<今週のコラムより>
------------------------------
福島県田村市で「田植え」イベント
昨日(6月2日)は、福島県田村市の「ひふみ農園」で、恒例の田植えイベントを行いました。
去年も開催しましたが、今年も約20名の『玉響』会員さんが、津々浦々から集まってくださいました。
田村市の「ひふみ農園」は、自然農法では十数年のキャリアのある、プロの農家で小会の会員のWさんが所有する水田の一部を、私たちのために開放してくださっているものです。
普通ですと、田植えも稲刈りも機械でやってしまうので、今どき手で稲苗を植えるなんてことはしません。
ですが、あえて大勢が集まってこうしたイベントを開くのは、福島を応援したいという有志の皆さんとともに、現地で「農」に取り組んでみせて、現在の放射線問題など何も問題ではないということを体で証明するためです。
──と偉そうなことを言っていますが、そんなに大したことではありません。
米作りには素人の連中ばかりが、田んぼに入って手作業で苗を植えていくのですが、どれくらいの深さに植え付けるのか、どういう間隔で植えていくのか、やってみるとけっこう難しいですし、お手伝いしているんだか、邪魔しているんだかわかりません。
ですが、去年の経験が活かせたこともあり、今回はとても手際が良く、アッという間に終わってしまいました。
参加された皆さんは、滅多に体験できない田植え体験を、存分に楽しんでくださったご様子です。
Wさんもとても嬉しそうです。
なかにはお子様を伴い、家族全員で参加してくださる方もおられます。
放射線量なんか、去年もそうでしたが、東京と同じか、それより低いくらいです。
最近では線量を計るのも馬鹿馬鹿しくて、計っていませんが。
私たちが、お手伝いしたのか邪魔したのかわからない状態で植えさせて頂いた苗は、秋の収穫の時期に「稲刈りイベント」を開催して、今度はみんなで刈り取ります。
もろちん、「ひふみ農園」ですから完全無農薬・無化学肥料です。
そのお米は、昨年は『于由(うゆう)の光』というブランド名で販売されましたが、小会で希望者受付を開始したところ、一週間くらいで完売してしまいました。
私も食べてみましたが、美味しいのなんの。これは人気のはずです。
日本人に生まれて本当に良かった~♪とつくづく思いました。
ところで、先週も書きましたが、フクシマのことで“怖い怖い”と意図的に煽っているのが左翼、とくに極左と言われる勢力です。
彼らにマインドコントロールされた善良な市民が踊らされ、「科学的事実」を無視して、感情的に騒いでいるのです。
まあ、科学的事実はどうあれ、私たちのように、しょっちゅう福島に出入りし、避難区域近くで採れたお米や野菜を食べたり、温泉に浸かったりしても、なんともないのですから。
専門的なデータを使って「なぜ安全か」という理由を説明することもできますが、一般の人々にはわかりづらいですから、現実に証明するのが一番ですね。
ところで、5月6日付の本コラムにおいて、福島県三春町在住の芥川賞作家、玄侑宗久さんが、月刊『WiLL』6月号で「除染1ミリシーベルトの愚」と題する寄稿記事を書いていることを取り上げました。
また、「さすがに政治家の中にも、こんな馬鹿馬鹿しい基準に振り回されている現状に憤りを感じる人も現れ始めており、政治レベルでも動き出しているようです」
とも書きました。
この勇気ある政治家の一人が、「日本維新の会」の西田譲(ゆずる)議員です。
彼は、福島県の放射線問題について、国会議員として初めて予算委員会(衆議院予算委員会 2013年3月13日 )で斬り込んだ若手政治家です。
その時の質疑の模様がYouTubeで視聴できますので、ご覧になってください。
他の議員たちが、わかっていてもなかなか尻込みして言えない中、たった一人、この問題を正面から取り上げた西田議員は、本当に素晴らしい。
まだ38歳という若さなのに、腹がすわっています。
議員バッジをつけている他の先生方は、彼を見習うべきです。
西田議員は、国会でこんな質問を敢行したために、以来、彼の事務所はものすごいクレームと抗議の嵐だそうです。
そういう嫌がらせをやるのは、左翼特有の組織だった攻撃のやり方です。
何十年も前から、彼らのやり口は変わっていません。
ですが、悪い話ばかりではありません。
西田議員のまわりにはこの動きを支持する議員さんたちもいて、超党派による勉強会も開かれるようになったそうです。
私はとくに「日本維新の会」の支持者というわけではありませんが、真実を恐れずに世論に訴える気概を持ち、実際に行動に移せる実行力のある政治家ならば、どんな党であれ、支持します。
政界にも新しい風が吹き始めた今、これからの私の実践活動として、政治の世界ともパイプを太くしていく必要があるとも感じているところです。
<転載終わり>
-----------------------------
6月3日(日)はひふみ農園の田植えに、20名の会員さんが参加されました。福島県の田村市というところに田んぼがあるのですが、なんと北は北海道、南は兵庫から会員さんが集まってくれました。私たち関東チームは大宮に集合して、10:06発新幹線「やまびこ55号」で郡山まで行き、そこから磐越東線で船引駅まで行きました。船引駅に到着すると、東京都三鷹市のHさんと、横浜のSさん、静岡のKさんに会いました。丁度いいので、4人づつタクシーに乗って、田んぼの近くの公民館まで行きました。
その後、車で来られた方々も三々五々到着し、12時過ぎに20名全員が揃いました。田植えの支度に着替え、いよいよ田植えが始まりました。昨年はほとんどの方が始めてだったので、最初は上手くできませんでしたが、今回は2回目なのでとてもスムーズにいきました。ですので昨年より30分ほど早く終了しました。多少曲がっているところもありますが、概ね綺麗に植えられたと思います。すぐ脇を流れている小川で、汚れた足を洗ったのですが、冷たくてとても気持ちよかったです。
その後は田んぼの持ち主のWさんが用意してくださった食事をいただきました。山形から参加されたSさんは、前日に山で採ったわらびを持ってきてくださいました。取りたての山菜は香が良く歯ごたえもあり、とても美味しかったです。また、Wさんの奥さんが作ってくださった漬物も自然な風味が格別でした。こういう自然な手料理が最高の贅沢だと思いました。
懇親会は2時間くらい行なわれましたが、始めて会った方ともすぐに打ち解けて、話しがはずみました。中矢代表にいろいろと質問をされる方もおられました。代表と直接お話しができるのも、田植えなどのイベントの醍醐味ですね。
懇親会が盛り上がる中、東京のKさんが天明先生の描かれた絵を見せてくださいました。先日引越しした際に、しまっておいた絵が出てきたそうです。天明先生の奥さんの三典さんからいただいた絵とのことでした。日月神示の原文に色を付けて、更に装飾をされたように見える絵ですが、私たちには原文のため読むことができませんでした。すると中矢代表が「富士は晴れたり日本晴れ...」と読んでくださいました。さすがは中矢代表です。なるほど、日月神示がそのまま描かれていたことが分りました。日月神示の原文は白地に墨ですが、この絵は綺麗な不思議な色合いで描かれています。何ともいえない優しい感じが伝わってきます。その後は写真に収めようということで、撮影会になりました(笑)。一同はデジカメや携帯で思う存分撮っていました。
2時間の懇親会もあっと言う間に終わりの時間になりました。再開を期してメールアドレスを交換する人たちもいました。秋には黄金色のお米が実りますので、次回は稲刈りで会いましょう。このWさんのお米は今まで食べた中で一番美味しいです。ウチは更に日向先生のπウォーターで炊いていますので、究極の美味しさになります。歯ごたえも丁度いいし、香も何ともいえません。冷めても美味しいのでおにぎりにも合います。昨年はこの『于由(うゆう)の光』という名前のお米を発売と同時に申し込みましたが、一週間で完売したそうです。今年もすぐに申込みしたいと思います。10月の稲刈りが今から楽しみです。
また、中矢代表から教えていただきました西田譲議員は、38歳と若いですが、放射線の問題を国会で発言したことは大変勇気のあることだと思います。そもそもチェルノブイリの1/1000の放射線量の飛散と言われている福島第一原発ですから、今の状況は過度に怖れている状況と言えます。国民は新聞やテレビの報道を信じていますので、福島は相当危ないらしいと考えるのもムリはありませんが、強制的に避難させられている住民はたまったもんじゃありません。家があるのに、国が帰ってはダメだと言っているわけです。本人の身になって考えてみれば、いかに非道なことかが解ります。もし自分が家に帰ってはダメだという立場になったら、一体どのように思うのでしょうか。今でも約88,000名の方々が強制的に避難させられています。仮設住宅に住むことがどれだけ大変かは本人でなければ解らないと思います。これが放射線量が10シーベルトも出ているのであれば、避難すべきだと思いますが、最高で毎時21μシーベルトしか出ていませんので、帰っても問題ないレベルなわけです。
強制避難は政治的な決定事項ですので、住民を帰してあげることができるのも、政治で解決する必要があります。そういう意味では西田議員の国会での質問は大きな意味があると思います。