伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

原田マハに凝って

2018年07月29日 | 読書
 活動日誌の印刷仕上がりの計算ミスで、発行日とした日に折り込むことができず、やっと新聞販売店に届けることができた。明日か、明後日の新聞に折り込むことができる。  このところ遠野まんじゅうに縁があり、今日も芝崎菓子店を訪ね、まんじゅうを購入し、夕方には庭のサツキの剪定をした。サツキの花芽は7月頃には月始めるとかで、いつも12月頃に剪定するものだから、花芽もだいぶ落としてしまい、寂しい花付きになって . . . 本文を読む

たゆたえども沈まず(原田マハ著)

2018年05月07日 | 読書
  本屋さんの戸棚で見つけたゴッホの絵が表紙を飾る本。気になって手にとった。  「たゆたえども沈ます」(原田マハ著、幻冬舎刊)とある。  帯には「画家・ゴッホを世界に認めさせるために――強くなってください」と書かれている。ゴッホについて扱ったストーリーらしい。さわりを斜め読みした。日本人のゴッホ研究家が、パリに近いオーヴェールのゴッホの下宿先を訪ね、オランダから来たゴッホと同じ「フィンセント」 . . . 本文を読む

ミニミニリレー講演会を聞いてわが意を得たり

2018年02月21日 | 読書
 いわきフォーラム’90が主催するミニミニリレー講演会という取り組みがあります。これまで2回、視察で学んだことや市議会の論戦を話したことがありますが、実は先だっても話すよう依頼されていました。  ところが、予定表には、正しい日時から24時間後に記載していたため、会場に行くことができなかった。準備はおおむね済んでいたのですが、肝心の日程を誤っていたのです。  この日も何人かの方が集まっていたよう . . . 本文を読む

百年泥

2018年02月11日 | 読書
 今年の芥川賞を受賞した「百年泥」(石井遊佳著、新潮社刊)を読みました。  もともと、今回の直木賞が「銀河鉄道の父」(門井慶喜著、講談社刊)で宮沢賢治を扱った作品、芥川賞が今回読んだ作品と「おらおらでひとりいぐも」(若竹千佐子著、河出書房新社刊)で、当初興味は持ったのは、出身地の岩手つながりで「おらおらで・・」と「銀河鉄道・・」で、おまけにこの2作品は、受賞直後には書店に並んでいたために購入して . . . 本文を読む

新聞記者

2018年02月09日 | 読書
 新聞記者(望月衣塑子著、角川新書)を読みました。  しばらく前に読み終えていたのですが、どんな思いで彼女が新聞記者を続けているか、その思いが良く伝わってきました。  望月さんと言えば、官邸の記者会見で菅官房長官にズバズバ切り込んで、煙たがれるばかりか、ついには指名もなかなかしてもらえなくなった記者として知っている人も多いと思う。  新聞記者の仕事は、発表されたものを書くだけでなく、しっ . . . 本文を読む

銀河鉄道の父

2018年01月24日 | 読書
 「宮沢賢治はダメ息子だった!」。本に巻かれた帯のキャッチコピーが目を引きました。  宮沢賢治岩は手県稗貫郡(ひえぬきぐん)花巻町(現、岩手県花巻市)出身です。同じ岩手県出身者に岩手郡渋民村出身の石川啄木がいます。賢治が「ダメ息子」なら、この啄木もどちらかと言えば「ダメ男」だった記憶があります。借金をしまくって返さなかったり、家族を抱えながら収入のある仕事をやめたり。とにかく短歌を生かそうともが . . . 本文を読む

おらおらでひとりいぐだ

2018年01月24日 | 読書
 2017年下半期の芥川賞は、石井遊佳さんの「百年泥」と若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」が選ばれた、大衆文学の直木賞は、門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」が選ばれました。ニュースを聞いていたら、若竹さんは岩手県遠野町出身で、訛を取り入れた純文学、門井さんは銀河鉄道、すなわち宮沢賢治の父が題材です。  石川啄木の歌があります。 ふるさとの訛なつかし    停車場の人ごみの中に        . . . 本文を読む

初雪の日、「知ってはいけない」読み終えた

2017年12月27日 | 読書
 一昨日の夜から咽喉に痛みを感じていました。昨日の痛みがマックスでした。  あわててイソジンでうがいしたりなんだり、対症療法を試みていましたが、もしも・・もしも・・インフルエンザだったら出会ったみなさんに申し訳ありません。  そこで今日、お医者さんにかかってきました。  その前、風邪とは言え、犬は散歩を待ってくれません。そこで散歩に出かけました。  朝焼けがきれいに出現しました。   . . . 本文を読む

給与関連条例改正案に質疑しました / いわき市議会12月定例会

2017年12月23日 | 読書
 いわき市議会12月定例会では、議会最終日の21日、給与関連の議案が追加提案されましたが、提案を受け、質疑をしました。  以下に紹介します。 給与関連条例改正案に対する質疑 伊 藤  10番、日本共産党いわき市議団の伊藤浩之です。  議案第22号 いわき市職員の給与に関する条例及びいわき市の一般職の任期付き職員の採用等に関する条例の改正について、うかがいます。 条例改正案は、本市職員 . . . 本文を読む

ハロー

2017年12月10日 | 読書
 朝の空に浮かぶ雲が素敵でした。  綿菓子の糸を流したような雲。  空にカスレを残した筆跡のような空が連続して並ぶ景色もなかなか目を楽しませてくれました。  車のタイヤをスタットレスにはき替えて、ほんの少し車を洗って、あとは質問の構想を練りつつ原稿にして過ごした1日。ふとした瞬間に戸外に出ると、何と大きなハロー(日暈)が見えていました。  空には航空機。JAL機はハ . . . 本文を読む

太陽柱・サンピラーが見えた。朝の空には彩雲も。

2017年12月09日 | 読書
 昨日、雪が降らなくて良かった、と書いていましたが、実際には雪が降ったところがあったようです。  朝、愛犬の散歩に出かけると、田人方面の山が白く雪をかぶっていました。  自宅付近から見ると、深山田から入遠野にかけての山並みも雪の装いでした。  高いところは雨ではなく、雪だったのですね。  朝の空には彩雲がきれいに見えていました。  散髪を済ませ、かかりつけ . . . 本文を読む

白鳥とカワラヒワ / いきもの録

2017年12月09日 | 読書
 今日も寒い朝でした。  ま、冬だから当たり前ですけれど。  きょうから3日間は議会は休会。週明け月曜日から本会議を再開し、一般質問を行われます。  いつものように朝の愛犬の散歩をして、遠野、田人、勿来とめぐって平の市役所に出かけました。  出がけにはハロー(日暈)が出現。遠野高校の上に半円を描いていました。  沼部、鮫川には白鳥が来ていました。  鳥インフルエンザの影響で . . . 本文を読む

Black Box(ブラックボックス)

2017年11月11日 | 読書
 官邸に深く食い込んでいたジャーナリストが、意識を失った女性をレイプした。被害を受けた女性が実名告発をしたそのことに驚きを覚えたものですが、その告発をした伊藤詩織さんが上梓したのがBlack Box(ブラックボックス=文芸春秋刊)です。  事件は、ジャーナリストの山口敬之氏が、ジャーナリストをめざす伊藤詩織さんを相談の名目で食事に誘い出した意識を失わせた上で自分が宿泊しているホテルに連れ込み . . . 本文を読む

ジョウビタキ / いきもの録

2017年11月02日 | 読書
 朝の散歩に出かけると、紅葉が目につきます。  葉っぱの色づきが良くなってきましたね。  ジョウビタキが今やあちこちで見られるようになりました。  藪の中では「チッ、チッ」という地鳴きが聞こえてきます。アオジなのだろうと思いますが、もしかしてホオジロかもしれません。  このホオジロは梢のてっぺんで高鳴きをしていました。  そのホオジロを蹴散らして飛んで行った2羽の小鳥。 . . . 本文を読む

2017年11月01日 | 読書
 今日の空です。  朝、日の出前。愛犬の散歩に出かけました。  少ししたら、彩雲が見えました。  刻々と形を変える空。日の出の後は、空を広く雲が覆いました。  鉄塔の背後の雲の様子が良い。  お日様から川が流れだしたようです。  羽ペン。  夕方の空。空一面を雲が覆っていましたが、西のはずれの方では雲が切れているよう。美しい夕焼けが広がりました。 . . . 本文を読む