伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

明日は御用納め。議員だよりは新年号。

2019年12月26日 | 市議会
 今回の議員だよりは、例年、新年がそうであるように、新年にあたっての各議員の抱負を掲載した。

 編集も担当する私としては、新年号という特別の紙面なのでどんな構成にしようかという思いが先に立って、どんな抱負にするか、全く浮かばなかった。

 それはそれで仕方ないので、まずは構成のアイデアをつらつらと考え、23日に郡山市で開かれた市議会議員研修会の帰路に思い浮かんだ、凧の胴体を吹き出しに見立てて抱負を書き込むという紙面作りに向けて、必要な凧の吹き出しの素材の作成に取り組んだ。

 凧の吹き出しが出来たので、次は自分の抱負を執筆する番。それぞれの会派議員からは、すでに抱負を記した文章が寄せられていたので、それとは若干違う角度から抱負を書いて、議員だよりが完成した。与えられた字数は250字。少なくて大変な字数だが、何とかまとめることが出来た。

 以下、それぞれの議員の抱負を掲載します。



伊藤浩之
 悪夢です。質問を始めたら、何かがおかしい。トラブル続きで15分消費。残り25分。1問も質問していない。焦ります。
 悪夢は目覚めればおしまい。災害はそうはいきません。被災者が向き合う被災の現実と、支援する側が向き合う制度の壁。覚めれば終わる悪夢と違い、両者を苦しめ続けます。
 「桜を見る会」に政権与党枠を作って肥大させ、予算を超える税金を注ぎ込んでいた安倍政権。問題に口をつぐむ姿に、「被災者に寄り添いながら、先手先手で対応に万全を」の言葉がむなしく映る。
 そんな政治の終わりの始まりの年にしたいものです。


渡辺博之
 昨年末に赤井地区の酉(とり)小屋作りに参加しました。台風19号で湖になった田んぼでしたが、今は「五穀豊穣、家内安全、交通安全」と書かれた梵天旗がたなびいています。
 酉小屋作りでも、地域の人の結束が求められますが、災害などの非常事態では、それ以上に地域力、人間力が求められることを改めて実感しました。
 被災者の生活再建や地域の再生はこれからであり、また少子高齢化を伴う人口減少など、本市にはさまざまな課題がありますが、立場や政治的な信条の垣根を越えて、知恵と力を出しあっていきたいと考えます。


溝口民子
 令和元年10月の台風や豪雨は、長期の避難所生活を余儀なくさせるなど市民に大きな被害をもたらしました。心からお見舞い申し上げます。
 洪水対策のかかわりで、山梨県甲斐市の「信玄堤」を知りました。昨年11月17日の本紙に紹介しましたが、400年前に武田信玄は、河川の流水の力に対峙するのではなく、逆方向にあふれさせて流れに戻すという受け流しの発想で、水没から甲府盆地を守りました。
 発想の転換の必要性を強く感じたエピソードでした。
 歴史に学ぶことも、市民の福祉向上につながります。その姿勢でがんばります。


坂本康一
 昨年10月1日から、消費税が10%に引き上げられ、本市は水害に襲われました。
 増税以降の景気動向指数や実質消費支出など、あらゆる経済指標が悪化しています。今年のGDPも大きく落ち込むと予測されていますが、消費税を5%に減税し暮らしを応援することは、景気回復の貢献になるでしょう。
 減税を求める政党・団体・個人が、一致点で力を合わせ「世界の1%が残り99%より多くの富を所有する」という極度の格差を変えるべきではないでしょうか。
 私は、格差をただし、暮らし・家計応援第一の社会に向けて今年も全力を尽くします。


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2 コメント

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指摘ですみません (Unknown)
2019-12-27 08:42:05
あのう、いただいた議員だよりのことで・・・

ちょっと言いにくいのですが、
2020年新春版なのに、日付が2019.1.1となってます。

今からお配りする分だけでも、と思い、連絡した次第です。
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ご指摘ありがとうございます (伊藤浩之)
2019-12-27 12:33:40
ご指摘ありがとうございます。
本当ですね。1年古い日付になっていますね。
新年といいながら、頭の中は旧年のままにあることがばれてしまいました。

印刷済みで、
すでに配布に向けてばらけて動いているので、
訂正したものに差し替えることはちょっと無理。

新年第1弾で日付の訂正を入れます。

せめてブログの画像だけでも、
新年の日付に訂正したものに差し替えておきます。

重ねて、ご指摘ありがとうございます。

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