あかり展は、遠野地区の諸団体から参加を得た実行委員会が主催して開かれた。今年のあかり展は、5日と6日にあかりのコンクールに寄せられた作品の審査とコンサートが遠野小学校体育館で行われ、作品の展示が後期の日程で上遠野公民館で実施された。コンサートで大ざっぱに数えると180人程度の来場があったと思うので、全日程を通じて600人を超えるみな様に足を運んでいただいたものと思う。平や小名浜をはじめ、普段には遠野を訪れることがないと思われる地区のみなさんの来場があったようだ。
さて、上遠野公民館の会場で受付をすますと、最初に出迎えた作品は遠野小学校の児童の作品だった。
この作品は、会津短期大学の先生のゼミのみなさんの援助をいただきながら実施されたワークショップで作成されたもの。このワークショップに、議会用務で参加できなくて、その点は残念だった。しかし作品を見ると児童がのびのび制作したことを見ることができたように思う。
公民館和室には、公民館の絵手紙講座関連のみなさんの作品が展示された。入遠野、久之浜、豊間、たぶんその範囲だったと思うが、みなさんの作品が展示された。
和室の展示を楽しみながら、その奥、講堂の展示に入る。
周りを囲むのはコンクール応募作品。中は一般の方の作品となる。
一般の方の作品は、反物などの模様を切り抜いて和紙に貼り付けて作成されたものだと思う。模様の貼り付け方などに個性があふれる。
コンクールの優勝作品はこれだった。
行灯の4面に、春夏秋冬を模したデザインを施した作品だった。
こんな作品もあった。
地となる和紙に、さらに模様となる和紙を貼り付けたことで秋の植物の繁茂する姿を感じ、季節感を大切にした作品だと思う。
和紙をどのように使っていくのか。今後も大きな課題となる。こうした取り組みが、多くのみな様の興味や関心につながっていけば良いな、そう思う。
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