三流読書人

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ドングリ小屋住人 

この脳天気 ドあほ片山虎之助元総務相

2006年07月25日 09時47分02秒 | 政治 


ほんとにアホちゃうか、と思う。

7月24日付『毎日新聞』で片山虎之助元総務相が、地デジ5年後の移行について語っている。
曰わく、
「放送のデジタル化は世界的な流れだ。電波の有効利用に役立つし、テレビを電子政府や災害時の緊急情報にも使えるようになる。テレビの買い換え需要やデジタル化に伴う設備投資は景気にも大きなプラスになる。また、デジタル化で見るだけのテレビから使うテレビに変わり、テレビの可能性が広がる。
行政は電子政府、電子自治体に転換していく。電子入札も電子申請も採用するところが増えているが、お年寄りにはパソコンよりテレビのほうが親しみやすい。デジタルテレビが、インターネットにつながり、ワンタッチで証明書の申請などができれば、電子政府や電子自治体が普及し、国、地方で公務員を減らせる。ドイツでのサッカー・ワールドカップを契機にデジタルテレビの普及は1000万台を超えた。今後年間1000万台前後で買い換えが進めば、地上放送が完全に移行する11年までに6000万余りの国内全世帯に行き渡る計算だ。日本はいざとなると、わっと物事が普及する国。
30を超える都道府県ですでにデジタル放送が始まっているのだから、11年7月24日でアナログ放送はキッパリやめた方がよい。アナログ放送を続けていては気分が緩み、切り替えがうまくいかない。…」

まだまだ続くがアホらしいのでやめる。
こんな連中が日本の政治をやっている。
1億何千万台というテレビのごみはどうするのか。この場合は自分の都合で捨てるのではない。リサイクル費用とかは国が負担するのか。まず3000億は下らないと思われるリサイクル費用は国民に負担させるのか。
買い換えられない世帯はどうするのか。チューナーぐらいはただで配るのか。
インターネットなどは別次元の世界のことと思っている人もまだまだいる。機能すると本気で思っているのか。
おまけに地デジ用の中継局の建設で約1兆円かかるのだそうだ。税金は湯水のように使える。国民はいくらでも出せと言えば金を出す、とでも思っているのか。
「日本はいざとなるとわっと物事が普及する国」とは何事だ。
いざとなるとわっとなって自民党を潰すぞ。
いまこそこんな政治家に集中砲火浴びせるべきだろう。詳しい人はもっと発言してくれ。

この「闘論」の相手は情報通信政策フォーラム事務局長 池田信夫氏、専門家としてもっと積極的な活動をお願いしたい。この人の片山元総務相への反論を引用する気力が今はない。


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