開発計画(UNDP)は7日、さまざまな指標を基に国民生活の豊かさを示す2005年版の「人間開発報告書」を発表、前年まで5年連続9位だった日本は11位に後退した。
日本は1990年の第1回報告から2年連続して首位だったが、バブル崩壊後は順位を下げ、今回初めてベストテン圏外に落ちた。
報告書は世界177カ国・地域を対象に平均寿命や就学率、成人識字率、1人当たり国内総生産(GDP)などから「人間開発指数(HDI)」を割り出し、国別に比較した。1位は5年連続でノルウェー。
2位はアイスランドで、オーストラリア、ルクセンブルク、カナダ、スウェーデン、スイス、アイルランド、ベルギー、米国と続いた。アジアでは22位に香港、25位にシンガポール、28位に韓国が入った。中国は85位。
日本は女性の社会進出度でも前年の38位から43位に後退した。
HDI(人間開発指数)
Human Development Index
基本的な人間の能力が平均どこまで伸びたかを測るもので、その基礎となる「長寿を全うできる健康な生活」、「知識」及び「人並みの生活水準」の3つの側面の達成度の複合指数である。具体的には、平均寿命、教育水準(成人識字率と就学率)、国民所得を用いて算出している。
人間開発などというとあまりぞっとしないが、 developmentには、八達、育成、進展、発展という意味もある。
今後、HDR、HDIという言葉使われることが多くなるのではないか。
1990年から2年日本は一位、その後どんな政治が行われて、ベストテン外に落ちたかは、だれでもわかる。