伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

キンさん百歳、ギンさん百歳 の言葉が脳裏に浮かぶ。野の花は野においてずーっと長く楽しみましょうよ / 植物誌

2018年04月30日 | 野の花
 愛犬の朝の散歩に出かけた時、道端の草むらに見つけた。

 ギンラン。



 凛と立つ姿に清楚感が漂う。近くに咲く黄色の花が景色にアクセントを添えてくれる。

 久しぶりに見つけた。しばらく楽しめるだろう、と思った。

 翌日も同じ場所に探した。ところが、目を皿にしていくら探しても見つからない。2度も、3度も行ったり来たりしながら、付近を捜した。でも見つからない。

 この黄色の花といっしょにあったはず・・。

 よく見ると、落ち葉に隠れ分かりにくいが、掘り起こした跡がある。



 この季節、山菜採りでいろんな人が林近辺をうろついている。おそらくそんな1人が、これは良いものがあったとばかりに持ち去ったのだろう。

 楽しみにしているのは、あなただけではない。みんなで楽しむために野に置いた方がいい。見たければ、再びその場所に来れば良いのだ。花は歩いて逃げていかないのだから。

 がっかり。とともに無性に腹が立った。人の楽しみ奪いやがって・・なんて気持ちが湧いてくる。

 その後、昨日は見つけなかったキンランを見つけた





 花の部分は茶色に変色している。少し見つけた時期が遅かったのだろう。

 キンラン喪失のがっかり感が、多少回復した。


 ヤマフジの花も咲きそろってきた。










 アマドコロ(だと思う)は花を開いた。




 葉っぱの真ん中に花をつける不思議な花、ハナイカダも花を開いた。






 コバネウツギが林の中で開花。




 ハルジオンも咲き始め。




 コメツブツブクサ。この花は花期が長い。




 カキドオシ。




 もうすぐアザミが咲く。





 ヤマツツジはそろそろ終わろうとしている。




 スミレも同じく。



 続くスミレがこれ。




 ニガイチゴも花はもう終わっている。




 伸びようとする松の新芽。呼びやかで気持ちがひかれる。




 ウバメガシは赤がきれい。






 コバンソウ。




 ウツギ。




 ジシバリ。




 クサイチゴ。




 シャガが咲いていた。




 シャク。


 

 マムシグサ。




 新緑なんだけど赤い葉っぱ。何の木だろう。




 木の根の力強さを感じる。






 竜神峡の流れ。






 見上げてみた。









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