雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

クッキー

2011年03月25日 | ポエム
 クッキー


きみの焼いたクッキーは
ひとくち食べると
きみの笑顔の味がする

きみの焼いたクッキーは
ひとくち食べると僕の知らない
きみの涙の味がする

(1976)


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