伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

あいさつと昨日の原発なくせ集会

2013年03月24日 | 活動報告
 きょう東京都の江戸川区の日本共産党後援会のみなさんが、スパリゾート・ハワイアンズにいらっしゃったためごあいさつに。本人は10分程度のつもりだったですが、15分(あるいはそれ以上か)も話していたとか。長くてすみませんでした。帰り際、気がつくと桜のツボミがピンク色に膨らんでいます。間もなく開花するように見えます。いつ開花するのか。

 さて昨日、福島市のあづま総合体育館で開かれた「原発のない福島を!県民大集会」は、7,000人が集う文字通り大きな集会となりました。県民を中心に遠くは北海道、九州・沖縄からも参加者が駆けつけ、JA、漁協、森林組合、高校生平和大使など、県民の訴えに耳を傾け、福島の現状に理解を深めました。

 主催者と呼びかけ人のあいさつに続き、連帯のあいさつに立ったジャーナリストの鎌田慧さんは、「ごく当たり前の生活を奪った者は罪を感じなければならない。ところが感じていない。原発反対運動が破れて、建設を許してきたため原発ができた。そのため新たな運動を始めた。もう過ちは繰り返したくない」と、原発再稼働反対と原発ゼロを訴えました。

 県内から発言に立ったうち、高校生平和大使の高野桜さんは、今春、小高工業高校を卒業し、県内の大学に進学することになったといいます。高校生平和大使としてスイスのジュネーブやブラジルを訪問した体験を語り、原発事故を契機に母校から転校した友達も、同校を卒業したかったと話していることを紹介。ブラジルでも、スイスでも福島の現実が十分知られていなかったことを感じたとして、「原発事故は収束したと思われないよう、現実をしっかり伝えようと思っている」と話しました。また、JAふたば代表の篠木弘さんは、立入禁止をされたために「営農も、生活も奪われた」としながら、県内のほとんどの自治体が県内原発の廃炉を決議しているにもかかわらず、東電にその動きがないことを告発。これから続く長いたたかいを、手を結んで戦って行きたい」と決意を語っています。

 これだけの方が県内に集結したことは画期的なことです。こうした息吹を持ち帰って、地域の運動にも活かしていければ、今の政治を動かすこともできるでしょう。

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 さてその集会にはしんぶん赤旗を配達した後に出かけました。風が強いものの、良い天気の中、ミツマタが花をつけハチが来ていました。また、朝撮ったシュンランの写真は、おそらく今シーズンの最もベストの写真です。

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