伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

愛犬の雷避難は玄関

2021年05月02日 | 四季
 うちの愛犬、雷が鳴り出すと怯えてしまい、犬小屋から無理して脱出してしまう。先だっての夜、雷が鳴った時には、板を食い破って脱出口を確保。小屋から逃げ出してしまったことがある。

 雷がなると、まず、姉犬のノア(こちらが敏感に反応する)が大騒ぎをはじめ、これに乗じて弟犬のマメ太が騒ぎ出す。最近は、可愛そうなので、雷が落ち着くまで玄関に避難をさせることにしている。

 外飼いなので、基本的に家の中に入れたことはない。ノアはもらってきた当初、玄関で夜を過ごしていたが、これは例外。マメは猜疑心が強いこともあり、また、家の中に入ったことがないので、玄関に入ることもおそるおそるなのだ。しかし、この時には、2頭いっしょに玄関に入ってくる。

 これまでの育った環境からなのか、玄関の土間床から板床に上がってくることはまずない。興奮すると思わず上がってくるが、「だめ」と制止すると、土間床に止まり、ここでおとなしく休んで居てくれる。その意味ではとてもお利口さん。夜に玄関に入れて朝まで、おとなしくしていてくれるのだから驚きだ。

 苦手なのは雷ばかりではないようだ。昨日の宮城沖地震でも騒いでいた。短い時間で終わる地震は、反応するいとまもない。しかし、昨日の地震は、緊急速報が一瞬鳴って、揺れ出してからしばらく揺れていた。体感的には震度3程度だったが、いわきでは震度4が記録されている。遠野には地震計はなく、他の地域の震度がいわき市内の記録になる。おそらく、地質構造の違いが揺れ方の違いとなっているのだろう。宮城沖の場合、概して遠野での揺れは市内の他地域より小さくでる傾向があると感じている。それはともかく、この宮城沖地震には反応して、ワンワン騒いだのだ。もちろん、地震が収まると、犬の騒ぎも収まったのだが。

 今日の雷も、その始まりは犬が騒ぎ始めて気がついた。犬が騒いだので、たしなめに戸外に出てみると、西の空から小さくドロドロドロと音が聞こえてきた。この音に反応したのかと思いながら、戸外で排尿をさせ、玄関に入れた。ブルーシートの上に古着を敷き、その上で休ませた。

 今日も、雷に見舞われたが、昨日の雨が上がった朝は爽やかだった。

 愛犬の散歩の出がけ、空の多くは灰色の雲に覆われていた。東の空が一部切れ、日射しが射したり、西の空には青空も見えた。





 雨降りそうかなという不安も持ちながら出かけたが、歩を進める毎に雲の切れ間が広がってきた。
 散歩の折り返し点が近づいた当たりでは、だいぶ明るい空も見えるようになり、



雲の切れ間から日射しが射した瞬間、折り重なる地上の緑が浮き立った。



 折り返し点のため池の水面には、林の緑と空の雲、青空が映り込んだ。



 ここには、キンブナとコイ、ウシガエルも生息している。今の季節、良くウシガエルのオタマジャクシが浮上して大きな波紋を広げるが、今日は水中でおとなしくしていたようだ。アメンボの広げる緩やかな波紋しか見えず、水面は穏やかなものだった。

 さて、昼からの雷も去り、雨も上がった。この雷をもたらした不安定な大気は、入遠野では雹ももたらしたという。直径5mm程の雹がばらばらと落ちてきたのだとか。被害はなかったのだろうか。



 雨上がり、山を覆っていた雲が晴れ、切れ切れの雲が中腹の所々に見えていた。下層に現われる層雲の切れ端といったところだ。



 それにしても、ゴールデンウィークの天気は予報通り不純だ。せっかくの休みなのに。夕方の空、雲の切れ間に太陽が沈んでいった。



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