三流読書人

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ドングリ小屋住人 

スポーツとルール

2007年09月11日 17時23分11秒 | 阪神タイガース
第19節対巨人戦、死闘を勝ち抜く。この3連戦たいへんであった。先ずは良かった。
審判団の試合運営には少し不満がある。もっと自信を持ってやってもらいたい。
シーツが李の足を踏んだのは反則か。反則でないのか。少なくともベースの上は両チームが共有している。そこになにがあろうともだ。守るべきルールとマナーとの間は微妙だ。
審判員に頑張ってもらわないと試合は興ざめになる。
両チーム監督はルールブック片手にどこにどう書いてあると示しながら抗議しなければダメだろう。
「選手はルールに精通し、これを遵守しなければならない」というのがかつて関係したことのある競技(野球ではない)のルールブックの冒頭に書かれていた文章である。
もちろんルールブックの中身はすべて暗記していた。
ところがゲームで審判台にのぼってみると相当なチームであってもルールをよく分かっていないことが多かった。
大学の1部リーグの選手も理解できていないことが多かった。
先日、プロ野球のラジオでの実況中継を聞いていて、解説の板東英二氏が言うには、プロ野球といっても選手も監督も以外とルールを理解していないのだそうである。審判のミスは結局はすべて選手がかぶることになる。その根拠を良く理解していなければ自分の生活にかかわるのだ。
「ルールに精通し、これを遵守する」ここから出発する。
してはいけないこと。しなければならないこと。を熟知することから出発し、ルールの裏側、ルールに書かれていないことを考えるのが大事であって監督はそれが仕事である。
審判は、書かれていないことについては判例をしめし、断固として決定を下す。あいまいは許されない。
ラジオ、テレビのいない方がよい解説者などはルールや判定のことについては何も言うな。