伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

敬老会と農業被害

2012年10月20日 | 活動報告
 市内で敬老会が継続的に開かれています。10月19日は、私の活動地域となっている勿来が午前に勿来体育館で、また午後に上遠野公民館で敬老会が開かれたため、出席して祝意を伝えてきました。

 みなさん大正、昭和、平成と激動の時代を生き抜いてきたたくましい方々。答礼では、「激動の時代を、それぞれの立場で生きてきました。太平洋戦争を乗り越えて平穏な生活を手にしました。しかし、被害し日本大震災で失った人たちもいます。地域の再生力を信じ、市の復興の力になって行きたいと思います。来年も、又お元気でお会いできることを念じています」と話していました。長年のご活躍、そして、これからのご尽力にも感謝したいと思います。

 敬老会と敬老会の合間と終了後は、街頭宣伝としんぶん赤旗の配達で走り回りました。勿来地区の6ヶ所で演説し、配達は夕方までかかって全ての配達を終えました。

 先だって稲刈りを終え、稲をはせに干していた方は、イノシシが干していた稲わらを引き落としたと話していました。見てみると、確かにはせの下に稲が散らばっています。収穫間際のさつまいもも掘り返されたとか。農業は、野生生物とのたたかいでもあるんですね。

 また、玄関先にイッポンシメジ(いわき地方の呼び名で一般的には「ウラベニホテイシメジ」)を広げている方がいました。入遠野で採取したものはセシウムが検出限界値未満だったものが、滝の自宅近くの山林で採取したものは基準値を超えるセシウムを検出したとか。「楽しみがなくなった」と肩を落としていました。「(福島)第2原発を東電はどうしようとしているの。もう県内に原発はいらないよね」。そう話していました。

 

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