雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

目覚まし時計

2013年12月17日 | ポエム
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 目覚まし時計


目覚まし時計を
信じることが出来なくなったとき
僕はもう
安心して眠ることが出来ない

疑いだすと
すべてのものが
信じられず
ついに
本当の自分すら
わからなくなる

僕が
間違いなく
信じているのは
詩と
花と
愛です

ひとの愛を
信じることが出来なくなったとき
本当の僕は
死んでしまう
(1973.1.28~1976.12.1~2011.11.29)
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