伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ルリビタキがいた。自宅にジョウビタキが来た。

2020年02月10日 | 
ウグイスのような鳥は、まず最初にサツキの葉っぱの中に飛び込んだ。
もう見ることがないだろうと近づくと、サツキの灌木から地上に降りて何かを一生懸命ついばんでいた。
よく見るとウグイスとは違う。胸の脇が黄色。この確認時点で、ウグイスではないと理解した。



では何鳥。

羽と羽の間から伸びる尾羽が青い。
ルリビタキのメスだ。
オスはまだ見たことがないが、メスは2度目なので、図鑑を見なくても分かる。




エサを必死についばんでいる。



面白いのは、ついばむために身をかがめる時、羽をバタバタと素早く鋭く開いて閉じるのだ。かがむ速度を加速させるかのようだ。

文章ではその場面が伝わり肉。ああ、こういう時に動画で録画すればいいのか。

フロントページに使った下向きかげんの顔。小鳥のこの仕草。とてもかわいらしいと思う。


散歩の先でカラスが飛んだ。
ハシボソガラスだ。



足元に枝をつかんでいる。電線の上で、その枝についた実をつつくのだ。
ご馳走を見つけたらしい。
散歩の途上だし、このカラスにどんどん近づいていく。
カラスは離れようか、それともとどまろうか悩むようだ。
実をつついでは、飛び立つ仕草をし、また実をつつく。
よほどこのご馳走が気に入ったのだろう。
そのうちに実が枝から離れた。



私は通りすぎだ。
安心したカラスは、その場で実をつつきだした。
ご心配をかけました。

ヤブの脇ではベニマシコのメスが食事中。



なぜかオスは見かけない。


自宅周囲では、立木がなくなった関係か見かける野鳥の種類が減った。
以前は、冬に必ずやってきたジョウビタキも今年は見ない。
ジョウビタキは縄張り意識が強く、車のドアミラーに映った自分の姿に攻撃をしかけ、追い出そうとする。
ところが映っているのは自分だ。何度攻撃しても、逃げ出しはしない。
いつまでも攻撃を仕掛けるのだが、大変なのは車の方。
気が付いてみると鳥のフンがべったりついている。
体重を落とし身軽にするために脱糞するのだろうか。
毎日車がフンだらけ、そんなシーズンもあった。

今年、やっと庭に来てくれた。









わずか5m程のところで、全身をさらして写真を撮っているのだが、遠くに逃げもせず、ポーズをとってくれる。
ジョウビタキの特徴は、この人懐こさだ。

そこらを移動しながら、しきりに愛嬌を振りまいてくれる。



正面から見つめるこの姿にメロメロだ。



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