伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

共通項をもって野党が統一したましこ個人演説会の心地よさ / 選挙区はましこ、比例は日本共産党へ

2016年07月05日 | 選挙
 心地よい個人演説会でした。

 参議院福島選挙区で野党が統一して支援する民進党のましこ輝彦候補がいわき市の結構式場「いわや」で個人演説会を開きました。会場には、用意されたイスを越える1,200人が入り、壇上に立つ弁士の話に耳を傾け拍手で応えていた。



 何で心地よかったのか。

 それは各弁士とも、今回の選挙が、思想信条や各党の思惑をこえて、安倍自公政権の暴走政治を許さないという一致点で力を合わせているということがすっきりと伝わる演説会だったからだと思います。

 民進党の枝野幸男衆議院議員は、政権側からの野党の選挙協力は野合だという批判に対して、「安倍さんがひどすぎるからみんなで変えようとなったということ」とすっきりと反論。そのとおりです。

 また、アベノミクスの成果を誇示する安倍政権が、政権下で実質賃金を5%下げていることなどには絶対にふれないとして、老後の保障を充実して安心してお金を使ってもらうことで、経済の循環を作ることが必要だと訴えました。

 東電のメルトダウン隠しにかかわる第三者委員会の報告が、官邸からの支持で炉心溶融(メルトダウン)と言わなかったとしたことについて、「私は官房長官として、3月13日の午前、3月14日の夜、2度にわたって炉心溶融の可能性があると認めていることがちゃんと残っているんですよ」と、調べもしないで一方的に決めつけたことに抗議。その通りだと思います。何せあの部分の報告は一方的な「推認」、それを一方的に公表するという非常識なものなのですから。

 ましこ候補自らも、「どこでも女性が多く出迎えてくれる。それは安倍政権に対する危機感のあらわれだ」として、今回の選挙が安倍政権の継続を許さない意義を持ったものであることを述べながら、安倍自公政権にとって、今回の選挙の「アキレス腱は沖縄と福島」だとして、基地問題の沖縄と原発事故被災地の福島が、安倍政権にとっても大きな意義を持つ選挙区だとして、「ならぬものはならぬ」で横一線とされる選挙情勢を切り開く支援を要請していました。



 増子さんは「県民統一候補だ」と民進党の金子恵美さん。確かに、自分は「原発の安全神話にどっぷりつかっていたことを申し訳ないと思っている」と口を開くたびに繰り返すましこさんは、そう呼ぶにふさわしい候補者だと思います。何としても選挙区からましこさんを国会に送り、野党の共同を広げるためにも日本共産党を比例代表選挙で躍進させたいものと思います。

 きょうの演説会は目論見違いがありました。いわき市での第一声の時と同じです。一聴衆のつもりでの参加でしたが、ひな壇の並びに名札がはられたイスが用意されていたのです。 共産党の演説会ではひな壇に並んで座るということは通常ないので、こんな席が用意されているとは夢にも思っていませんでした。

 演説会では、ましこ候補を支援する共産党、社民党、それぞれが必勝を訴えたわけですが、ひな壇に座るということならカジュアルな服装ではなく、スーツで行ったのに・・。

 演説会に先立つこと、勿来市民会館で納税組合の表彰式が行われ出席しました。

 さて朝の散歩は雨模様。

 アジサイは花が開くとたちまちガクをからし始めるのですね。まだきれいな部分を撮影してみました。









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