伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

黒い実、赤い実 / 野の花録

2016年10月13日 | 野の花
 朝の愛犬の散歩がとても寒い。

 半袖から長袖シャツに変わったのが4日程前。今日はさらに一枚重ね着したい。そんな朝でした。

 そんな朝の散歩で最初に目を引いたのが黒い実。



 この葉っぱは何だったろうか。見た覚えがあります。ナルコユリ、アマドコロ・・、いやこれらの花はたくさんつくから実が一つということはないだろう。そうかチゴユリだ。チゴユリは花が一つつきます。調べると正解でした。

 次に目を引いたのがイヌホオズキ。



 いや、実は少し前から目についてはいたのですが、花と青い実と黒い実と、そんな組み合わせであらためて気持ちが持って行かれてしまったのです。

 しばらく行くと雑木林の間に浮かぶネックレス。



 ネックレスに見えますよね。クヌギの木から落ちたドングリのキャップが、たまたまジョロウグモの糸に引っかかたんですね。自然の造形です。



 赤い実はガマズミ。



 花も咲いています。

 アキノキリンソウはそろそろ花を終わろうとするかのようです。



 ヤクシソウは花盛りです。



 ゲンノショウコ。



 これも花盛り。



 セイダカアワダチソウです。

 あまりに傍若無人に繁殖するので無視しようと思っていたのですが、それらしくしっかり咲いていたのでとりあえず撮影しました。

 ネットで調べると、あまりにも繁殖しすぎて土地の養分を使いつくした上に、周りの植物を駆逐した結果、自らの放出する成長抑制物質の自身への影響が強くなったため繁殖に勢いがなくなり、競合するススキに押し返されているのだといいます。

 おまけに、この花の花粉が花粉症や気管支喘息の原因と考えられていましたが、風によって受粉をする花ではなく、虫に寄って受粉する花であり、比較的重く形状も風に乗りにくいため、現在は無関係と考えられているという記述を読みました。

 目からウロコの情報でした。

 数日前から花茎を伸ばしていたキチジョウソウ。きょうも草むらをのぞいて様子を見てみました。あっ、開花した。

 


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