三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

小泉総長登場

2005年09月13日 07時42分58秒 | 教育 
「押忍」て書くんだったか、挨拶する居並ぶ子分、若頭、若頭補佐などの前をさっそうとお出ましの総長小泉。
子分ども全くよく似合ってますね。特に目つき、腰のかがめ方など。

今日の毎日新聞一面の写真、思わず笑ってしまいしまいましたが、こういうものにわれわれの生活や、国の進路を託してしまったのだと思うと背筋が寒くなります。




   

坐して水没するか 生き残れるか

2005年09月13日 06時45分00秒 | 教育 
辛口コラム
毎日新聞経済欄のコラム「経済観測」(三連星)子
《昔、中国で干ばつのたぐいがあると「政治に対する天の怒り」とし、それをナダめるため三公すなわち行政の責任者の首を切る習慣があった。
現代の感覚からすれば不合理きわまりない。いくら人災といっても限りがあるが、そこが政治だ。何があってもワリを食うのは貧乏人である。「失うべき何物もない」というのはマルキシストの言葉のアヤ。ぎりぎりの生活をしておれば、余裕がなければ、不時の打撃はそのままマイナスとなる。その不平不満の芽を摘むために「責任は彼」と犠牲の羊をつくったのは古人のチエ。ただし、それは一時しのぎで構造にメスを入れないでいると「革命」に及ぶ。これは宮城野昌光の世界。東西、台風で騒然としている。ニューオーリンズなど知事、市長が早くから避難勧告、命令まで出していたが住民の半ばは動かなかった。言い分を聞くと「動けなかった」ようだ。「足(自動車)がない」、「あってもどこへ行けというのか」「いってどうして生活するのか」。これでは座して台風を待つばかり。つまり大型台風によってはしなくも米国経済の構造のいびつさがムキ出しになったものだ。ウオール街の株価がしっかりしているからすべての国民がハッピーなわけではない。資本主義では勝ち組、負け組はつきものだから、努力して勝ち組に入れよと言ってブッシュ、共和党は大統領、議会を制した。金持優遇、バターより大砲の製作に釘を刺したのがこの台風。そして盟友小泉首相、「郵政民営化」ですべてよくなると言うが、マサカ水害、土砂くずれまでも。》
 
障害者、病人、高齢者、失業者、ニート、低所得者、これからどうなる。
ブッシュ流弱者切り捨ての政治を踏襲しようとする小泉政治を克明に記録しておかなければならない。



あとの祭り

2005年09月12日 11時35分29秒 | 教育 
刺客だ、くの一だ、劇場型選挙だ、といっているうちにお祭り騒ぎの選挙が行われ、まんまと小泉戦略に乗せられ、自民党の圧勝に終わった。
これで小泉のやりたい放題。
郵政改悪、増税、福祉切り捨て、憲法改悪、教育のあり方、とくに一部の高負担に堪えうる家庭の子どもだけがえらくなればよいという発想。
自民党に投票した人たちは、自分の所だけは大丈夫と思ってるんでしょうね。
小泉はアメリカの言いなり、最悪です。
しかし、もうすぐブッシュもこけるんでしょうけどね。
小泉ごときに脅迫されて裏切るものが続々、無能で腰抜けの与党議員どもが国会で好き勝手に法律を作るんです。彼らは無能だから、役人がその代役をやります。 これで役人天国は永久に不滅です。

税金の払いがいのある国に住みたい。




   

にっくき葛

2005年09月11日 17時12分36秒 | 教育 
葛の花です
花はそんなに憎たらしくはないのですが
この植物の繁殖力はすさまじい
あっというまに全山を覆い尽くし 樹木を枯らします
みかん山など手入れせずに3年もほっとくと
復元できない状態になります 
この草との闘いです
今でも吉野では、肥大した根から葛粉をとり高級和菓子の材料になります
かつては繊維で葛布、行李などをつくったといいます
今が花の盛りです
  《マメ科の大型蔓性草本、山野に多く、蔓の長さは10㍍以上にもなる・・・広辞苑》


   

男星野よ どこへ行く

2005年09月10日 10時37分59秒 | 教育 
 SD星野氏どうするんですかね
 きょう緊急記者会見するそうだけど、もし巨人にいくことになれば阪神ファンからは総スカンやろね。
 巨人というチームほんまにつまらんチームです。よそのチームの4番打者ばっかり集めても今のようなていたらく。
 それじゃ今度は監督を金に糸目をつけずに引っ張ってこい、か。
 それくらい自力で立ち直れないと言うのであれば投げ出しなさい。ホリエモンあたりが喜んで拾ってくれるのではないでしょうか。
 巨人がダメになったらプロ野球全体がダメになるみたいなこという人いますが、何をぬかすか。
 球界の盟主だと笑わせるな。野球界に盟主などいらない。汚いことをして、金でほっぺたはたいて選手を取って今まで生き延びてはきたが、そんなことではもうだめな時代なのです。
 ひねたガラの悪いのが抜けたあとの巨人、堀内監督の下、若手がのびていいチームになりつつあります。一番気の毒なのは堀内氏ですね。
 巨人のOB会などは外様の監督など許せないという意見もあるそうで、広岡氏などは怒っているといいます。
 しかし、巨人だけが生え抜きでなければ監督をさせないというのも変で、彼らはよそのチームの監督はやってきた。そこらに巨人は別だというようなおごりがあるようです。

 星野さん 好きなようにして下さい。が、もし阪神との縁が切れるのであれば、最もやってほしいのは、コミッショナーです。
 現在のような、ただめし食いの役立たずのコミッショナーの首を切って星野氏に辣腕をふるってもらいたい。
 そのカリスマ性を生かし、旧弊を打破し、すべての選手、ファン、経営者も納得する民主的なプロ野球運営を確立してほしい。
 
 星野さん 巨人に買われてあんたの男がすたるか、生涯、男星野仙一として生きるか、どちらかです。

 

 このブログ投稿後、昼、大阪市のホテルで記者会見、来期も阪神で続投という意思を表明。それでこそ男星野仙一。
 


国連人間開発報告書

2005年09月09日 13時30分21秒 | 教育 
 国連の「人間開発報告書」(Human Development Report)
【ニューヨーク7日共同】国連開発計画(UNDP)は7日、さまざまな指標を基に国民生活の豊かさを示す2005年版の「人間開発報告書」を発表、前年まで5年連続9位だった日本は11位に後退した。
 日本は1990年の第1回報告から2年連続して首位だったが、バブル崩壊後は順位を下げ、今回初めてベストテン圏外に落ちた。
 報告書は世界177カ国・地域を対象に平均寿命や就学率、成人識字率、1人当たり国内総生産(GDP)などから「人間開発指数(HDI)」を割り出し、国別に比較した。1位は5年連続でノルウェー。
 2位はアイスランドで、オーストラリア、ルクセンブルク、カナダ、スウェーデン、スイス、アイルランド、ベルギー、米国と続いた。アジアでは22位に香港、25位にシンガポール、28位に韓国が入った。中国は85位。
 日本は女性の社会進出度でも前年の38位から43位に後退した。

 HDI(人間開発指数)
 Human Development Index
   基本的な人間の能力が平均どこまで伸びたかを測るもので、その基礎となる「長寿を全うできる健康な生活」、「知識」及び「人並みの生活水準」の3つの側面の達成度の複合指数である。具体的には、平均寿命、教育水準(成人識字率と就学率)、国民所得を用いて算出している。

 人間開発などというとあまりぞっとしないが、 developmentには、八達、育成、進展、発展という意味もある。
 今後、HDR、HDIという言葉使われることが多くなるのではないか。
 1990年から2年日本は一位、その後どんな政治が行われて、ベストテン外に落ちたかは、だれでもわかる。






 

貧困と被害

2005年09月08日 09時23分28秒 | 教育 
貧困と被害 ちょっと長いけど読んでね

9月7日付毎日新聞経済欄のコラム「経済観測『貧困と被害』」
《米国南部に上陸したハリケーン「カトリーナ」の被害は日を追って広がっている。これまでの情報によると、車がなくて避難できなかった貧困層が多かったことなど「アメリカ社会の脆弱性」が浮き彫りになった。ふと思い出しJ・K・ガルブレイス氏が12年前に書いた「満足の文化」を読み直した。そこには、今日の姿が描かれ警鐘が鳴らされていた。同氏は資本主義が生まれた18世紀後半から現在までの経済学を「満足している上層階層」と「支配されている下層階層」の支配関係から分析。「各時代の主流となった経済学は満足している人々に都合の良いものだった」と総括している。
 その上で市場原理を重視し規制緩和を主張する「マネタリズム」こそ現状に満足している階層に適応した経済学であるとした。80年代の後半、レーガン大統領がこの経済理論にのっとって政策を進めて以来、上層階層はますます富み、下層階層が拡大し続ける、と結論づけたのである。
今から振り返れば、米国経済は活性化したが、同時に同氏の予言通り驚くほど格差が拡大した。そして、今回のハリケーン被害に見られるように貧困層という弱者が社会システム的に切り捨てられていることが照明されたのだ。10年前の阪神大震災の際、発砲はもちろん略奪行為も全くなく、ボランティアが駆けつけ柔軟に対応したことと好対照を成している。弱者切り捨てを経済成長のためにやむを得ない現象と見るのか、それともしなやかな柔軟性を失った脆さと見るのか実は大変な選択なのである。総選挙で真に問われているのはこの問題ではないだろうか。言い換えればほとんどの日本人が肯定している「小さな政府」の善しあしを根本から考えることである。》

 どうです。あなたは「満足している上層階層」ですか、それとも「支配されている下層階層」ですか。ひょっとすると「仮想上層階層」ではありませんか。「支配されている下層階層」だとしても誰に、どいうふうに、支配されているかよく見えないのですよね。支配するものも、これからお前たちを支配する、とあからさまには態度には出しませんからね。

 日本では昨年のような大災害が起こると被害をもろに受けるのは、高齢者と過疎の地域の人々が圧倒的に多いのです。


綿の花

2005年09月07日 07時32分12秒 | 教育 
綿の花二題
蕾の小さい時はとげとげの火炎のような形のがくに包まれています
花の咲きはじめはピンクです
開ききるときれいな白です
やがて花が終わると下の写真のような砲弾型(5㎝×7㎝ぐらい)の実になります
この実がはじけて中から真っ白な綿の繊維がでてきます
これを紡いで 染め 織ります




0・43%「つくる会」教科書

2005年09月06日 08時33分03秒 | 教育 
 来年春から中学校で使われる教科書の採択が終わった。
 「新しい歴史教科書つくる会」(会長、八木秀次・高崎経済大助教授、副会長、藤岡信勝・拓殖大教授)のメンバーが執筆し、扶桑社が発行する教科書は、歴史約0・43%、公民約0・21%となる見通しであると、2日、「新しい歴史教科書をつくる会」は文部科学省での記者会見で明らかにした。
 0・5%に満たない採択率に終わったということは、まだ日本の地方教育委員会や現場の教師に健全な良識があるということでいいとは思う。
 それだけに採択した0・43%の自治体の不見識は際だつ。
 「新しい歴史教科書つくる会」は、自民党との結びつきを強め、「政治との接近」を武器に採択率の大幅アップを目論んでいたようである。政党や政治権力にすり寄り採択を増やそうという乞食根性。10%が目標であったという。
 町村信孝外相は参院決算委員会で、中山成彬文科相は衆院文部科学委員会でそれぞれこの教科書を称賛するというようなことがあった。
 扶桑社は「4年後も継続する。今回の採択結果を分析し、今後に生かしたい」と担当者は話した。
 教科書を選ぶ最終権限は市町村教育委員会にある。だが、自治体の多くは、教委に諮る前に各学校や教員らで構成する「調査委員会」などで候補の教科書を絞り込んだり、教員らに投票させるしくみを設けてきた。これに対し、文科省は、前回の採択前後から手続きの見直しを指導しはじめた。「新しい歴史教科書つくる会」側の働きかけによると言われている。これは危険である。教科書を選ぶのは、現場の教師と生徒の保護者や地域の人々である。行政の圧力によって左右されるような採択であってはならない。
 八木秀次、藤岡信勝、中山成彬、町村信孝などそろって韓国、中国などアジアの人々に呼びかけ、公開討論会をやったらどうか。彼らの言う「自由主義史観」なるものがまともな「歴史観」として通用するものかどうか。できるものならやってみろ。
 
 毎日新聞9月5日付、「教育の森」欄より、記者会見の内容、採択の手続きなどについて参考にさせていただきました。

芙蓉

2005年09月05日 08時29分23秒 | 教育 
芙蓉は夏の花
富士のことを芙蓉峰
芙蓉の顔(かんばせ)は美しい顔立ちのこと
「芙蓉の雪の精をとり、吉野の花の華をうばい・・・」は
旧制一高寮歌「ああ玉杯に花うけて」の一節
しばしば美しい白を表すために喩えられますが
ピンクもいいですね



  
     

権力に寄生するもの

2005年09月04日 08時15分21秒 | 教育 
 古館伊知郎というタレントが、テレビ朝日の「報道ステーション」という番組の司会をしている。
 8月31日、この番組で、各党幹部が出演した討論会があった。
郵政民営化問題で市田忠義(日本共産党)氏や、小林興起(日本新党)氏の、郵政民営化で喜ぶのは、アメリカや日本の金融資本だけという意味の発言に対し、古館伊知郎は「三百四十兆ものお金を外資に食われるような、そんな愚の骨頂のようなことを誰がやるのか、ちょっと安倍さん」と自民党の安倍晋三氏に無理矢理発言を求め、市田氏、小林氏の発言をさえぎった。市田氏が重ねて「アメリカの要求は事実」と指摘すると、「アメリカに食われるために郵政を民営化するなんて・・・そんなに国民の目は、だまされるほどバカじゃないんで」「まず民営化をやらなければいけないって考えがある」と最後は彼得意の絶叫調で叫んだ。まず、民営化ありき、の自民党の立場で司会をし、まともな討論とは言えないものとなった。
 その直後、アメリカ系の生命保険会社のCMが流れるというしかけであった。
 自民党政府の権力や、大資本に媚び、へつらい、しっぽをふって寄生虫として生きる彼の卑しさが、露呈した。
 とても報道に携わるものの姿勢ではない。テレビ朝日もこんなものを飼っておくことは、報道機関としての自殺行為である。




なんぼのもんじゃ英語

2005年09月01日 21時40分10秒 | 教育 
 《英語はあくまで、情報伝達における最優位の道具であるにすぎない。ウェブや科学論文でどれだけ英語が幅をきかせていようが、英語文化が世界のあらゆる人々の心のありようまで規定できるわけではない。そこにしばしば、米英の夜郎自大的勘違いが生じる。欧州大陸を歩いても、英語の存在感はまったく希薄である。都市の一部を除けば、フランスやイタリア、スペインなどでは英語はほとんど通じない。英語を抜きにした豊かな歴史と文化と生活があり、米英人はここでは肩身が狭い。世界が米英中心に回っているとは、欧州大陸の市民たちは毛ほども思っていないことだろう。イラク戦争を主導した米英やオーストラリアが英語圏国で、かつ海洋国家だった事実は、単なる偶然とは思えない。優位言語が文化まで支配できる言語であるという思い込みと、外敵への過剰反応が、世界を見えなくしたのではないか。欧米とひとくくりにすることも、英語圏のフィルターだけで世界を理解しようとすることも間違いのもとだ。》
※ 夜郎自大《「史記」西南夷伝にみえる話で、昔、夜郎が漢の強大さを知らずに自分の勢力を誇ったところから》自分の力量を知らずにいばること。また、そのさま。



これは、9月1日付毎日新聞2面「発信箱」という小さなコラム、毎日新聞欧州総局小松浩記者が書いている文の一部。

英語を話すことがどうしても必要だということを旅行するたび思いこんで、ずいぶんとムダな苦労をしてきた。が、いまほど日本人が世界中でバカにされている時代はないな、と感じるこのごろ、もうやめることにする。日本の文化、日本語を大事にすることを生き甲斐にして生きたい。

アメリカを宗主国とする小泉内閣、文化も経済も政治も外交も植民地的価値観で貫き通すというのが小泉流「改革」というものだろう。これには言語が大きく関わりを持つと思う。アメリカ的、イギリス的発想で日本を支配させてはいけない。