<金貸しは国家を相手に金を貸すより転載>
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アメリカ・デフォルトは起きるのか!?-1 ~プロローグ・・ロックフェラーはロスチャイルドの支配下に?~
10月17日、再燃したアメリカデフォルト危機もなんとか債務上限を引き上げ、回避されました。
しかしまた、2014年2月7日には、三度同じような騒ぎが沸き起こり、今度は本当にデフォルトに陥る危険性が今以上に高まることは間違いないことでしょう。
そこで今回は、来年2月のデフォルト危機を見据えて、「デフォルトは起きるのか?」を追求していきたいと思います。
10月17日にデフォルトが回避されたということは、デフォルトに追い込もうとしていた共和党→茶会派(ティーパーティー派)が妥協したということですが、ロックフェラーの影響力が強い共和党の力を、ロスチャイルドの影響力が強いオバマ:民主党の力が上回っているということを示します。
この力関係は、9.11→イラク侵攻やアフガニスタン紛争の失敗(『NWO(新世界秩序=世界政府)計画の破綻か?』)などにより、これまでのやり方(戦争によるクラッシュ&ビルド:軍産複合体)では立ち行かなくなった(戦争を生業とする)ロックフェラーが、金融を生業とするロスチャイルドの“畑”を荒しにかかったということから、ロスチャイルドがロックフェラーをコテンパンにやっつけたリーマンショック以降、その力関係が顕著になってきていると思われます。
その象徴が、郵政民営化を仕掛けたロックフェラーでしたが、結局のところ、ロスチャイルドにまんまとしてやられた(『アフラックに屈服したTPP日本』)ことからも伺えます。
また、オバマに対抗しているティーパーティーについても、それを率いるロン・ポール共和党下院議員も、実はロスチャイルドの意向を受けているようです。(『ティーパーティーとロン・ポールの正体』)
このティーパーティーの創設者は、ミッシェル・バックマン共和党下院議員で、ロックフェラーの息のかかった人物で、当初は、オバマ→民主党→ロスチャイルドに対抗する勢力であったことが伺えますが、このロン・ポール議員の登場によって、それが逆転したとも見てとれます。
ただし、この仮説もまだ、根拠に乏しく、というのも、このロン・ポール議員は、小さな政府志向やFRB廃止を訴えており、そのスポンサー:コーク兄弟も同様の立場。但し、コーク兄弟は、医療保険制度改革支持者ということで、彼らの立ち位置はまだ未解明のところがあります。また、ケネディ大統領始め、過去にFRB廃止を訴えた著名人は、“消されている”ということからすると、ロン・ポール議員がこれだけ、マスコミに取り上げられるという不可解な部分もあります。
上述の内容は、ロスチャとロックの対立という構図で見た場合の「不可解さ」ですが、一旦その考えを外し、両者は一蓮托生と見れば、一定整合がとれるのでは?とも思われます。
今年、6月にロスチャイルド系通信社:ロイターより、ロックフェラーとロスチャイルドの資産運用事業での資本提携のニュースが配信されました。
これは、ロックフェラーがロスチャイルドの支配下に入ったという宣言とも考えられます。
デビッド・ロックフェラーは98歳を超え、死亡説などもあるくらいの高齢です。彼の後継者や陣頭指揮を取っている人物については、現在情報がほとんどありません。
彼の息子のデイビッド・ロックフェラーJrは大学の教授で、東北大震災で日本を訪れていましたが、とても裏社会を支配できる人物ではなさそうです。
現在最も力のある甥っ子のジェイ・ロックフェラーは、親父を殺された?恨みからデビッドと対立し、ロスチャイルド陣営(:ゴールドマンサックスオーナー)にいます。もしかしたら、ジェイが年老いたor死んだデビッドに代わり、ロックフェラー家を動かしているとも考えられます。そうなれば、アメリカは一枚岩ということになります。
いずれにしろ、加速するドル離れの流れや、中央銀行制度からの脱却の動きからも分るように、消費欠乏が衰弱した現代では、中央銀行制度自体も立ち行かなくなっていることは、金貸し連中も充分承知のことと思われ、次の策に打って出るのも時間の問題と考えられます。
その契機が、米国債暴落→デフォルトであると考えられます。
そしてその後、銀行預金凍結→新通貨発行(デノミ)により、国の借金を目減りさせることで、延命させることが考えられます。リンク
すでに、銀行預金凍結への準備はJPモルガン・チェース銀行によって行われておリ(リンク)、このモルガン・チェース銀行ということも、ロスチャイルド系銀行とロックフェラー銀行の合併銀行ということからすると、何か象徴的に思えるのは、私だけでしょうか。。
但し、これはあくまで“延命策”でしかありません。先ほども述べましたが、消費欠乏が衰弱という状況の下では、中央銀行制度が存続できない構造にあるのです。すぐにまた、借金が増えていくことは間違いありません。
そこで、次の手として考えられるのが、TPPを契機とした「グローバル企業体が国家を凌駕する」新たな世界秩序の構築ではないかと考えられます。
現在、TPP参加企業を見てみると、アメリカ企業がほとんどを占め、しかも、ロスチャイルド系、ロックフェラー系それぞれ、仲良く参加しているではありませんか・・(リンク)
以上のような仮説や問題意識をもって、アメリカ・デフォルトの可能性と、それを受けた近未来予測、そして、今後の日本の未来像へ迫っていきたいと思います。
概ね以下の目次構成で進めていきます。
1.アメリカ・デフォルトへのシナリオ
2.今回のデフォルト騒ぎはなんだったのか?
3.アメリカ政府に関する基礎知識
4.アメリカ経済の苦境の実態
5.デフォルトは避けられない!?
6.金貸しによる打開策の模索
7.金貸しの次なる一手は!?
8.次の社会の未来予想
9.日本の未来と可能性!?
どうぞ ご期待下さい