伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

選挙に勝って自公の暴走政治の歯止めを・日本共産党演説会

2015年06月07日 | 日本共産党
 福島市の文化センターで日本共産党演説会が開かれ、日本共産党中央委員会副委員長・政策委員長の小池晃参議院議員が講演し、県内で今年行われる地方選挙や県議会議員選挙で日本共産党議員を当選させ、安倍自公政権の暴走政治にブレーキをかけようと訴えました。政治ジョーク満載の演説はとても楽しい聞くことができました。今年行われる県議選、市議選、町議選の候補者も紹介されました。

 午前10時、いわき市を出発。途中、雪の残る安達太良山を横目にみながら福島市へ向かいました。福島市内に入ると右翼の街宣車も数台。何事かを話していましたが、まあ人騒がせなことです。



 演説会がはじまり、日本共産党福島県委員会委員長のあいさつなどが続いた後、小池副委員長が舞台に上がりました。戦争(安保)法案で「日本人が殺されるだけでなく、他国の人の命を奪う国に指定はいけない」として、「切れ目なく、歯止めなく、いつでも、どんな戦争でも出て行く」のが戦争法案の本質で、憲法を変える手続きなくそんな国に変えようとしているために、保守の人々も含め反対の声が広がっていると指摘しました。



 同時に改憲が「憲法と現実が乖離している」との理由でたくらまれていることに対し、「憲法と現実が乖離したのは、歴代の政府が憲法どおりの政治をやってこなかったからだ。憲法どおりの政治を実現すべきではないでしょうか」と批判し、安倍政治は「ブレーキが壊れてアクセルだけ。右向きにしか走らない。後ろ向きにしか走りません」として、「戦争法案の審議がすすむ中で反対世論が大きくなってきた。だから自公は焦っている。このあせりに答えてあげましょう」と訴えていました。

 また社会保障の削減と消費税、アベノミクス、原発、辺野古への米軍基地移転、TPPなど、自公の政治が国民の利益に反することを訴えながら、いずれの政治を変える願いは、日本共産党を大きくすること示すことができるとして、日本共産党への支持を訴えました。



 いちいち納得のいくユニークな語り口に心惹かれるものがありました。この訴えに応える年にすることが必要ですよね。

 帰りのバス車中で、市会議員としてあいさつを、と求められました。
 演説会でのお話をなぞってもと思ったので、たまたま同席した人が持っていた東京新聞の社説がなるほどの中身だったので、紹介してあいさつに変えました。

 どんな内容かというと、こんな中身です。

 原発と二つの安保(東京新聞6月7日付け社説からの一部引用)

 原発と安全保障の問題を考えてみましょう。その前にクイズを一つ。世界で一番危険な原発はどこでしょう。

 答えはイランです。理由は、いつ空爆されるか分からないからです。荒唐無稽な話ではありません。イスラエルは一九八一年、イラクにあった完成間近の原発を空爆したことがあります。

 一方、イスラエルの原発は昨年、パレスチナからロケット弾攻撃を受けました。原発は狙われやすいのです。――引用終わり

 戦争をする国になれば、様々な勢力に、軍事的に、またテロに、狙われる日本になりかねません。その際の標的の一つが原発です。福島原発の事故で分かるように、原子炉に閉じ込められている放射能が外部に漏れれば、たいへん大きな被害を、広範な地域に与えることになります。

 戦争法案を廃案にすることは、原発への攻撃の口実を与えないことですし、原発をなくすことは原発へのテロのリスクをなくし、国民と日本の安全を守ることに結びつくということになります。

 その実現のためにも演説会で訴えられた選挙での勝利が大切なんだとあらためて思いました。
 


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