伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

ウグイスを見た

2022年02月07日 | 
 このジョウビタキはオス。メスも飛んできて近くの杭に止った。そちらは、残念ながら写真に撮れなかった。

 とふとみると、近くの茂みで小鳥が移動した。さえずりからするとエナガのようだったが、すぐに見えなくなった。

 よく見ていると、地面を覆うクマザサがゆらっと揺れる。また、少し離れたササが揺れる。ササ藪の中を小鳥が移動しているようだ。

 何だろう?

 揺れるササを追う。すると小鳥が見えた。短時間で移動する。コンパクトカメラを向けても、周辺の雑物にピントがきたりするため、まともに小鳥を追えない。ちなみにこの時に使っていたのは、キャノンの「Power Shot SX740HS」だ。

 ピントを待っているといつまでも写真を撮れない。この鳥が何かを後に調べるためにも画像は欲しい。
 そこでピントを待たずにシャッターを切った。

 その画像がこれ。





 薄緑色の背中、お尻の辺りは黄色っぽい。
 よく見ると翼の先っちょは黒っぽい。

 以上の特徴から、この鳥の正体に行き着いた。

 ウグイスだ。

 実は、ホーホケキョと鳴き出す前、つまり、繁殖期以外のウグイスの姿を見かけるのは、たぶんこれが初めて。「たぶん」というのは、意識外で見ていた可能性は捨てきれないからだ。

 ウグイスは用心深いという。
 梅が咲きそろう頃、そう3月末にもなればウグイスがさえずり出す。梅の枝では、緑色の鳥が花の蜜あるいは花粉を食べている。この鳥の色がウグイス色になったという。その鳥はメジロだ。さえずるウグイスは梅の木の近くの藪の中。用心深いので藪の中に潜んでいるのだ。

 用心深いウグイスは、冬の間、同じように藪の中に身を潜めながら、温かい季節を待っているのだろう。

 今まで、繁殖期を終えたウグイスはどこにいるのだろうと思っていた。今回、偶然にもその居場所を知った。
 これから、藪の中も気を付けて見ていたい。

 ツグミが道端にいた。



 5m程だろうか。その範囲外だと、よほど驚かすような動きをしない限り逃げないようだ。
 少し近づいた。

 あっ、飛び立った。


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