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ラジオ番組で曲探しのメッセージがあって—片桐麻美さん


 午後に聴いているTBSラジオの「こねくと」という番組。
先日聴いていると、MCの石山さんが、僕のよく知っている“歌詞”を読み始めました。
きみに届け わたしの声
愚かな言葉に魂を注ぎ込み
きみに届け きみに届け わたしのうた

「あ、なんかすごく知っている」
 どうやらこの歌詞の曲をずっと探していますというメッセージのようでした・・・。その曲は片桐麻美さんの「わたしのうた」という曲で僕はすぐに思い出しました。

 片桐麻美さんは僕が大学受験の頃から大学生時代にいろいろ思い出のある人なのです。

 片桐麻美さんの存在を知ったのは多分僕が高校3年生の頃だったと思います。音楽雑誌に載っていた新人シンガーソングライターの紹介で、うちの実家のとなり旭川の出身だと書いてあった。その後僕が受験勉強をしている頃に片桐さんは深夜ラジオのオールナイトニッポンの2部でパーソナリティをすることに。当時はオールナイトニッポンのヘビーリスナーだったので片桐さんの番組もどっぷり聴いていてファンになっていました。

 そして受験を終えて僕は筑波の大学に入るのですが、入学してすぐに片桐さんのオールナイトニッポンが終了することになりショックを受けます。
 一方大学ではフォークソングサークルに入ったのですが、そこで院生として入ってきた人(まっちゃん)が旭川の人だという。そしてギターと歌がめちゃうまい。音楽をやっていて歳も片桐さんと近いし旭川だからもしかして知っているかなーと何気なく「片桐麻美さんって知ってます?」と訊いてみたら、なんと「知ってるよ。友達だし、ギターのスリーフィンガーを教えたのは俺だし…」というのです!これにはビックリ。人生で一番といっていいくらいの驚きでした。

 その後、僕はまっちゃんと3人組のバンドを組んだのですが、まっちゃんが片桐さんを筑波に招いて、そこで初めてお会いすることになります。入学して二ヶ月後くらいの5月末に片桐さんのラジオ番組が終わって「ロス」気味だったのに、いちリスナーではなく、友達の友達という形でお会いしたので、なんかふわふわした状態でした。その後も何度かまっちゃんの友達としてお会いする機会がありました。

 ちなみに上に載せている片桐さんのアルバム「深呼吸」の収録曲「最後のランナー」では伴奏のギターはまっちゃんが弾いています。


 話をラジオに戻します。番組宛てに「この曲です」とメールを送っておいたのですが、結果報告のコーナーではメールの採用はされませんでした。確かにすんなり曲名がわかっても面白くないから採用されないのもしょうがない。
「他にも○○さんからもメールをいただきました。紹介できなくてすみませんでした」とラジオネームだけ読んでもらえました。
 コーナーの最後にこの曲「わたしのうた」がかかりました。いつも聴いている番組で片桐さんの曲がかかるのは感慨深かったです。

 ↓そのラジオ番組の曲探しメッセージのシーンの動画です。メッセージのところ1:22くらいから始まります。



※注:一番上の写真のCDには「わたしのうた」は入っていないです。たまたま手元にあったCDです

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