伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

初雪/雲の横顔/旗開き

2016年01月14日 | 日記
 初雪になりましたね。

 夕方、議会改革特別委員会委員長として建設業関係の新年会にご案内をいただいていたため出席し、会場を辞して外に出た平では小雨が降っていました。

 車を走らせ遠野町の自宅に向かうと常磐と遠野の堺目・瀬峰を過ぎた辺から、落ちてくる雨が、落ちるというより、車がおこす風で舞っているように見えました。

 午後8時頃、遠野町のコンビニに立ち寄って買い物を済ませ、外に出ると明らかに雪でした。黒っぽいスーツの袖に雪の粒が転がっていました。下の写真で黒い部分に白く見えるのは、ホコリではなく、空から落ちてくる雪の粒です。



 この写真を見るためにカメラのSDカードを取り出したついでに、昨日撮影した写真のフォルダをのぞきました。すっかり忘れていましたが、おもしろい写真があったことを思い出しました。

 議会棟控室から夕方の空を見ると雲が夕陽にそまっていました。この雲のオレンジ色に染まった部分と灰色の雲の対比を見ると、長髪を風にたなびかせている人の横顔に見えます。ちょっとワイルドな感じです。自然が作り出すユニークな芸術です。



 空の横顔の斜め上空には上弦の月が見えていました。アップで撮影した画像では、あっ、クレーターも見えますね。今度はクレーター狙いで写真を撮ってみたいな。



 さて、今日は年金者組合いわき支部の旗開きがいわき教育会館で行われ、日本共産党いわき地区委員会を代表してお祝いをしてきました。その中身は次のようなものでした。



祝  辞


 2016年の旗開き、おめでとうございます。

 昨年2015年は、戦後70周年という記念すべき年でしたが、安倍自公内閣によって歴史の歯車を逆転させた年になってしまったように思います。

 一昨年の12月には秘密保護法の成立強行をしたのをはじめ、昨年9月には戦争法案の採決を、圧倒的な採決するなという声を踏みにじって強行してしまいました。安倍自公政権は、戦争をできる国に向けてまっしぐらにすすもうとしています。

 安倍自公政権の暴走、暴走どころか国民の声を無視する独裁政治の復活という歴史の歯車の逆転。これが戦後70周年を特徴づけてしまったことは、非常に残念なことだと思います。

 しかし一方、昨年は、国民の新しいたたかいが、これまでにない広がりを持って立ち上がった歴史的な年にもなりました。

 シールズをはじめとした若者たちが、戦争法案反対に立ち上がり、憲法に対する意見が異なる憲法学者をはじめ多くの知識人も含め、採決するなの一点で広範に団結したたたかいが広がりました。

 そしてこうしたたたかいのスローガンは、戦争法案反対で野党は頑張れから、戦争法廃止のために野党は団結しろに大きな変化を遂げ、いま日本の政治を突き動かそうとしています。

 私たち日本共産党は、こうした声を受けながら、戦争法廃止の一転で一致する国民、団体、政党が広範に団結し、また一致する野党が大同団結して、戦争法廃止の国民連合政権を作ることを呼びかけました。

 これには改憲論者で、自民党のブレーンでもあった小林節慶応大学名誉教授も、この提起に「わが意を得たり」と大いに賛同するなど、多くの心ある方からの共感をいただいています。

 私たち日本共産党は、今年2016年を、みなさんと一緒に運動をすすめながら、安倍自公政権を打倒する、そういう年とするように全力でたたかっていきたいと思います。

 さて、勝利の展望はあるのか、ということです。

 昨年、被災3県で県議会議員選挙が行われ、みなさんに大いに支援をいただきました。ありがとうございます。

 これらの選挙では、宮城県で日本共産党が4議席から8議席に躍進しました。そしてこの福島でも自民党が改選議席を減らし、公明党も立候補者の合計得票を大きく減らす中で、日本共産党は得票を伸ばし、いわき市では2人の県議を守り抜き、全県でも5人の県議団を引き続き継続させていただきました。

 ここには、安倍自公政権の政治への怒りが示されていると思います。この有権者のみなさんの怒りをしっかり政治に届ければ、政治も変えていくことは可能だと思います。

 今年は7月に参議院選挙があります。この選挙で、みなさんといっしょに、安保法制廃止、自公政権は許さないというきっぱりとした審判を下していきたいと思います。

 そして、9月にはいわき市議選がありますが、国の悪政のもとできびしい市民生活を支える市政の実現を求めていくことが大切な課題になってくると思います。

 こうした一連のたたかいに必ず勝利するために、私たち日本共産党は全力をつくします。2016年が終わる今年の暮れには、いい年だったなぁーと振り返ることができる年になりますよう心から祈念をしまして、お祝いにさせていただきます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿