伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

十五夜

2021年09月22日 | 
 中秋の名月を迎えるにあたって、それなりに準備。ハギとススキ、クリの枝を用意して、花瓶にさし、団子と果物をお盆にのせ、ついでにウサギの置物もおいて、お供え物とした。



 そして、この日は、お月見泥棒の日。中秋の名月のお供えは、子ども達が盗んでも構わないという風習だ。支所から3ヶ月毎に配布される行事一覧に、記載が無かったので、盗まれる用のお菓子の準備をしていなかったが、夕方、午後5時前、子ども達がまとまって自宅前を通り過ぎた。どうも、子ども達は、風習をしっかり受け継いで、自主的に行動しているようだ。若干の菓子を用意しておいたら、暗くなってから、1組の子どもが、持っていったようだ。来年からは、きちんと用意しておこう。

 さて、準備は万端整ったが、肝心の月が昇ってこない。日が暮れて待つこと3時間ほどだろうか、自宅東側の木立の上に、やっと月が昇ってきた。まん丸の月、空にはほぼ雲はない。





 月の写真撮影には、ウサギと団子の置物に登場してもらった。

 南側には木星も明るく輝いていた(写真右側)。



 何日か前に、月が木星や土星と最接近した日があったようだ。位置は離れたが、明るく空を照らす十五夜の月に負けず、煌々と輝いていた。土星は、おそらく、南側の杉の大木の陰に輝いているだろう。

 置物を前景に撮っていると、置物が画面ににじんで、何となく幻想的な写真になった。



 もっとも雰囲気が良いのが、最初の写真だ。

 月が見えて1時間後、空に白い雲が流れた。ひつじ雲(高積雲)のようだ。不規則な形のタイルが、空をびっしり覆っているように見える。

 雲の薄い場所では、月の周りを薄い青と赤の光が囲む。光環だ。





 こちらには布製の中秋の名月の置物に登場してもらった。



 空を覆った雲も、午後11時頃に空を見上げると、全て流れ去って、再び暗い空を月が煌々と照らし出していた。

 絶好の、中秋の名月の夜となったようだ。


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