伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

侵入

2022年06月04日 | 
 このシーズン、冷たいときもあるが心地良い空気が流れる。部屋の空気を入れ替えたくて、窓や玄関を開け放する。その時やっかいなのがツバメだ。窓は防虫網があるから良いのだが、玄関は素通しだから、ツバメが入ってくる。

 支度の前を舞い飛ぶツバメは、まず、扉に止る。




 そこで、少しの間は過ごすのだが、次の瞬間、家屋の中に突入してくる。





 入ってくると、とりあえず、玄関をのぞきながら「こら、入っちゃだめ」と声をかける。
 ツバメは退出するのだが、またすぐに扉の上にやってくる。
 玄関を開けているうちは、侵入、そして追い出しのいたちごっこだ。

 それもしょうがない。ツバメの巣の安全が100%保たれている分けではないのだ。
 3ヶ所ツバメの巣の内、自宅西壁にある巣では、抱卵に入った後に何かに襲われ、卵が奪われていた。このツバメはあきらめず、すぐに巣を修復したので、とりあえずカラス避けのロープを設置した。今、2度目の抱卵に入っている。



 赤いテープがカラスよけだが、本来、ツバメが警戒するので抱卵前の設置はよろしくないようだ。今回は1度襲われたために設置したが、幸い、ツバメは2度目の繁殖に入ってくれたようだ。
 自宅正面には、2ヶ所の巣がある。玄関扉の横、そしてリビングの掃き出し窓のすぐ上のところだ。



 玄関扉の横は、昨年、設置した出っ張り作られた。同じく自宅正面のエアコンのパイプ上の巣がカラスに襲われ、2度繁殖に失敗したため、安全な所に誘導しようと設置したものだ。設置後、少しして卵が産み付けられ、無事に子ツバメが巣立っていった。

 リビングの掃き出し窓の上は、今年設置した出っ張りだ。本来、その脇にあったエアコンのパイプ上の巣を移設した。そこでは2度に渡り、カラスに襲われて繁殖に失敗した。その後、卵を再び産み、3羽ほどが巣立っていった。襲われやすい巣立ったので、その巣をカッターで切り取り、襲われにくそう場所に移設した巣だった。ツバメが渡ってきてすぐに、この巣に止った。受け入れられたようでホッとしたものだ。

 同じツバメかどうかは分からないが、最初に巣作りに入ったのは、玄関扉脇の巣だった。ところが、これがカラスに襲われた。卵の痕跡はないが、たぶん、卵の段階でカラスに捕食されてしまったのだろう。後には、壊された巣の壁が玄関先のタイルの上に残るだけだった。

 その後、リビング窓の上の巣が補修され、巣の敷き材をツバメが運ぶ姿が見られるようになった。このツバメが玄関から入ってくるツバメだ。とりあえず繁殖の準備に入ったようだ。
 ところが、この巣も最初はカラスに狙われた。調べると、カラス・・ハシブトガラスと思うが、ツバメの巣を見つけ、繁殖のシーズンになると、カラスの巣を巡回ながら様子を見て、ヒナ等が食べ頃になった頃を見計らって襲うという。見ていると、カラスが屋根から巣の様子をたびたびうかがっていたので、先の写真の屋根の角にあるように、カラスが止まれないよう柵を設置した。

 ところがその後、スズメが巣を襲う。ツバメが集めた敷き材の枯れ草などを強奪しに来ているようだ。




 巣材が引き出された。
 何度も追い払うと、巣材の強奪ではなく、そこらから拾ってくるようになったようだ。そして、驚いたことに、カラスを除けを作った屋根側の角に巣を作ろうとしているようだ。角から枯れ草がはみ出している。

 こんなところに巣をかけたら、ツバメと争いになりそうだ。
 さて、どうなることやら。

 この朝、飛行機を見て驚いたことがある。

 朝、愛犬の散歩をしていると頭上を飛行機が通り過ぎた。ゆっくり、ゆっくり飛んでいく。それから5分から10分だろうか、短く飛行機雲を引きずりながらはるか遠くに遠ざかっていった。うっすらと飛行機雲が見えていた。



 どこらを飛んでいるのだろう。スマホのアプリ・フライトレーダー24で確認してみた。宇都宮市辺りを飛行中だ。
 ここらから宇都宮辺りの空が見えていた。

 この飛行機は、アンカッレッジ発の大阪行き。宇都宮辺りの高度は、ほぼ11kmだ。この高度なら宇都宮辺りまで見えている。新発見だ。



 しょっちゅう見ている雲は、実は、宇都宮近辺に浮かぶ雲だった。そんなに遠くの空が見えていた。ビックリだ。



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