いまの時期の遠野和紙・楮保存会のいまの時期の活動は、月1、半日ずつ2日間かかる、楮畑の草刈りと芽かきの作業がほとんどだ。
昨日は大平、曲藤、諏訪、中野、川畑の5ヶ所(もっとも地域おこし協力隊が済ませた畑もあったので、実質3ヶ所)をめぐって作業し、今日は、深山田の2ヶ所に加え、下滝の中野の畑をめぐった。
9時に集合して作業を始める。とにかく暑い。汗がだらだらと流れ、やがて、作業服はぐっしょりと濡れる。喉が、あまりに汗をかくため、時々手を休め、ペットボトルの水分を補給する。もちろん、水などのカロリーのない飲み物だ。気がつくと、作業が終わるまでに3本、約1.5リットルを飲み干していた。
しかし、この程度の水分は摂った方が良さそうだ。作業が終わった後、一般的な疲労感はあるものの、頭がくがんがんがんがんするなど、熱中症らしき症状はない。いつぞや・・そうあれは八潮見城散策路の草刈りをしていた時だったが、やはり暑い日で、夢中で作業をしていたら、頭がどんよりと重くなって、一気にのしかかる疲労感を覚えたことがある。水分を摂りながら休憩すると、やがて落ち着いたが、たぶんあれが熱中症の入り口の症状だったのではないだろうか。暑い盛りの草刈り作業で、十分な水分を摂ることは大切なようだ。
昨日の草刈りは、中野の畑から始まる予定だった。
ところが定刻に集合すると、けっこう強めの雨が降り出した。写真は、今日の中野の畑の作業の様子だ。たしかに朝から曇りがちだったが、ここから車で5分程度の自宅を出るときには雨は降っていなかった。集まった面々も、同じようなことをいう。しかし、現に中野では強い雨が降っている。他の地区でも雨が降っているのだろうか。
お天気ニュースで、降雨レーダーの状況を見ると、ほぼ全域で雨が降っているようだ。しかも1時間毎の予報では、これからずっと雨が続くという予報だ。電話で確かめてみると、上遠野辺りでは雨は降っていないという。思い切って作業地を変更し、大平に車を走らせた。
雨は降っておらず、作業終了まで蒸し暑い曇り空のもとで作業を進めることになった。しかし、不思議なものだ。中野の畑は地域的には山田の隣の地区にある。海に続く平野部と山間部の境目くらいの地区となる。もしかしたら、海側の地域では、ずーと雨が降り、山間地は曇り空が続いたということだったのかもしれない。
写真を見てもらえば分かるように、畑の楮もだいぶ育ってきた。
葉っぱには、セミの抜け殻がしがみついている。アブラゼミはもちろん、ニイニイゼミ、写真の抜け殻はミンミンゼミかな。
畑では草刈りと平行しながら、脇芽を摘み取る作業も行われる。
葉っぱの葉柄(葉っぱの真ん中の太い芯の部分)の枝との分岐点から伸びている枝が脇芽(白くマークした部分)。これを残しておくと節ができ、後のしょしとりを難しくする。よい楮の皮を手に入れるためには、大切な作業だ。
育っていない細い芽なら、根元をつまんでくいっとおるように動かすと簡単に折ることができる。葉っぱの葉柄と混同しているので、大切なことは、見逃さないよう注意深く枝を観察することだ。
さて、刈られた草の上にチョウがいた。
何故か知らないが、モンキチョウのオスがメスにアプローチしているようだ。
どうしてこんなところで・・。
次回の作業は8月の末頃。
昨日は大平、曲藤、諏訪、中野、川畑の5ヶ所(もっとも地域おこし協力隊が済ませた畑もあったので、実質3ヶ所)をめぐって作業し、今日は、深山田の2ヶ所に加え、下滝の中野の畑をめぐった。
9時に集合して作業を始める。とにかく暑い。汗がだらだらと流れ、やがて、作業服はぐっしょりと濡れる。喉が、あまりに汗をかくため、時々手を休め、ペットボトルの水分を補給する。もちろん、水などのカロリーのない飲み物だ。気がつくと、作業が終わるまでに3本、約1.5リットルを飲み干していた。
しかし、この程度の水分は摂った方が良さそうだ。作業が終わった後、一般的な疲労感はあるものの、頭がくがんがんがんがんするなど、熱中症らしき症状はない。いつぞや・・そうあれは八潮見城散策路の草刈りをしていた時だったが、やはり暑い日で、夢中で作業をしていたら、頭がどんよりと重くなって、一気にのしかかる疲労感を覚えたことがある。水分を摂りながら休憩すると、やがて落ち着いたが、たぶんあれが熱中症の入り口の症状だったのではないだろうか。暑い盛りの草刈り作業で、十分な水分を摂ることは大切なようだ。
昨日の草刈りは、中野の畑から始まる予定だった。
ところが定刻に集合すると、けっこう強めの雨が降り出した。写真は、今日の中野の畑の作業の様子だ。たしかに朝から曇りがちだったが、ここから車で5分程度の自宅を出るときには雨は降っていなかった。集まった面々も、同じようなことをいう。しかし、現に中野では強い雨が降っている。他の地区でも雨が降っているのだろうか。
お天気ニュースで、降雨レーダーの状況を見ると、ほぼ全域で雨が降っているようだ。しかも1時間毎の予報では、これからずっと雨が続くという予報だ。電話で確かめてみると、上遠野辺りでは雨は降っていないという。思い切って作業地を変更し、大平に車を走らせた。
雨は降っておらず、作業終了まで蒸し暑い曇り空のもとで作業を進めることになった。しかし、不思議なものだ。中野の畑は地域的には山田の隣の地区にある。海に続く平野部と山間部の境目くらいの地区となる。もしかしたら、海側の地域では、ずーと雨が降り、山間地は曇り空が続いたということだったのかもしれない。
写真を見てもらえば分かるように、畑の楮もだいぶ育ってきた。
葉っぱには、セミの抜け殻がしがみついている。アブラゼミはもちろん、ニイニイゼミ、写真の抜け殻はミンミンゼミかな。
畑では草刈りと平行しながら、脇芽を摘み取る作業も行われる。
葉っぱの葉柄(葉っぱの真ん中の太い芯の部分)の枝との分岐点から伸びている枝が脇芽(白くマークした部分)。これを残しておくと節ができ、後のしょしとりを難しくする。よい楮の皮を手に入れるためには、大切な作業だ。
育っていない細い芽なら、根元をつまんでくいっとおるように動かすと簡単に折ることができる。葉っぱの葉柄と混同しているので、大切なことは、見逃さないよう注意深く枝を観察することだ。
さて、刈られた草の上にチョウがいた。
何故か知らないが、モンキチョウのオスがメスにアプローチしているようだ。
どうしてこんなところで・・。
次回の作業は8月の末頃。
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