課長の昼どき、昼時分!

平々凡々サラリーマン課長。
週末のウォーキングと昼飲みが楽しみ(^^
2021年4月より東京転勤 単身赴任中!

コロッケにまつわる想い出話

2020年11月22日 | 四方山話・つぶやき・photo
クリームコロッケを初めて食べたのはいつだったか?
美味んまぁ~、て思ったのかどうか。
それまで食べてたコロッケと全然違うコロッケ。
もしかしたら・・・・・
これコロッケか?
って思ったかもしれない。
知らんけど・・・( ̄▽ ̄)

小学生の頃。
毎日50円のお小遣いをもらっていた。
月にしたら1,500円になる。
でも、まとめてもらうことはなかった。
お小遣いは毎日50円。

「フライショップ」ってお店があった。
個人で営む小さな揚げ物専門店。
注文したら揚げてくれるコロッケは、
確か20円だったか25円だったか。
お小遣いで買えるお値段。
時々、放課後に友達と買い食いしてた。
コロモが薄くてサクッと心地よく、
丁寧にすり潰した芋はきめ細かく舌ざわりがいい。
お八つに持って来いの甘いコロッケだった。

それから時が経って。
就職した最初の年だったか。
やり残した仕事を片付ける為に休日出勤。
思っていたより早く片付いて午前中で終了。
帰りの電車内でフト思いだした。
「フライショップ、まだコロッケ揚げてるかな?」
無性に「あの甘いコロッケが食べたい!」と思った。

少し遅めのお昼ご飯にするのに買って帰ろう。
そう考えて駅から自宅への帰り道に寄ってみた。
小学生の頃から考えると十数年ぶりに訪れる。
「いらっしゃい!なんにする?」
あの頃と同じお母さんが明るく声をかけてくれる。
「コロッケ・・・あっ、イカフライも揚げて」
ショーケースから取り出してフライヤーへ投入。
ジリジリと油のはねるリズムの良い音が聞こえてる。

「久しぶりやんか、元気そうやな!」
お母さんが笑いながら話しかけてくれた。
「え!?覚えてくれてたんや。
 子供の頃、そんな毎日通てた訳やないのに・・・」
その後の会話は忘れてしまったけれど、
十年ひと昔の数倍過ぎた今でもこの会話だけ覚えてる。

そんな事をふと思い出したこの三連休初日の昨日。
今度実家に行くときに寄ってみよう。
あのお母さん、
今でも元気にコロッケ揚げてくれてるかな。
あの甘いコロッケが食べたくなった・・・(^^

まったり自粛の三連休