伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

本当にあっという間。衆院選明日公示

2021年10月18日 | 政治
 昨日の夜、スマートフォンの電池が切れていた。充電器につないだが、全く充電しない。ランプさえ付かないのだ。
 電池の持ちが悪くなっていたし、アプリやシステムの動きにも、時々、異常が生じていた。寿命だな、そろそろ交換しなくちゃとは思っていたが、ずるずると機能を迎えた。その結果がこの始末だ。

 前回、携帯が異常を来たしたのは年末に近かったように思う。その前は大晦日の夜に寿命を迎えた。今回は衆院選公示日のほぼ24時間前。何かの社会的な動きと、スマートフォンの寿命に関わりがあるように見えて恐ろしい・・いや、悲しい。

 明日、機種交換のために販売店に予約を入れたが、その明日が衆院選の公示日だ。午後から日本記者クラブ主催で党首討論会をやっていたが、なかなか、面白かった。

 今度の選挙の争点は、報道などをみると、新型コロナの対応と安保・外交、そして原発・エネルギーなどということになるのだろう。新型コロナの対応で、流行の拡大で生活に困窮する国民に対して、何らかの給付の実現を各党が訴えているが、気にかかるのは、やはり財源をどうするか。国債の発行などが上げられるが、将来的な財政対応をどのように考え、その結果、財政はどのような運営になるのか、そういう点を詳しく知りたいところだ。

 また、原発・エネルギーでは、原発から日本が脱却していくことはもちろん必要だと思うが、事故を起こした東電副島第一原子力発電所の処理に、どのように向き合っていこうとしているのか、興味があるところだ。今、問題になっている、事故原発の処理水の問題にどう対応するのかだ。政府は、2年後に、保管する汚染水を再度処理した上で、処理できないトリチウムは、1リットルあたり1,500ベクレル以下に薄めた上で、第一原発沖に放出する考えを表明している。

 これには、県内では漁業者をはじめ県民が猛反対している。放出に反対だという。それもそうだ。自公政府は、この間も、原発事故による風評被害を払拭する取り組みをまともに進めることがなかった。払拭のために国民的な理解の醸成が必要だが、そのような取り組みをせずに、漁業者をはじめとした福島県民に理解を得ることばかりに腐心をしてきた。これでは、政府の対応が信頼を得るはずがない。それなのに放出はするのだという。

 野党からは国民の理解を得てから対応すべきなどといっていたようだが、まずは、そこに真剣に取り組むことが必要なのだろうと思うが、選挙に入れば、どのように議論をされるのだろうか。注目をしていたい。

 選挙は始まるが、私には困った選挙でもある。福島5区に選択肢を見つけられないのだ。自公政治を替えることが必要だと思うし、そのために、小選挙区のもとでは、野党共闘で力を合わせて対向することは大切だと思う。しかし、人格というか、人のあり方というのも大切にしないとなとも思う。私の離党の原因の大きな部分と、陥れるような小ウソを周囲にばらまかれたりした体験からすれば、そんな人ではねとも思う。

 さてさて、明日からの選挙は、31日にどうするか、よくよく真剣に考えなければならないと思う。


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