伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

越谷市って狭い・・いやいわき市が広すぎ/ツクシ・・きょうも春を見つけました

2016年03月20日 | 旅行
 疲れました。

 彼岸の中日の今日ですが、息子の都合に合わせて埼玉県に行ってきました。片道約190km、往復で380㎞を走り続けました。

 本当は、関東方面を車で走るのはできるだけ避けたいと常々思っています。

 横浜と東京での数少ない運転体験で、知らない道を目的地に到達するためには車1台分の車間で連なる車列を、縫うように走らなければならないという印象を持っているからです。つまり狭い車間に、ちゅうちょなく割り込む思い切りがないと、目的地に無事に到着できないという不安を持っているのです。

 でも、ナビゲーションシステムが、その思いを振り払ってくれました。こがれあれば、知らない道でも、目的地にたどり着くことができます。安心して出かけることがてきることには感謝のひとことです。

 しかし、車で走っていて、埼玉県越谷市の狭いことにはびっくり。信号で止まったり、渋滞があったりするのですが、あっという間に走り抜けてしまうという印象。調べてみると、面積は60.24平方km。いわき市の1,232.02平方㎞の約20分の1。ちなみにいわき市中心の平地区が109.88平方km、私が暮らす遠野町が104.46平方kmとほぼおなじ面積ですが、これに比べてもおおよそ6割程度。いかに狭いかが分かります。

 狭いけれど、自治体の規模って、この程度でいいんじゃないのかな。住民の顔が見える感じがしますもの・・。

 この狭いところに約33万7,000人が住んでいます。いわき市と同程度。人口密度はいわき市の約20倍ですね。

 越谷市は面積がいわき市の約20分の1、人口密度は20倍。この数字の関係は覚えやすいかも・・。

 越谷市に到着したのは昼ごろ。見かけた中華料理屋さんで食事をとることにしました。タンメンをいただいたのですが、これが美味しかった。お店の常連さんと店主のお話しを聞いていると、どうも今月いっぱいで店を閉めるよう。常連さんはとても残念がっていました。

 あの味ならそうだろうと思います。もう味わえないかもしれないその味に、偶然出会えたことに感謝したいと思います。 

 用事を済まして帰路につくことに。太陽が傾いた空を横目にしながら、ナビに従って常磐道をめざします。どうも三郷に向かっているようです。



 ナビが連れて行ってくれたのは、東京外環自動車道のよう。三郷の料金所に近づくに従って渋滞が発生し、車がすすまない。原因は、三郷の料金所手前の合流点だったらしく、そこを過ぎるとスイスイ車がすすみます。上り方面は渋滞が発生しているらしく、車の列が続いていましたが、これを横目にしながら順調に北上を続けました。

 北上しながら思ったのが、どうもズーッと坂道を登っている印象を受けるのです。確かに地球儀の視点から見ると、北上ですから上ることになるのですが、現実には平坦な道です。アクセルの踏みこみが一般道より深く、エンジンの音がいつもより大きいため、そんな感覚にとらわれたのでしょうか。

 日立を過ぎた辺からは実際にゆるい上り坂もあったりして、それを乗り越えながら、途中、中郷サービスエリアで食事を済ませて午後8時頃に自宅到着。11時間の旅を終えました。

 朝の散歩で、また春を一つ見つけました。ツクシです。



 これもそう。モミジイチゴだと思います。花芽がいつの間にか膨らんでいたようで、1輪だけ開花していました。



 キチョウもいました。まだ好みの気温に達しないためか、カメラが数センチまで近づいても、逃げることはありませんでした。モデルになってくれてありがとう・・。



 梅の木は多くが盛りを過ぎて花を散らしています。散歩の沿道には、食害もあるものと思いますが、花ビラがすっかり落ちた丸裸の木も。この木には、ヒヨドリ、スズメ、メジロ・・、目についただけでもこれだけの鳥がやってきて、花をついばんでいました。この他にも、ウソやら何やら様々な鳥がやってきたのだろうと想像がつきます。

 その中で、今を盛りとしている遅咲きの木の花の白さが、青空に映えていました。

 


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