新型コロナの接種に関していわき市がホームページに公表

　新型コロナウイルスワクチンの接種は、市がホームページでの公表によると、今年4月21日（予定）から始まる。

　まず、集団接種会場となるグリーンベースと高齢者施設で75歳以上の高齢者を対象に実施される予定だ。

　該当する75歳以上の高齢者には、4月7日から順次接種券が発送され、事前予約をした上で4月21日から、グリーンベース（21世紀の森運動公園内）または高齢者施設で接種することになり、5月10日には市内の医療機関での接種も可能となる。具体的に次の通り。

　事前予約は、
コールセンター（電話・０２４６－３０－９０００）、または、
WEBサイトでできるという。

　75歳以上の方以外は、優先順位をつけて接種がされる予定で、優先順位は以下のとおりになっている。

　この優先順位に従い、具体的な接種開始の時期は以下の通りに見通されている。

　この接種時期は、国のワクチン確保が計画通りとなったことを前提としており、また、接種対象人数の50％を越えた段階で予約状況も踏まえて接種開始を判断するとされており、それぞれの順位の具体的な接種開始日は後日明確とされることになる。

　ワクチン接種会場は、当初は常設会場となるグリーンベースを中心になるが、5月10日以降は、医療機関（接種に関する契約を結んだ医療機関）でも可能となる予定。具体的に接種が可能な医療機関は後日公表される。また、遠野、田人、三和、久之浜、四倉、川前で公民館等を利用した「スポット型」（一時的な集団接種会場）の接種会場が用意される。これについても具体的な開設時期は後日公表される。

　優先順位の3番目になっている「基礎疾患」のある者は、市のホームページで以下の引用の通りとされている。

　新型コロナウイルスワクチン接種において、高齢者の次の優先接順位となる「基礎疾患を有する者」とは、次の（1）または（2）に該当する方になります。

（1） 次の病気や状態の方で、通院または入院している方

慢性の呼吸器病気
慢性の心臓病（高血圧を含む。）
慢性の腎臓病
慢性の肝臓病 （肝硬変等）
インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
血液の病気（ただし、鉄欠乏性貧血を除く。）
免疫の機能が低下する病気（治療中の悪性腫瘍を含む。）
ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態（呼吸障害等）
染色体異常
重症心身障害（重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態）
睡眠時無呼吸 症候群
重い精神疾患（精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療（精神通院医療）で「重度かつ継続」に該当する場合）や知的障害（療育手帳を所持している場合）

（2） 基準（ BMI 30 以上）を満たす肥満の方

　　※　BMI30の目安：身長170cmで体重約87kg、身長160cmで体重約77kg。

　おおよそのこんなところであるが、詳細には市のホームページで確認していただきたい。リンクは次にはっておく。ご覧いただきたい。

新型コロナウイルスワクチンの接種に関するお知らせ

　計画を読んで思う。この計画は、あくまで国のワクチン確保が順調に進んだことが前提となる。それでなくとも、新型コロナウイルスの流行から1年半年経って、やっと始まるワクチン接種だ。安心と健康の確保を進めるためにもワクチン確保が順調に進むことを願うばかりだ。