伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

彩雲、ハロ、朝陽、朝焼け

2021年12月16日 | 
 カメラは車に積んでいる。彩雲が見えたので、電源を入れた・・。

 「カードが入っていません」

 またやった。PCのカードスロットに入れたままだ。つまりカメラでは写真を撮れないということだ。

 スマホはある。しょうがないこれで写真を撮ろう。

 停めた車のウィンドーを開け、彩雲を撮った。これがなかなかいい。コントラストが高めに設定されているためだとは思う。空を流れる雲の姿が沸き立つような姿を見せていた。







 時間の経過で姿を変える雲。それに即して彩雲も姿を変えていく。ずーと見ていたいシーンだが、修理の予約時間までにディーラーに到着しなければならない。
 車を走らせ刻々変わる彩雲が時折目に入った。太陽の高度はだいぶ下がっている。走っている最中、青空に幻日が浮かんだ。

 幻日は、空に浮かぶ氷の結晶・六角板状氷晶の頂角60°のプリズム効果によって生じるのだそうだ。太陽高度15度の時に太陽と同じ高度に並んで生じ、2つないし3つの太陽があるように見えることから、幻の太陽=幻日と呼ばれるようだ。

 これまで多くは、薄雲がある時に見えたのだが、今日は青空に浮かんだ。考えればプリズムなので、見えた場所はある意味スクリーンが張られている状況と言うことになる。その場所に、スクリーンとなる薄いガスがあるのだろう。空の様子を変えるほど濃いガスではないので、そこは青空に見えた。そんなところだろうか。

 幻日を発生させたプリズムとなる氷晶は、幻日が見えた場所より内側にある。たしかに、太陽の近くには雲があるが、これが六角板氷晶による雲だったのだろう。

 さて、車の修理は短時間で終わった。ネジを外し、交換部品をネジ止するだけなので、そんなに時間はかからないのだろう。この部品は、前輪の前部分に取り付けられている。道路が冠水し、そこに車が突っ込んだ際、前輪が跳ね上げた水がフロントガラスに飛び跳ねて、前方が見えにくくなることがある。たぶん、水たまりに突っ込んだタイヤが水を前方に押しやって上方に拡散し、そこに車が突っ込んでいくためにおこる現象だと思う。この押しやった水を車体下に押し戻すための部品と思う。

 自宅から道路に車を乗り出す際、傾斜がきついため、車体下を路面に擦ってしまうことがある。部品は、こうして壊れてしまったと思う。
 それはともかく、修理を終えて帰宅する道すがら、雲はだいぶ厚くなったのだが、その滑らかな肌に彩雲を浮かべていた。



 次は自宅で見たハロ=日暈だ。
 カラスがその中を飛んだ。シャッターチャンス。
 まあ、少し遅れてしまったが・・。









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