伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

子どもの素直な意見が耳に痛い交通安全大会

2015年11月17日 | イベント
 議会運営委員会が開かれた今日。プライバシー保護の観点から個人情報を記述しない損害賠償議案を提出することに関して、議会として了承することに同意した後、前回から懸案になっていた本会議場への傍聴者の携帯電話・スマホの取り扱いに関して意見交換が行われました。

 市議会9月定例会の最終日、大雨に関する災害情報で携帯電話がなってしまい、委員の1人から議事の妨げになるとの観点から電源を切る等の対応を求める意見が出され、検討課題になっていたのでした。

 この日の各委員の意見は、電源を切る等の対応ではなく、当面は電源を切るかマナーモードにする現在の対応で推移を見ることで合意しました。

 議長は、災害情報に関して議場の議員には伝わらないことから、本会議の中で伝える方策があるかを市執行部と協議したいと発言しました。それは確かに必要なことです。議会をやっているから、何もわからない、災害に対応できないではすみませんものね。

 そんなことで議会運営委員会を終えて、午後、市文化センターで開かれたいわき市交通安全市民大会に出席しました。

交通安全に関して功績があった市民や団体を表彰すると同時に、小中学生を対象にした作文とポスターのコンクールで入選した児童や生徒を表彰します。

この児童や生徒の意見が耳に痛い。昨年もそうでしたが、今年も大人として襟を正さなければならないと思い知らされました。

本来は進入禁止の時間帯なのに、通学路を走り抜ける車に出会った経験から、「1日の始まりの朝から、大人が交通のルールを守らないなんておかしい」と指摘して、ルールを守り「安全な『みんなの道路』」とすることを呼びかけたのが、小学校低学年の部で金賞を受賞した鹿島小学校3年の男子児童。



「車を運転する大人がルールを守って運転し、自分と周りの人を守り、無事に帰る事は、自分の家族と社会に対する責任なのだと思います」と、「 事故に対して、もっと、もっと、臆病になりませんか」 と呼びかけた小学校高学年の部の中央台東小学校6年の女子児童。

事故にあった体験から、どんなに注意を払っても事故の可能性は残ると考え、車の安全技術と交通環境の改善を図りながら、「環境と人々の意識の高さ、これらのバランスを上手く取り合うことが交通事故を減らすことにつながる」と呼びかけた草野中学校3年の男子生徒。

ポスターコンクールの受賞者も「事故の怖さを認識して欲しいと思って製作した」などと、交通安全への願いをh発表していましたが、どれも耳に痛い話しです。


小学校高学年の部の児童の作品

子ども達の指摘を胸に刻んで、交通安全に心がけなくては。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿