伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ソメイヨシノ満開。白いヒメオドリコソウ発見。 

2021年03月28日 | 
 どこにでも、たくさん咲いているヒメオドリコソウ。ヨーロッパ原産で、日本には明治時代に進入し、今では春早くにどこでも普通に見られる花になっている。普通に見られるどころか、年々花が増えているように思う。国立環境研究所の進入生物データベースによると、ほぼ全国で見られとされている。

 ちなみに、以前にも書いたが、再生可能エネルギー関連の勉強に5泊6日でドイツに出かけた2013年5月13日から19日。ハイウェイを移動途中のドライブインの駐車場で、ヒメオドリコソウを見かけた。あらためて調べるとヨーロッパ原産。見かけても当然だったのか。

 しかし、これまで、どの時期も、どこで見たヒメオドリコソウも、ピンク色の花しかなかった。白い花など、初めて見た。







 ピンクの花の葉っぱは、上部が赤っぽい色をしている。この花はシソ科なので、ムラサキのシソの葉っぱと同じ色と考えていいだろう。ところが、白い花の葉っぱは全部が緑、アオジソの葉と同じだ。おそらく赤系統の色素異常欠落による変異株なのだろう。小さい花に華やかさはないが、群生すれば見事だろう。

 さて、朝の散歩の沿道に新芽が吹き出しつつある。新芽がハートに見えるこの葉っぱ。何という木かは未だに分からない。しかし、新芽の形を毎年楽しむ木だ。



 シュンランも花を増やしている。この株は昨年最も早い時期に花を開いた。しかし、今年は、少しのんびりと花を開いたようだ。



 モミジイチゴの花に続き、葉っぱも開いてきた。紅葉のような形の葉が名前の由来だ。



 オオヤマザクラの花も開花が進む。ほぼ満開だろうか。



 花の数は少ない。しかし、赤い葉っぱとピンクの花のコントラストが美しい花だ。散歩の道の沿道に多いのがこの桜だ。

 ちなみに我が家のサクラは、昨日から散り始めている。





 一方、我が家のスイセンがほぼ満開になった。ラッパスイセンだ。



 ご近所には八重咲きのスイセンが咲いていた。



 華やかな花だ。しかし、立派な花は思いのだろう。横から見ると重さに耐えかねて頭を垂れた姿に見える。



 我が家の八重のツバキが満開。





 

 出かけたついでに山田川と深山口川沿いのサクラを巡ってみた。
 両岸ともソメイヨシノが植え付けられている。

 山田川沿い。



 深山口川沿い。







 あでやかな花を見せていた。

 ふと思い立ってのぞいてみた。一昨年春に植え付けたショウジョウバカマだ。
 知り合いから鉢植えをいただいたのだが、冬の間に元気をなくしてしまった。もともと花の育て方など分からない。管理ができないまま、鉢で枯らしてしまうなら、地植えにして植物自身の持つ生命力に賭けた方が良い。そう考えて、時期はずれていたのだが、鉢から出し、地面に植え付けたものだ。たぶん2月下旬から3月上旬のことだった。

 その年、花を咲かせることはなかった。葉っぱも地べたに貼り付いたままだ。1年後、葉っぱの様子は変わらない。花茎も伸びることはなかった。そして2年が過ぎ、ついに花茎が伸び、つぼみをつけた。



 もうすぐ糸のような青い花を咲かせてくれるだろう。楽しみだ。


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