たまたま戸外に出るとハロが見えた。そのハロを東から西に飛行機雲が横切る。まるでキューピットの矢だ。
高い空を飛んでいったこの飛行機は、たぶん韓国や東南アジア、あるいは中国を目指して飛んでいく便だろう。
飛行機雲は高い空を飛ぶ航空機が残していく。たぶん高い空ほど温度が低いことが原因だろう。
調べると、飛行機雲のでき方には2通りある。
1つは、エンジンの排気に含まれる水蒸気が急激に冷やされて氷の粒となり雲となる例だ。たぶん温度が比較的高く、空気中の飽和水蒸気が少なければ雲にならないのだろうが、温度が低いと飽和水蒸気量が少なくなるため、大気に溶け込めず雲となってしまうのだろう。
もう1つは、翼が作る渦の関係だという。
たぶん渦は、翼の断面が原因だと思う。翼の断面は、上部が丸くなり、下部は直線になる。丸い上部に流れる空気は遅くなり、下部の流れは早くなる。この結果、翼の上部と下部に気圧差が生じて温度が下がり、それまで飽和していた水蒸気が水滴になって氷となり雲ができるのだという。
勘違いしていた。
2つ目だけが、飛行機雲ができる理由と認識していたのだ。
ところが写真を撮ると、エンジンの数と同じ数の飛行機雲が伸びる。
行き先と所属は分からない。エンジンカバーが赤く塗装された飛行機で、エンジンは2基。飛行機雲も2本伸びている。
3本の飛行機雲が伸びる機体。貨物航空会社のウエスタン・グローバル・エアーライン社のアンカレッジ発ソウル行きの便。マクドネルダグラス社のMD-11Fを使用している。同機は。翼の下にそれぞれ1基、垂直尾翼の根本に1基、合計3基のエンジンを持つため飛行機雲も3本となる。
4本の飛行機雲が伸びているのは、ナショナル・エアーライン社のアンカレッジ発、中国・廈門高崎(アモイコウキ)行きの便。4基のエンジンを持つボーイング社のB747機を使用しているため4本の飛行機雲となる。
こちらの4本の飛行機雲は、UPS社のアンカレッジ発の中国/深圳(しんせん)行き。ボーイング747を使用している。
こうしてみると、普段見ている飛行機雲は、ほとんどがエンジン排気の水蒸気由来のようだ。いずれも日本は経由するだけで、ここいらを通過する際は4万フィート、だいたい12kmの高空を通過していく。機体も小さくしか見えない。
一方、海外から成田に向かう便もよく上空を通過する。こちらは、20数分後の着陸に向けて、高度を2万フィート以下に落としている。機体も大きく見える。
ある日の夕方、立て続けに航空機がやってきた。
ソウルから成田に向かう大韓航空の貨物機。ボーイング747だ。
尾翼に「Z」の文字。Zの文字を掲げたロシアのウクライナ侵略が続く中、どこの機かと目を疑った。調べるとジップエアーという日本の会社。成田をハブ空港にしている国際線専門の格安航空会社の機のようで、ロシアとは関係がなさそうだ。機体はボーイング787。
以前に撮影したものだが、派手な塗装の航空機。アエロロジック社のライプツィヒ発成田行き。たぶんボーイング777。
エアーカナダもアエロ社ほどではないが、派手な部類かな。
トロント発成田行き。ボーイング787だが、お腹とエンジンカバー、垂直尾翼が濃紺で、垂直尾翼には赤いポプラの葉のマークだ。
成田には当然のことながら日本の航空会社も乗り入れる。たぶん貨物だ。JALの、たぶん東南アジア方面からの便。
ANAのフランクフルトからの便。ボーイング777。
成田にはだいたい国際線の便が向かうのだが、めずらしく国内線がやってきた。
ピーチの札幌発成田行き。エアバス社のA320*214の機体だ。ピーチはピンクに塗装されている思い込んでいたのだが、オレンジ色もあるんだ・・。
遠野上空に限らないが、たまに大型旅客機以外の航空機も見かけることがある。
小田がジェット機が飛んできた。だいたい、ここらの上空を通る航空機は、北東から南西(その逆も)、または北から南に飛行することが多い。北東から南西は海岸便の通過、北から南は北米あるいはヨーロッパ、東南アジア等からの成田着の便だ。
珍しく南東から北西に飛ぶ小型ジェット機があった。
新潟空港発で、たぶん周遊して新潟空港に向かっているのではないだろうか。セスナ社のジェット機のようだ。
小型プロペラ機もよく飛ぶ。多いのは航空大学校の練習機で仙台発の機だが、プライベートオーナーの機体も多い。
ジャプコンという会社のビーチクラフト機。
ヘリコプターもよく飛んでくる。これは入遠野で見かけた。
国交省の地方整備局が運用するベル社製の412EPだ。
上空を通る航空機。夕方の時間は夕焼け色に染まることがある。
彩雲になることもあるらしい。いつか必ず見てみたい。
高い空を飛んでいったこの飛行機は、たぶん韓国や東南アジア、あるいは中国を目指して飛んでいく便だろう。
飛行機雲は高い空を飛ぶ航空機が残していく。たぶん高い空ほど温度が低いことが原因だろう。
調べると、飛行機雲のでき方には2通りある。
1つは、エンジンの排気に含まれる水蒸気が急激に冷やされて氷の粒となり雲となる例だ。たぶん温度が比較的高く、空気中の飽和水蒸気が少なければ雲にならないのだろうが、温度が低いと飽和水蒸気量が少なくなるため、大気に溶け込めず雲となってしまうのだろう。
もう1つは、翼が作る渦の関係だという。
たぶん渦は、翼の断面が原因だと思う。翼の断面は、上部が丸くなり、下部は直線になる。丸い上部に流れる空気は遅くなり、下部の流れは早くなる。この結果、翼の上部と下部に気圧差が生じて温度が下がり、それまで飽和していた水蒸気が水滴になって氷となり雲ができるのだという。
勘違いしていた。
2つ目だけが、飛行機雲ができる理由と認識していたのだ。
ところが写真を撮ると、エンジンの数と同じ数の飛行機雲が伸びる。
行き先と所属は分からない。エンジンカバーが赤く塗装された飛行機で、エンジンは2基。飛行機雲も2本伸びている。
3本の飛行機雲が伸びる機体。貨物航空会社のウエスタン・グローバル・エアーライン社のアンカレッジ発ソウル行きの便。マクドネルダグラス社のMD-11Fを使用している。同機は。翼の下にそれぞれ1基、垂直尾翼の根本に1基、合計3基のエンジンを持つため飛行機雲も3本となる。
4本の飛行機雲が伸びているのは、ナショナル・エアーライン社のアンカレッジ発、中国・廈門高崎(アモイコウキ)行きの便。4基のエンジンを持つボーイング社のB747機を使用しているため4本の飛行機雲となる。
こちらの4本の飛行機雲は、UPS社のアンカレッジ発の中国/深圳(しんせん)行き。ボーイング747を使用している。
こうしてみると、普段見ている飛行機雲は、ほとんどがエンジン排気の水蒸気由来のようだ。いずれも日本は経由するだけで、ここいらを通過する際は4万フィート、だいたい12kmの高空を通過していく。機体も小さくしか見えない。
一方、海外から成田に向かう便もよく上空を通過する。こちらは、20数分後の着陸に向けて、高度を2万フィート以下に落としている。機体も大きく見える。
ある日の夕方、立て続けに航空機がやってきた。
ソウルから成田に向かう大韓航空の貨物機。ボーイング747だ。
尾翼に「Z」の文字。Zの文字を掲げたロシアのウクライナ侵略が続く中、どこの機かと目を疑った。調べるとジップエアーという日本の会社。成田をハブ空港にしている国際線専門の格安航空会社の機のようで、ロシアとは関係がなさそうだ。機体はボーイング787。
以前に撮影したものだが、派手な塗装の航空機。アエロロジック社のライプツィヒ発成田行き。たぶんボーイング777。
エアーカナダもアエロ社ほどではないが、派手な部類かな。
トロント発成田行き。ボーイング787だが、お腹とエンジンカバー、垂直尾翼が濃紺で、垂直尾翼には赤いポプラの葉のマークだ。
成田には当然のことながら日本の航空会社も乗り入れる。たぶん貨物だ。JALの、たぶん東南アジア方面からの便。
ANAのフランクフルトからの便。ボーイング777。
成田にはだいたい国際線の便が向かうのだが、めずらしく国内線がやってきた。
ピーチの札幌発成田行き。エアバス社のA320*214の機体だ。ピーチはピンクに塗装されている思い込んでいたのだが、オレンジ色もあるんだ・・。
遠野上空に限らないが、たまに大型旅客機以外の航空機も見かけることがある。
小田がジェット機が飛んできた。だいたい、ここらの上空を通る航空機は、北東から南西(その逆も)、または北から南に飛行することが多い。北東から南西は海岸便の通過、北から南は北米あるいはヨーロッパ、東南アジア等からの成田着の便だ。
珍しく南東から北西に飛ぶ小型ジェット機があった。
新潟空港発で、たぶん周遊して新潟空港に向かっているのではないだろうか。セスナ社のジェット機のようだ。
小型プロペラ機もよく飛ぶ。多いのは航空大学校の練習機で仙台発の機だが、プライベートオーナーの機体も多い。
ジャプコンという会社のビーチクラフト機。
ヘリコプターもよく飛んでくる。これは入遠野で見かけた。
国交省の地方整備局が運用するベル社製の412EPだ。
上空を通る航空機。夕方の時間は夕焼け色に染まることがある。
彩雲になることもあるらしい。いつか必ず見てみたい。
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