伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

上遠野八幡神社の秋の例大祭は雨の中

2023年10月15日 | 遠野町・地域
 主催者からは昨日、雨が降れば稚児行列は中止し、着替えたら写真を撮って解散とすると連絡を受けていた。午前8時30分までに公民館に行ってと言われていたので、会場に来てみた。

 和室で保護者達が子どもの着付けを手伝っていた。特に苦労しているのは頭にのせる烏帽子の取り付け。固定のためにヘアピンを使うのだが、幼い男の子達はこれが嫌らしい。何度も何度も着け直しするのだが、すぐに頭からずり落ちてしまう。工夫と苦労が続く時間が20分間程過ぎ、参加する予定だった8人の子ども達がやっと並んだ。

 並んだ後も中々のもの。誰かが動いてしまうのだ。一眼レフカメラで6回、コンパクトカメラで2回シャッターを切って撮影終了。出来上がりを見ると、中々面白い写真になっているのだが、記念撮影としては疑問符がつく出来映えだ。まあ、面白いからスナップとしてはいいか。

 その後、八幡神社に移動した。

 さて、当然にして神社も雨の中、参加している人たちは、「祭」のはっぴを着て軒下やテントに入って雨を避けていた。ちょっと残念な光景。




 結局、この日の例大祭はスケジュールを大幅に縮小。いつもは、八幡神社で神事をした後、神輿にご神体を移して上遠野商店街を西に向け行列、白幡八幡に神輿を上げて神事を執り行なった後、今年については上遠野町猫塚に設けられた上遠野区の集会所で神事を執り行なって八幡神社に帰るというスケジュールで執り行なわれる。今回は、八幡神社での神事以後のスケジュールは全てキャンセルして祭りを執り行なわれた。

 八幡神社の祭りは、一昨年まで一時の期間、神輿の担ぎ手を確保できなくなり、トラックに乗せて渡御していた。昨年は、東日本国際大学の柔道部のみなさんにご協力いただき神輿を担いで渡御することが出来た。今年も、同柔道部員に加えいわき市医療センター看護専門学校のたぶん有志の生徒も来てくれたのだが、神輿を出さないとなると手持ち無沙汰の様子。そんなことから、いつもは神社や行政区の役員に加え上遠野区の各種団体の代表を拝殿に上げて執り行なわれている神事には、参加されたみなさん全員に上がってもらい、いっしょに執り行なった。神輿が据えられた拝殿は芋の子荒いの状況で、参加者の隙間を縫って移動しながらスナップ写真を撮った。



 今日の1番の私の任務はある意味記念撮影。拝殿の軒下に団体毎に並んでもらって順次撮っていく。今日は、空けた穴からレンズの先だけ露出させたビニール袋に包んでカメラを守っているため、操作が難しい。ピントはオートで撮っているのだが、合焦しているのかどうか、不安を持ちながら撮影していた。後で確認すると、それなりに写真は撮れていたので、ホッとしているところ。

 記念撮影の後は、振る舞いの昼食。



 その準備などでは、婦人会をはじめ女性のみなさんが忙しく準備を進めていた。




 女性達にも、手が空いたら記念撮影をしましょうと声を掛けていたのだが、結局、撮影することなく解散してしまった。
 そこがじゃっかん心残りかな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿