伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

子ども達に教えられる文化祭/ちまたに満ちる安倍政権への不信

2015年10月24日 | 文化
 今年の秋は選挙の秋、ということで、連日、県議選に関する報道が続きますが、芸術の秋、文化の秋でもあるわけで、今日は上遠野中学校の「紅葉祭」と入遠野小学校の学習発表会に招かれて、出席してきました。

 紅葉祭では、各学年の総合学習の時間での学習の発表がありました。



 1年生は、地域の歴史やいわき市の観光、東日本大震災の被害などについて、2年生は職場体験について、そして3年生は高校への体験入学について発表したのですが、おもしろく、また上手にまとめていました。

 驚いたのは土木会社での職場体験があったこと。危険が伴う場面も予想されるので、まさかこれはない、と思っていたのです。ありなんですね。建設機械の数々に驚き、そして将来への夢を広げていることが伝わってきました。

 3年生も来年の高校進学が待っているだけに、体験入学で高校で学ぶことに意欲を深めてきたことが、発表にあらわれていました。

 いつも感謝するのは、文化祭や学習発表会で地域の歴史等を教えていただけること。

 入遠野地区にある八坂神社の二本杉には悲恋にまつわる伝説があるとか。

 昔々、恋に落ちた京の都の王子様とお姫様が周囲に仲を引き裂かれそうになり、奥州をめざしてここにたどり着き、あの世で契りを結ぼうと死の世界に旅立ち、その妖精がスギに姿を変えたのだという。

 また上遠野地区の城跡・八潮見城に至る途上にあるのろし台と呼ばれる巨大な石は、火山が噴火した時に飛来した石なのだそうで、数々の知識を教えてくださったことに、ただただ感謝です。

 全部の演目を拝見することができなくて申し訳ないのですが、途中で辞して入遠野小学校の学習発表会へ。ちょうど3年生と4年生が合同で、合奏と合唱を披露している時でした。

 スポーツ選手になりたい、おいしいパンを作りたいからパン屋さんになりたい、子ども達が好きだから先生になりたい。将来の夢を発表しながら「はじめの一歩」という合唱を発表しました。歌詞で「僕らの夢をなくしちゃいけない きっといつかはかなうはずだよ」と夢を追う人々を応援すしています。歌に励まされ、その夢に向かって頑張って欲しいですね。

 また小学校最後の学習発表会となる6年生は「走れメロス」を披露。命をかけたメロス達の友情をしっかりと描き出されていて、爽やかな気分になりました。

 50数人の小規模校だからこその1年生から6年生までそろった全員合唱が最後のプログラムです。元気に歌う児童たちに心癒されましたが、日頃、学年を超えて、仲良く勉強、生活をしているのだろうなと感じました。



 さて午後はしんぶん赤旗を配達しながら、またビラの配布も行いました。

 出会った方は、「安倍はだめ」「自民党はだめ」と繰り返します。

 マイナンバーは何のためなのかと怒り、安保法案が戦争に自衛隊を送り込むものだということでまた怒り、という状況です。

 その怒りを是非、選挙で示していただきたいと思います。


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