日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

2013年 大晦日

2013-12-31 23:13:07 | 日月神示の実践

 今年もあと1時間で終わりとなります。一年を振り返ってみると、個人的にはなかなかいい一年だったと思います。今年は自分自身が納得できる一年にしたいと思い、できることは積極的にやっていこうという目標を立ててやってきました。結果として、できなかったことはたくさんありましたし、失敗もかなりありました。それでも自分としてはまあまあ精一杯やったように思います。失敗もさほど悔しいとは思いません。ただ、今回は失敗したので次回は気を付けようと思うだけです。淡々とした感じです。

 また、今年は一年分とは思えないほどいろいろとやりました。具体的な作業量が圧倒的に多かったです。仕事は当たり前として、その他にも中矢代表の講演会やイベントにはすべて参加させていただきました。叔父の一周忌でπ研究会の会合に一度参加できないことはありましたが、その他は参加できました。ありがたいことです。

 今年は伊勢神宮と出雲大社に参拝することができました。初めてのダブル遷宮が起きた年に参拝することができたことは、とても幸せなことだと感謝しています。今まで相克していた二つの流れが和合したということは、これから日本は新しく生まれ変わるということだと思います。今まで隠されてきたことも表れてくるようになるはずです。

 今までのように何かを信じてついて行くというより、これからは自分で考えて自分で決めて、実行する時代だと思います。いい意味で自分本位になると思います。そういう意味では日月神示は良き羅針盤であるといえます。日月神示の良いところは宗教ではない点です。宗教のように信じて従うのではなく、自分の中の真理に聞きながら、歩んでいきたいと思います。

 来年は一体どんな年になるのでしょうか。今年のように平穏な年でしょうか。今まで予測して当たったことがないので、予測はやめときます。ただ言えることは、変化が起こるということです。今年は霊的な意味での大激変の年だったと思っています。表面的には平穏な一年でしたが、水面下では激動の一年だったと感じます。来年はそれが表に現れて来る年ではないかと思います。来年の目標は変化を怖れずに、冷静に向き合っていきたいと思っています。なるべく冷静に捉えることができればと思います。そしてなるべく楽しくやりたいということです。楽しく思えないことも多いに決まってますが、できるだけ楽しくやれればいいです。そして自分の気がすすまないことは、わるいですがなるべく断ろうと思います。自分の本心のままにやりたいと思います。内在神に聞きながら、歩んでいこうと思います。人生は自分の思ったように進んでいくようにできていますので、いい人生を思うといいと思います。

 一年間拙いブログをお読みくださいましてありがとうございます。皆さんが思いのままに生きていかれることを祈り、今年最後のブログを終わります。お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフレに向かう日本

2013-12-31 21:12:38 | 日月神示の実践
<船井幸雄.comより転載>
 
----------------------------
 
 
 
 
 
 
インフレに向かう日本

●止まらない「株高、円安」の動き
 株式市場の上昇と円安の勢いが止まりません。株式市場は年末に向けて上昇のピッチを早め、12月27日、ついに6年ぶりに終値ベースでも16,000円台に乗せてきました。円相場も5年ぶりの105円台です。
 昨年11月の解散宣言当時は、株式市場は8,000円台、円相場は70円台だったことを考えると、隔世の感があります。私は一貫して株式市場は大相場に突入し、円相場も大暴落の流れに入った、と著作やラジオ放送、講演、レポートなどでしつこいほどに指摘を続けてきました。
 そしてそれが現実化してきているのですが、実際、多くの人達も株や円安について注目するようになってきていると思います。
 私が主張し続けているのは、この動きは止めることができなくなり、更なる株高、円安が人々の想像を絶するほどまで拡大していって、日本はやがて止めることのできないインフレ状態に陥っていくということです。現在の株高、円安はその動きの一里塚なのであって、この動きの行く先はマネーの価値がなくなるインフレが待っているということです。

 ですから私は一貫して株式投資、ドル投資の必要性を述べてきました。多くの日本人はまだ行動を起こせないでいると思いますが、来年はさらにこの動きが激しくなっていくでしょうから、預金や保険など従来安全と思われていた資産運用に凝り固まっている人達は厳しい局面が訪れることでしょう。また金投資など従来はインフレに強いと思われていた投資にも赤信号がともってきたことも注目です。
 本来は景気回復、デフレからインフレへという中で金投資などは報われるわけなのですが、これも世界的なドル復権の動きを受けて全く精彩がありません。金相場は今年13年ぶりにマイナスのパフォーマンスとなりました。ひとえに株と不動産だけが絶好の投資対象となって上げが拡大しているわけです。今後も投資の世界では株の一人勝ち傾向はますます勢いを増していくでしょう。

●いよいよデフレ脱却? インフレが始まる!?
 今年(2013年)、日本の個人投資家は年間で7兆円を超える額の日本株売却を行いました。私は何度も指摘していますが、日本では株式ブームなど起こっていません。実際起こっていることは<株売却ブーム>であって、投資家別の売買動向の統計数字がはっきりそれを証明しています。日本人の大半は株を売り続けているのです。これは長い間のデフレマインド、株は上がったら売るという投資手法が身にしみついているからです。将来はわからない、株は上がればやがて下がる、株は怖い、などと警戒して、上がったら売っておこうと、従来の投資手法を続けている結果がこのような史上まれにみる日本における<株売却ブーム>を引き起こしました。
 個人だけでなく、金融機関、年金基金、生損保と、日本ではあらゆる金融機関が株の売却に奔走したこの1年でした。
 今年、外国人投資家は年間では史上最高額となる14兆円の日本株買い付けを行いました。それに売り向かったのはすべて日本国内の投資家です。上昇相場でこんな膨大な売りを出し続ける国民は日本人しかいません。今年日本で起こったことは常軌を逸した<株売却ブーム>であり、日本の最も貴重な資産であり、世界に冠たる技術力を持った企業群の大安売りが行なわれたのです。不幸なことですが、これら日本人の誤った資産運用が変えられ、個人、法人を問わず、株や不動産を買うことに追い込まれる流れが今から始まると思えばいいでしょう。
 現金だけが安全、預金だけが万全ということなどあり得ません。時代は常に変わり、インフレとデフレを繰り返すのです。そしてアベノミクスの登場により日本は歴史的、劇的な変化の真最中なのです。それは20年にわたったデフレからの国を挙げての脱却であり、その行く末はデフレの逆の止まらないインフレが待っているのです。
 インフレになれば金利が上がる、金利が上がれば1,000兆円を超す日本国債の利息を払うことができなくなるのです、子供でも分かる理屈なのですが、この単純な図式に日本国全体が単純に進んでいるだけです。

 安倍内閣は12月24日、来年度の予算案を発表しました。それによると一般会計の規模は95.9兆円と過去最大に膨らんでいます。社会保障費は30兆円の大台を超えました。高齢化社会を迎え、社会保障費は今後も自動的に毎年1兆円ずつ増えていきます。
 新規国債の発行額は41兆円となり、昨年から1兆6,000億円減額で、如何にも健全財政に近づいているような錯覚を覚えます。税収は50兆円を超え、アベノミクス効果で大幅な税収増加も見込まれています。しかし来年度の国債の発行額は181兆円に上り過去最大となり、今年度から10兆円も増えるのです。いわゆる借金の乗り換え、借り換債が増え続けるからです。
 税収が7兆円も増え、景気回復が見込まれていますが、国の借金の総額は減りません。減るどころか増える一方なのです。歳出の大半を占める社会保障費を減らせると思いますか? この高齢者社会の到来時に? 国債の利払いである国債費は23兆円と、今年より1兆円以上増加、利払いは膨らむ一方です。今後もこの国債費と社会保障費は減る目途が立ちません。どんな政権ができようが減らしようがありません。
 来年度予算の新規国債の発行額が減ったとはいえ、この有様で依然、国家予算の43%は国債で賄われるのです。
 もう日本国全体がこのような状態に慣れっこになっているので、日本国民のほとんどは永遠に借金が続けられると思っているようです。そして現実に面白いことに、社会保障費の増大も税収の拡大も、そして国債の増発もまだまだ続くと思われます。
 こんなことが何故続けられるのでしょうか?

●これからの時代に生き残れる企業
 実に単純で、お金を日銀が作りだしてくれるからです。国債をいくら発行しても、回り回って日銀が全てを引き受けてくれるからです。
 今年4月に行われた異次元緩和によって、日銀が毎月7兆5,000億円、年間で90兆円もの国債を円紙幣を印刷して購入してくれているのです。だから何でもできます。
 公共事業だろうが、中小企業への支援だろうが、生活保護費の支給だろうが、できないことはありません。予算を組み、国債を発行すればいいのです。借金の雪だるまになって国債発行額が現在のように増え続けようが、日銀が全てを購入してくれているのです。

 これこそ異次元緩和の凄さです! 日銀さまさまなのです。だから円安になって当たり前でしょ! だから株が上がって当然ではないですか!
 「財政規律は守る」なんてお題目、ポーズにしか過ぎません。増え続ける国債発行額とそれを凌駕するほど国債購入に走る日銀の奮闘ぶりを見れば簡単にわかることです。経済理論の難しい話なんて理解する必要もない。極めて単純なことです。

 インフレ時代の到来には、インフレに対応できる会社が素晴らしい業績を上げ、人気化するものです。日本の企業でいえばソフトバンクが代表です。実質無借金企業が半数を超す日本企業の中にあって、借入金で買収を繰り返し、世界第二位の巨大通信企業に成長しつつあるソフトバンクは、まさにこれから来るインフレ時代の寵児で、低金利の借入を100%以上有効に使った企業経営の鏡でしょう。
 将来のインフレを考えれば、金利がただのように安いのですからそれを使わない手はありません。ソフトバンクが株式市場で人気化し、トヨタに次ぐ、日本第二位の時価総額の会社となるまで発展してきたのも経営者の手腕であり、時代を読む目があるわけで、人気化は当然のことでしょう。
 一方で、親方日の丸意識が抜けず、衰退していくNTTとは見事なコントラストとなっています。
 また、パナソニックやソニーなどは、このインフレ時代の到来に逆行して、貴重な財産である自社ビルの土地や関連会社の株を売り払い、借金を返し、自社をスリム化、リストラを繰り返しています。インフレ時代到来を考えれば、低金利の今、借金をして投資すべきところを全く逆に動いています。まさに縮こまったサラリーマン経営者の発想が会社を支配しています。いくら名門とはいえ、デフレからインフレという基本的な流れを理解せず、時代に逆行する会社には明るい将来はないでしょう。
 時代が変わるときはあらゆるものが逆転していきます。資産運用で言えば、株式市場が上がっているときに株を売り続けるような生損保などの業種に未来はありません。国債だけを買い続ける日本の生損保は資産運用会社として完全に失格ですが、ただ今までの蓄積で生き続けるだけです。新しい息吹、デフレからインフレへのダイナミックな波を感じなければなりません。生き残るのは強い者ではありません。時代に対応できる、変化できる者だけが生き残る資格があるのです。

<転載終わり>

---------------------------

 朝倉慶氏は一貫して日本はこれからインフレに向かうと言われています。これまでの債権の時代から、株や不動産の時代へのグレートローテーションが起こりつつあるとのことです。確かにインフレになったら株や不動産が値上がりし、国債は下落するのが普通ですから、朝倉氏の見解は正しいといえます。

 1980年代のバブルのころも、株をはじめ土地や一戸建て、マンション、ゴルフ会員権などが軒並み値上がりしました。都心のマンションは一億円以上の億ションがほとんどでした。このようにまた株や不動産が値上がりしてくるのでしょうか。

 日本一高いゴルフ会員権は東京都小平市の小金井カントリー倶楽部ですが、半年くらい前には4,500万円でしたが、今は5,700万円まで上がってきています。今のところ朝倉氏の予測が当たっています。不動産も少しづつ上昇していますし、株は1年前の2倍まで上がっています。

 日銀がこのまま国債を発行し続けるつづけるのであれば、株や不動産は上昇し続けることになります。この20年間マンションや一戸建ては下落し続けて来ましたので、住宅ローンが重荷になっている家庭が多くなっています。仮に売ったとしても買った時の1/2~1/3くらいまで下がっていますので、なかなか売れないのが現状です。ところが、このまま日銀が毎月7.5兆円の国債を発行し続ければ、いずれマンションや一戸建てもかなり上昇していくはずです。結果的に日本の資産が増えることになります。バブルを潰した当時の三重野日銀総裁の総量規制があまりに極端だったために、この20年間不動産は下落し続けました。あまりに下落したので、そろそろ上昇させようということなのだと思います。そこで三重野総裁と真逆の黒田総裁が現れたのかも知れません。バブルを潰したのも日銀でしたし、再度バブルを作っているのも日銀です。いい悪いは別として、日銀が国を動かしているといってもいいかも知れません。

 株や不動産の上昇を支えているのは赤字国債ですから、マジックのようなものなのですが、怒涛の国債発行が続く限りその流れは加速していきます。日本の支配層がそのように決めたということであれば、そのように動くということだろうと思います。

 

*今年はかなり忙しかったので、あまりブログを更新できませんでした。来年はもっと忙しくなりますので、正月の間になるべく書いておきたいと思います。

 今日の東京は10℃以上あって、とても暖かかったです。明日は15℃まで上昇するそうです。よい元日になりそうですね。大晦日はテレビも面白くないので、お気に入りの音楽を聞きながら一人で一年を振り返っています。今年はかなりいろいろ動いたので、スケジュールを見ながらまとめています。自分としてはそれなりに納得できた一年でした。あれをやっとけばよかった、という後悔はほとんどなかったのがよかったです。来年もそうするつもりです。自分自身が納得できればいいと思っています。

 

 

・船井幸雄.com


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年の瀬に、副島隆彦から まとめて書いて報告しておきます。

2013-12-31 19:22:51 | 日月神示の実践

 <学問道場より転載>

 ----------------------

 

 

 

 
 
  <form id="BbsPage/1/Form" action="/bbs/page/1" method="post" enctype="multipart/form-data"><fieldset style="display: none;"></fieldset> 
 
</form>

副島隆彦です。今日は、2013年12月30日です。

 年の瀬に、急いで、私がまとめて書いておかなければいけないと思いました。来年も私たち「学問道場」にとりましては、厳しい年が続きそうです。会員からの更なる強固なご支援をいただきたい。

お札と国債の刷り過ぎ(ジャブジャブマネー、超金融緩和)の米、欧、日の先進国3地帯での継続によって、この麻薬と延命措置 で、先進国は生き延びている。そのために、来年一年間は、”金(きん)殺し”の金暴落を仕組む。ヨーロッパが先に崩れる。そのようにアメリカは仕組む。だからヨーロッパ諸国に投資したアメリカの資金(ポーランドやハンガリーへの住宅ローンの資金とか)を、どんどんアメリカに戻しているので、それでユーロ安(1ユーロ142円)が続いている。

 私の考えは、今年後半に出版した本たちの中に書いている。それと会員ページにたくさん意見表明している。私の本を真面目に読まないで、私の最新の考えを、ここのネットに盗み読みに来るだけの輩(やから)への私の強い反感があります。 だから私はここにあまり書きたくない。 それだけの理由だ。 

 それでも会員たち、あるいは、年一万円の会費を振り込むのが億劫になって休んでいる会員たちに対して、私はやはり自分の最新の考え、分析、洞察を書いて公表しなければいけない。

 この1ヶ月間に起きた、世界的に重要な政治問題についても、私は、思いつくままに書いてゆく。箇条書きで羅列(られつ)する。あとは会員ページの方で、詳しく説明する。

1.安倍晋三首相の 12月26日(木)の突然の靖国参拝の 背景、裏側(うらがわ)、その持つ意味。

2.北朝鮮の 国防委員会副委員長の張成沢(ちょうせいたく、チャン・ソンテク)の12月12日の銃殺刑。

3.イエレン次期FRB議長が、12月14日(火)に米上院の指名承認の公聴会(パブリック・ヒアリング)があって意見表明した。
 
 ここでイエレンは、「金融緩和の継続の徐々の停止」これを、テイパリング tapering (ヤスリやろうそくの炎の先のように先細りしているもの)と言うが、これを当面、やらない、やめる( =金融緩和をやめるを、やめる。 けど、少しずつはやる という複雑な話。世界中をだますために)という複雑怪奇な表明をして、このあと、すぐにNYの株価が上がって、日本の株も上がりだした。このインチキ経済政策 (金融政策だけの一本槍のいびつな政策)のことは、ここではこれ以上説明しない。来年1年は、アメリカ政府は、このインチキ緩和政策を続けて、問題を先延ばしにして生き延びる。

 「アメリカの景気は回復しつつあり、心配はいらない」と大宣伝している者たちは、アメリカのジャンク・ボンド(低信用の債券市場)が先週から急激に崩れだしている事実を見ようとしない。


4.特定秘密保護法(とくていひみつほごほう)が、12月7日に可決した。

 この変な法律の持つ意味については、会員ペ―ジの音声配信で、アルルくんと話して、説明した。だから、ここでは極(ごく)手短かに話す。大事な点は、「秘密を漏洩(ろうえい)した公務員は最高で10年の懲役に処す」と決めたことだ。すべてはスノーデン事件とウィキリークスがアメリカ政府の情報機関(N.S.A. エヌ・エス・エイ)が集めた情報を世界中に公開してしまったことの強い影響だ。

 エドワード・スノーデン(ロシアで保護されている)が、FBIに追いかけられて、咄嗟の判断で、命がけの逃避行(香港に逃げた)で、世界中の大新聞社にばらまいた、そしてまだ、ロシアのプーチンの手元で保留されている世界中の各国政府の動きの傍受(ぼうじゅ)、盗聴や、主要各国の国家情報機関の最高幹部たちの氏名一覧の公表の問題だ。

 今度出来た、特定秘密保護法は、法律の条文自体が意味を成していない。最後の方に、その条文の一部を載せる。 何を書いているのか、法律学の知識のある私にも意味不明の条文たちである。 

 この特殊な法律が出来たことで、大事なことは、国家(政府)が、おのれの行動と集めた情報の山を秘密にして公開しないで国家機密としてこのままにしたいという本性(ほんせい)から出た、長年、情報機関(内調=ないちょう= 内閣情報調査室、や公安・外事警察。自衛隊の教育隊とか。公安調査庁=公調(こうちょう)=は嫌われて力がなくなっている) が内部統制用にも欲しがった国家機密の保護法である。

 この日本の国家情報機関に所属する公務員たち(警備公安警察=政治警察や自衛隊の特殊部隊 の非公然の隊員たちおよびOBたちに対して、「お前たちが国家機密を持ち出してどこかで公表したら、懲役10年の刑にする」 という条文がすべての目玉で中心だ。つまり国家の内部統制の法律である。

 これまでは、民間の企業や組織にたいして、ホイッスル・ブローワー(内部告発者)を奨励して、どんどん捜査機関(=警察)に内部の犯罪などを持ち込むように教唆していた。それが、何と自分たち国家機関にこの「内部告発=情報漏洩」問題が、襲い掛かるという晴天の霹靂の 事態が頻発するようになった。だからこれまであった、「内部告発、タレコミの奨励の法律」を潰して禁圧しようという動きだ。 

 私の近作、『 税金官僚(ぜいきんかんりょう)から 逃がせ隠せ個人資産』(幻冬舎刊)で、ICIJ(アイ・シー・アイ・ジェイ)に持ち込まれて世界中に、満天下にネット上で公開された、ケイマン諸島、バーミュダ諸島の世界350万人の資産家、権力者たちの一覧表のことは、書いた。

 これまで有った「情報公開法」もグチャグチャの法律にして葬ったように、どさくさで無力化させた。 スノーデンとウィキリークスによる、主要国家の国家スパイの高官たちの氏名一覧の公表に心底、怯(おび)えたのだ。それが、特定秘密保護法作りのお粗末の中心部分だ。


5.徳洲会(とくしゅうかい)から猪瀬直樹(いのせなおき)都知事に渡された 5千万円の事件。この本当の問題はどこにあるか。猪瀬直樹が、12月18日に辞任表明して、それで、すべてを終わりにしようとしている。

 猪瀬の逮捕も全てなしにして、それで、東京地検特捜部はホウカムリをして、知らぬ顔の半兵衛で、自分たちが逃げ切ることに必死になっている。 

 これは巨大な医療法人である徳洲会を潰そうとした、これまでずっと争い付け狙ってきた厚生労働省の官僚が仕組み、それと、今の東京地検特捜部長とがやった官僚連携の「利権あさり」劇の大失策であり敗北である。徳洲会のドン・徳田虎雄(とくだとらお)は生きていた。
彼の恐ろしいまでのあの形相の捨て身の反撃に、もんどり打ったのは自民党と特捜部だ。 

“ドン・コルレオーネ”は生きていた。ドン虎雄が死ぬ前に手を出してしまった厚生官僚と、検察特捜部は、黙り込んで自分たちの無能を恥じている。功を焦って、小沢一郎を犯罪者に仕立てて、つぶして、自分たち“法の番人“が、”法律という刃物”を使って、違法行為を続けて犯罪者になって指弾を浴びたことの汚名を濯(そそ)ごうとした、愚か者の検察庁幹部と最高裁判所=法務官僚どもの大敗北だ。

 この全国56箇所かの徳洲会の大病院のネットワークを、医療官僚行政と医師会にずっと40年間逆らい続けた虎雄が死んだら、徳田家から奪い取って、厚生官僚どもを天下らせて、そこを自分たちの新しい美味(おい)しい餌場(えさば)にしようと、ほくそ笑んだ厚生官僚たちの大失策だ。 自民党に火が及んだので、自民党が怒った。

 虎雄の、あの車いすのまま出てきて、首も動かない、目だけで字を書いて、それを音声に変えて皆に話した、あの壮絶な反撃は、本当に、すさまじかった。全組織を挙げての命がけの反撃をせよ、の大号令だった。さすが南島の僻地(へきち)の、奄美大島からさえ差別される徳之島(とくのしま)出身の者たちの団結力だ。

 以下に載せる、徳洲会の元事務総長・能宗(のうそう)克行(かつゆき)(57歳)“金庫番”が、徳洲会を裏切り、虎雄と大喧嘩して、そして、自民党政治家たちへの裏献金(ワイロの渡し)を、全部、特捜部にしゃべった。それで、徳洲会潰(つぶ)しとしての、息子の毅(たけし) 衆議院議員を贈賄罪で捕まえることで、この「徳洲会つぶし」を完成しようとした。 

 そして“計画通り”に猪瀬直樹に火がついた。猪瀬ひとりを焼き殺して、それで、終わり、幕引きにしようとしていた。 猪瀬の親分である 石原慎太郎が、5千万円の20倍の10億円ぐらいは、徳洲会からこれまでにもらっている(都知事だから収賄の罪)ことは、国民の多くが今、囁(ささや)き合っている通りである。自民党の大物たち(派閥のボスたち)でひとり2億円ぐらいずつだろう。

 ここまでなら、そこらの床屋談義や、バカ評論家たちでもやっている。ここからが大きな真実だ。ドン・コルレオーネ・虎雄は、「こうなったら、すべて、これまで自民党の大物たちに、能宗(のうそう)が渡した徳洲会のカネのことを 特捜部に 全部話せ」と、巨大な反撃に出た。徳田虎雄は、流石(さすが)であり偉い。

 やはり大した人物だ。私が私の映画評論本で、「映画ゴッドファーザー論」のところで書いたことを思い出して欲しい。  よくまとまっている日刊ゲンダイの記事を載せる。

(転載貼り付け始め)

「 逮捕された能宗元事務総長、民主党政権のメンバーもゾロゾロ 」

「 逮捕された金庫番が暴露 「徳洲会マネー」15億円の譲渡先 」

 2013年12月4日 日刊ゲンダイ

 徳洲会の政界工作の裏の裏まで知り尽くした“金庫番”が逮捕された。警視庁と鹿児島県警に業務上横領の疑いで捕まったのは、グループの元事務総長・能宗(のうそう)克行(かつゆき)容疑者(57)。徳洲会の関連会社の資金3000万円を着服した疑いだが、この男こそ、一連の不正の実態を東京地検特捜部に詳述し、親族逮捕のきっかけをつくったとされる人物だ。

 能宗は関西学院大を卒業後、79年に徳洲会大阪本部に入り、創業者の徳田虎雄の運転手兼秘書になった。猪突猛進な虎雄の指示に従って、信号無視やスピード違反は当たり前の運転術を身につけ、虎雄の信頼を獲得。これを機に30年以上にわたって重用された。

「虎雄氏が難病に侵された後は代弁者として徳洲会マネーを差配し、絶大な権力を誇った。これに“徳洲会が乗っ取られる”と反発したのが、虎雄氏の親族です。腕利きの興信所を雇うなど大金をはたいて能宗が関わった不正なカネの流れを洗い出し、今回の着服容疑を突き付け、今年2月に能宗を懲戒解雇。その後、刑事告訴したのです」(捜査事情通)

■大物政治家の名が次々と

 懲戒解雇の直前、能宗が徳洲会側にカネの流れを説明した「弁明書」が検察の手にわたった。
 「政界工作の裏金をどう捻出し、どう使ってきたのか。大物政治家の実名を挙げながら、80ページ超にわたって、こと細かに説明しています。特捜部にとっては宝の山で、警視庁が今回、捜査にあたったのも検察側に『俺たちの捜査協力者を自らの手で逮捕するわけにはいかない』という負い目があった、ともっぱらです」(捜査事情通)

 メモはマスコミにも出回り、石原慎太郎、亀井静香、鳩山由紀夫など実名で登場する政治家たちは「資金提供はない」と否定しまくっている。

「問題は民主党政権時代の裏工作で、多くは時効を迎えていません。メモには、民主党元衆院議員の高見裕一氏とナント、15億8000万円もの巨額コンサル契約を結び、すでに計2億4140万円を支払ったと記載されています。警視庁は10月末に能宗の着服事件の関係先として、高見氏の自宅を家宅捜索しています」(捜査事情通)

 この高見氏を国交相時代に特別参与に任命したのが、前原誠司だ。メモには徳洲会が取り組んだ「メディカルツーリズム構築へ向けた医療ビザ創設」について、〈高見氏が前原大臣と膝を突き合わせて説いた〉などと克明につづられている。
 
 前原事務所は「一切、関わっていません」と答えたが、メモには高見氏を通じた菅元首相や長妻元厚労相などとの“パイプ”も真偽不明ながら、詳細に書かれている。金庫番の逮捕によって徳洲会捜査は次にどんな展開を見せるのか。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この 徳洲会の金庫番で、組織の裏切り者の能宗克行(のうそうかつゆき))事務局長からのゲロ、白状を証拠に、徳洲会を叩き潰して、厚生官僚どもに渡そうとした、法務官僚=検察・特捜部の大敗北である。他の自民党の有力政治家たちへの徳洲会からのカネのことをどうしても特捜部は、調べなければならなくなった。困り果てた。 

 そこで、 この能宗 を逮捕したのは、警察(庁)なのである。 検察のバカたちが失策を起こして、自民党の大物たちのカネの受け取りまでバレかけたので、能宗を何が何でも、警察の檻(おり)の中に隠して、二度と表に出さないようにする、ということである。こうなったら犯罪捜査もへったくれもあるものか。自民党とオール官僚どもは、自分たちが逃げを打つことで必死となる。

 ホリエモン事件のときと同じだ。
ホリエモンも、そうやって、右翼ヤクザ者たちから命を狙われた形にして、検察の中に逃げ込ませた。カネとライブドアのすべてをホリエモンから奪い取った。そして命乞いをしたホリエモンを国家が「助けて」やった形にした。
自民党の親分たちに、ホリエモンが、ケイマン諸島の口座の付け替え(送金)で配ったカネの問題は、全て有耶無耶(うやむや)にした。あの”永田メモ”は本物だ。のちに、民主党の永田議員は、精神病の飛び降り自殺、ということにして殺された。 ホリエモン(堀江隆文)のことをネット時代の英雄のように思っている若者たちは、少しは考えなおした方がいいよ。

 あとは、もっと大物で、腹ぐろい 孫正義(そんまさよし)だ。彼の背後には、ルパート・マードックとデイヴィッド・ロックフェラーが付いているから、日本の電波(でんぱ)官僚、通信官僚 (今は、総務省)たちでも怖くて手が出ない。孫正義に対しても、私、副島隆彦は、これから私が書く。遠慮はしない。何が、“平成の坂本龍馬”だ。このフクスケ(福助)野郎。と書くと、「先生、もっと上品になってください」と、弟子たちから叱られるので、やや、上品にします。

孫正義が、”新電電(しんでんでん)”で、電電公社(現、NTT)を痛めつける形で、その尖兵(せんぺい)となった。NTTの通信局に無理やり電話線をつなぐことをやった。抵抗したNTTの副社長たちや郵政省の幹部たちが、何人もおかしな死に方をしている。そのあと、あの 藤原紀香(ふじわらのりか)で売ったJ(ジェイ)フォンが、携帯電話の免許を取るのを邪魔されたので、イギリスのボーダフォンの株を2兆円で買った形にした。それなのに、祖正義は、世界ボーダフォンの会長(日本ボーダフォンの社長にさえなっていない)にもなっていない、おかしな株式の操作で、この違法行為を闇に葬った。 日本の大銀行からの横並びの融資を受けて、その2兆円は、誰に貢いだのか。すべて今は、ボーダフォンを買収、吸収したソフトバンクの株ということにしてある。孫正義が、手ごまとして世界規模でやっていることを、その背後の親分たちの動きを明らかにしなければいけない。

 ここからが本当の政治評論だ。実は、安倍晋三首相と、石原慎太郎は、今度、お台場(フジテレビの建物の隣り)でやろうとしている、 カジノ(博奕場)の法律をドサクサで作るのだが、この突然のカジノ解禁法律 を巡る、利権で争っている。 

 パチンコ・遊技場産業の大手のセガ・サミーが安倍晋三に貢ぎ、アルゼの方が石原慎太郎派だ。 この“カジノ解禁”利権をめぐる争いだ。安倍と石原の二人は、右翼・愛国者としての心情で、韓国(人)、朝鮮(人)たたき、中国との敵対行動で、二人は同志だろうに、などと、甘い考えは持たない方がいい。大物政治家たちは、「国王級」の人間たちだから、自分にカネを貢いでくれる勢力のために動く。

 だから、今度の徳洲会事件で、石原を動けなくして、その政治生命を奪って(「石原さん。首相に逆らうことはできないよ。首相は警察も動かせるんだよ」と)、それで、まだ頭の軽い(人生経験の少ない、という意味)の橋下徹(はしもととおる)を安倍は、自分の方に呼んで、「ねえ、憲法改正を一緒にやろうよ」と引き込もうとしている。これが政治だ。 一気にやるであろうカジノ解禁の法律作り策動や、セガサミー、アルゼのことは、会員ページ用に詳しく書きます。


6.中国で、11月12日に、三中全(さんちゅうぜん)という今後の国家方針を決める、中国共産党の重要な会議が終わった。内容を私はまだ十分に分析できていないが、中国のこれからの10年間の国家運営についての相当に重要な会議だったようだ。

 この問題は、私はここでは書かない。ただはっきりしたことは、「中国政府(=党)が、判断に困ったときは、市場(マーケット)の原理にまかせると決めた」ようである。あとひとつは、「まだ貧しい8億人の農民たちの土地を私有制にする。ひとり1ヘクタール(一町歩)農民全員にあげる。地方政府から権利を取り上げる。土地取引の資本制と、担保(抵当権の設定)制度や農地金融制度を導入する。そして農民をもっと豊かにする。都市戸籍と農民戸籍の壁を取り払う(=これが李克強の都市化政策だ)」ということであるようだ。

 私、副島隆彦が、この2ヶ月不愉快なのは、今、書店で、韓国(人)たたき、韓国イジメをやっている、愚か極まりない本が 大いに売れていることだ。ここには、世界基準(ワールド・ヴァリューズ)では、明らかに極右(きょくう。エクストリーム・ライトウイング)である安倍政権による計画的な扇動も見られる。 

 中国たたきは収まったようだ。中国は大きな国で、もう、日本が正面からぶつかろうとしてもとても勝てない、と分かった。かつ、「中国経済は崩壊する論」をずっと書いて主張してきた愚か者(アホ)たちが、中国の経済がなかなか崩れないものだから、その矛先(ほこさき)を、大国ではない世界基準では中堅国である韓国に向けている。韓国は、世界20カ国の先進国 =G20=には入っている。人口5千万人強である。

 私、副島隆彦は、「悪韓(あっかん)論」、すなわち、“悪漢(あっかん)”である韓国人を貶(けな)し、蔑(さげす)み、見下(みくだ)し、嫌韓(けんかん)を囃(はや)し立て、チャンコロ( 中国人への蔑称。正しくチャンコウレンと発声すれば、正しい中国音の「中国人」である)や、チョン公、チョーセンジンは人種的に劣っているのだとか、言って、どキタナイ悪罵をテレビに向かって投げ掛け、唾棄し、軽蔑しつくして每日を生きている日本人が、300万人ぐらい居るとが分かっている。私の友人たちにも、そういうのがいる。私は、呆れ返って、その韓国人への悪しざまの罵りを横で聞いている。

 生来、知能が低く、日本社会で劣等生、知恵遅れ、落ちこぼれであり、そのくせ金(カネ)にだけは穢(きたな)い生き方をして来た者たちほど、極右・安倍政権を熱烈に支持して結集している。そして、そのまわりに雰囲気だけで同調する、馬鹿な貧乏、不満だらけサラリーマンや自営業者たちを寄せ集めて、ワイワイやっている。

 お前自身の顔を、よーく鏡に写してみろ、そこに韓国人と全く同じ顔がある。副島隆彦は、ここまで言って、全員にケンカを売るぞ。

 こういう日本国の劣等人間 (生来の愚鈍、かつ、人をいじめるのが好き。穢(きたな)らしいカネ儲け一点張りの小商人やケチ臭いアパート経営のような、生来の右翼体質人間)たちが、今の 反韓(はんかん)嫌韓(けんかん)ブームを作っている。韓国発祥の奇っ怪な宗教団体の暗躍がある、が、そのことは書かない。この低劣、下品極まりない日本人たちと、私は、同族であることを、つくづく恥ずかしく残念に思う。

 日韓併合(1910年)で、日本が韓国を植民地にして、1945年(日本の敗戦。光復=こうふく=と韓国では言う)まで支配したことへの恨みと長い憎しみが韓国人にあるに決まっている。

 人にヒドいことをしたことのある人は、自分の罪を自分の内面で恥続けなければ済まない。水に流して、何もなかったことにしよう、「韓国人の怨念(おんねん)や、恨(ハン)はいつまでも、うるさい」 世界情勢は、どんどん、新しく前に向かって進んでゆく、だから昔のことばかり言うな、と言うのは、占領して支配した側の論理だ。イジメられた方は恨みを忘れない。 だからどうしても国家間の謝罪問題になる。

 私、副島隆彦は、韓国の今の女性の朴槿恵(パク・クネ、ぼくきんえい)大統領は、お父さん譲りの優れた人物だと思う。両親ともを政治の泥沼で暗殺されて素だった厳しい人間だ。彼女は、世界基準の政治家だ。アメリカやヨーロッパに行って、堂々と英語やフランス語で議会で自分の言葉で演説している。世界政治を行える能力を持っている東アジアの政治家だ。 日本では、小沢一郎だけが今も世界基準の知性を持ち、振る舞い方を知っている政治家だ。

 あとの政治家たちは日本国内レベルの内部だけで通用する人間たちだ。 アメリカと、自民党と、オール官僚どもが、小沢を寄ってたかって、あれこれの不正選挙や、犯罪行為までやって、潰した。それならそれで仕方がない。

 私が、小沢一郎を褒(ほ)めるのは、彼は、実質の日本国王だから、絶対に、三権分立(さんけんぶんりゅう、と法律学部卒は言う)のルールを破らなかったし、怒りに任せて、敵たちに「目には目を、歯に歯を」で立ち向かわなかった。

 一切の違法をなさず、ただひたすらひとりでじっと耐えた。妥協をしなかった。子分たちをどんどん切り崩され脱落させられても一切、動じなかった。あの姿が、すばらしいのだ。自分の子分たち(粗製乱造で、確かにバカが多かった)は、全員、議員落選して、野原に屍(しかばね)を晒(さら)している。ただし改革と自立から取り残された日本国民の憐れさ、は続く。小沢たちを支えきれなった自業自得だから、小沢は今の事態をボー然と受け入れる。

 私は、丁度20年前の、1993年(自民党大分裂。細川=8党派=政権)の時も、政治謀略で打ち倒されたが、あの時から、私は、「小沢。たとえ一騎になってもいいから、野山を逃げ延びろ。どこまででも、逃げ延びろ。生き延びろ」と書いた。私、副島隆彦はそういう人間だ。言論人として、日本の政治思想家として、そのように ずっと書いてきた。

 先々週、安倍晋三首相は、国会の終わり(御用納め)があったときに、各党派の党首(=代表)のところを自分から回った。その時、小沢と安倍は、確か30分以上も、二人で楽しそうに雑談している。この姿がいい。実によい。日本国の運命を背負って、苦しい舵取りをしている者たちどうしの本当の姿だ。 国王(=民族指導者)というのは、常にこういう穏やかな態度でいなければいけない。

 朴槿恵(パク・クネ)が、反日言論を繰り返す、日本を馬鹿にしている、国際舞台でも安倍首相の顔も見ない、顔をそむける、と言って、日本のバカ右翼たちは怒る。どうして、もっと思慮深く、自分に向かって反感や怒りを見せる者にまで、相手を包み込むように、優しく接する、ということが出来ないのか。 

 優れた人間が持つ、本来の優美さ、というものが、産経新聞右翼、文藝春秋右翼たちには、備わっていない。気持ちの悪い、と或る、韓国発祥の奇怪な宗教団体が彼らの元凶である、問題だ。

 そして、その団体を背後から作ったのは朝鮮戦争の時の米軍の幹部たちの中にいた(のちの)イスラエルのモサドたちだ。北朝鮮の政府の中にも、そういう特殊な、奇っ怪な人間たちが、最高幹部クラスの中にも潜り込んでいる。名前まで分かっている。

私は、日本の右翼、民族主義者たちが、発生(誕生)した、1889(明治22)年の、東亜同文会(とうあどうぶんかい)の当たりから、今、調べている。本当は、アジア人の団結による、欧米列強(おうべいれっきょう)の白人文明からのアジア人の独立と、団結を標榜して始まった運動なのに。 宮崎滔天(みやざきとうてん)に始まり、遠山満(とおやまみつる)、黒龍会( ブラックドラゴン、玄洋社)の内田良平たちも、始めは、日清同盟(にっしんどうめい)で、日本は中国と仲よくしてアジアの繁栄を切り開く、大(おお)アジア主義だったのだ。

 それが、東亜同文会を作った 近衛篤麿(このえあつまろ。近衛文麿の父)や、細川護貞(ほそかわもりさだ。細川護熙の父)たちが、大アジア主義を捨てて、日露戦争のあとぐらいから、「シナ保全(ほぜん)」「日本の中国での利権の確保」と言い出した。日本の右翼が、大アジア主義を棄てて、変質して、アジアへの侵略主義者に変じたのは、やはり、このふたりの影響が大きい。

 犬養毅(いぬかいつよし。木堂)や高橋是清(たかはしこれきよ)たちは、変質していない。だから、5.15や2.26で殺されたのだ。それから日本は大陸への侵攻を始めた。戦争を仕組まれて、やらされた。日本の右翼はだらしないのだ。世界反共(はんきょう)同盟を言いさえすれば、自分たちに正義があると、意固地になって思い込んでいる。本来の、アジア人どうし団結せよ、の大(おお)アジア主義はどうなったのだ。


(転載貼り付け始め)

北朝鮮、張成沢(チャン・ソンテク)氏の死刑執行 

朝鮮中央通信報道 2013/12/13

 12月9日、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した、8日の党政治局拡大会議の場から連行される張成沢氏=聯合・共同

 【平壌=共同】北朝鮮の治安機関、国家安全保衛部は12日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔父、張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長に対する特別軍事裁判を開き、死刑判決を下した。刑は即日執行された。朝鮮中央通信が13日伝えた。

 張氏については8日、自らの派閥をつくる「分派」活動など「反党・反革命的行為」を理由に、朝鮮労働党が全役職からの解任と党からの除名を決めていた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長は、13日には、判決のあと即座に銃殺刑になり、機関銃(マシンガン)で蜂の巣になったそうだ。

 私は、世界各国の情報機関と大メディアが、「情報不足」と言いながら、盛んに恥ずかしがっているのを見て、ははあ、あんまりもみっともない原因だものだから、自分たちが恥ずかしがっているナ、と勘づいた。

 処刑された張成沢(チャン・ソンテク)が、中国に近いとか、私腹を肥やしたというのは、取ってつけたような理由(解説)で、真実は、やはり、金正恩(きむじょんうん)の奥様に成った、かわいい女性である李雪主(リ・ソルチョル)が、 張成沢(チャン・ソンテク)と、喜び組時代に肉体関係があったことが、流出したビデオで判明して、それで、金正恩本人と周辺が、怒り狂って、それで、こういうことになったのだと、判断する。人間というのは、権力者であっても、こういう人生ドラマ(劇)を持っている。

 私、副島隆彦は 政治言論人 であるが、本当は文学者(作家)の資質を持っている。私の眼力からして、権力者たちが織り成す、男女の愛欲のドラマこそは、本当の政治劇である、と分かっている。だから、ヨーロッパの王侯貴族たちが、死ぬほど、オペラ(歌劇)が好きだったのであり、オペラの大作の中の(ユダヤ)民族の興亡(サムソンとデ=ダ=リダや、アイーダや、ナブッコ、ドン・カルロなど)の民族の英雄や王女たちとの男女の悲劇のなかに、本当の人類(=人間)のドラマを見る。 皆、男女の愛憎劇は、私たち庶民でもやっていることで同じなのであるから、そっとしておいてあげるべきだ。


 私は、李雪主(リ・ソルチョル。りせつしゅ)が、金正日(キム・ジョンイル)の死去2周年のお祀りの日の、先日のニューズの映像で、顔を歪めて悲しそうな苦しい顔をしている金正恩の横、3メートルぐらいのところで、本当に死にそうな顔をして真っ黒な表情で歩んでいる姿を見て、ああ、大変だなあ、と同情した。

 私、副島隆彦の事を、チョン公、チョーセンジンの手先、韓国人の肩を持つ反日分子と呼ぶなら、呼べ。私は、「アジア人どうし、戦わず。団結せよ。戦争だけはしてはならない」「深く仕組まれる戦争だけは、もうさせられてはならない」という旗(はた)を立てながら、ずっと生きてきた日本人知識人だ。

 欧米白人たちがやってきた、侵略と横暴と悪巧みと こそ、団結して、闘って跳(は)ね返してゆかねばならないのに、どうして、私たちは、同じアジア人どうして、こんなに、敵どもの策謀に乗せられて、いがみ合わなければならないのだ。 私は日本国のこの悲惨な現状に、ひとり慟哭する。

(転載貼り付け始め)

「 首相靖国参拝、日米同盟への影響焦点 米国は「失望」 」

日経新聞 2013年12月26日

 安倍晋三首相が靖国神社を参拝した。「首相の年内参拝はあり得る」と秋からみてきた外交当局が注視するのは日米同盟への影響だ。駐日米大使館は26日、首相の靖国参拝について「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動をとったことに、米国政府は失望している」との声明を出した。

http://mxt.nikkei.com/?4_19409_334005_2

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 安倍晋三が、どうして、政権一年目のこの時期に、靖国に行ったかは、その裏側の秘密は、ここではもうあまり書かない。会員ページ用に取っておく。

「ザ・カルト・オブ・靖国(ヤスクニ)」と、アメリカで呼ばれている、お前たち、ワック一派、産経右翼、文春右翼たちのことは、ここでは書かない。

今の世界は、アメリカの 「 オフショア・バランシング offshore balancing 理論 」で動いている。これは、私たちの古村治彦(ふるむらはるひこ)研究員が、評判をとった本『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所刊、2012年)で、日本に紹介した、今のアメリカの大きな国家戦略だ。以前の凶暴なネオコン派の戦略とは、オバマたちは全く違うのだ。

 この10月3日に、「2プラス2」(外務相と国防相の会談)で、日本に来たジョン・ケリー国務長官と、チャック・ヘーゲル国防長官が、なんと、日本政府の隙を縫って、二人で、千鳥ヶ淵の戦没者霊苑(世界基準の無名戦士の墓。ツームズ・オブ・アンノウン・ソルジャーズ)に 花輪を捧げに行った。

 その このアメリカ政府の動きに逆らうべく、安倍晋三は、動いた。それは、安倍たちを支える、反オバマの、好戦的な、戦争翼賛勢力が、アメリカにいるからだ。

 しかし、それよりも、安倍と 菅義偉(すがよしひで)官房長官 (菅が、今の安倍をすべて動かして、ずべての官僚たちを統制している。菅は、日大夜間部出身。横浜の寿町で、沖仲仕をやって大学を出た苦労人。だから、どんな苦しみにも耐えられる)はその次の計画している。

 バカ右翼たちの歓心(かんしん)を、靖国参拝で買っておいて、支持を強固にしておいて、そのあと、来年の早いうちに、 北方領土の4島のうちの2島(面積平等)返還、というのをぶち上げるだろう。そしてロシアのプーチンと日ロ平和条約(講和条約。=戦争終結条約)を結ぶだろう。だから、安倍と菅は、その布石を今のうちに打っているのだ。

 アメリカ(オバマ)には、10月7日に、サンクト・ペテルブルクのG20で、会談して、50兆円を払う約束をした。それで、今、一回に5兆円ずつアメリカに払っている(=米国債買い)ので、1円ずつ、円安になる。1ドル99円から始まって、110円まで円安は続くだろう。一回5兆円ずつ、日本政府(日銀)が、為替相場で、円を売ってドルを買って、それをアメリカ政府に渡せば、一回当たりで、1円ずつ円安に動く。 昨年の90円から103円までの急激な円安の動きと同じだ。すべて政治が市場を、乗っ取って動かしているのだ。

 このあと、同時に、オバマから、安倍は、「オリンピックを東京でやらせる」の合意が出来て、この50兆円払うで決着したので、すぐさま、飛行機に飛び乗って、G20をほったらかして、南米ブエノスアイレスまで飛んで、何くわぬ顔をして、「2020、トーキョー」の素っ頓狂のゲロIOC会長の発表を聞いた。

 オリンピックもカネで買ったのだ。そして、サハリン1,2,3の天然ガスを海底パイプラインで、茨城県にまで直接、運ぶ。プーチンの取り分も話したし、ソチ・オリンピックで、アルカイーダ(=モサドと、CIAの特殊部隊が作って指揮している)がテロをすることはない、と、話がついた。それで、プーチンは、安倍晋三との、中国包囲網の話に乗った。 こういうことだ。これ以上の、中国包囲網のことは、会員ページで話す。


(転載貼り付け始め)

「 月面着陸の中国「嫦娥(じょうが)3号」、無人探査車切り離し 」

2013/12/15  日経新聞  

 12月4日、月に軟着陸した中国の探査機「嫦娥(じょうが)3号」は15日、6輪の無人探査車「玉兎(伝説で月に住むウサギ)号」を切り離し、月面に降ろした。

 国営新華社が伝えた。玉兎(ぎょくと)号は地球からの遠隔操作に従い、3カ月にわたって月の地形や地質の調査に当たる。機体の大きさは太陽電池パネルを収納した状態で長さ1.5メートル、幅1メートル、高さ1.1メートル。

嫦娥3号本体と玉兎号が機体にあしらった中国国旗を撮影しあうことも成功した。(北京=山田周平)

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。 12月4日に、中国は、月に無人の探査機を着陸させた。そして、その嫦娥(じょうが)3号から、コロコロと、月面探査機(ランドローバー)の、玉兎(ぎょくと)が出てきて、今から月面を歩きまわるのだそうだ。

 「人類の月面着陸」問題は、副島隆彦の十八番(おはこ)であり、私が、プロパーだから、あまり書かない。私の本の読者でも、半分ぐらいは、「副島先生。月面着陸(アポロ計画)の話は、あまりしない方がいいですよ。読者を減らしますから」と忠告してくれるアホたちがいる。

 だから、あまり書きたくない。 だが、この中国の月面からの映像、というのは、インチキだ。 まわりの空に、満天下の星が写っているはずなのに、それが何もない。地球だけが、ぽっかりと、アポロ11号以下の月からのインチキ映像と同じで、浮かんでいて、その他は真っ黒のままだ。 空気はないのだから、月からの映像は、満点の星々が写っていなければおかしい。だから、これは中国のヤラセだ。 私は、中国政府に、インチキをするな、と抗議する。

このあと、月面にいるはずの 嫦娥3号も、玉兎(ぎょくと)君の姿が見えない。中国は何も発表しない。

 月面への飛行体の軟着陸(なんちゃくりく、ソフト・ランディング)は出来ない。ドカーンとぶつかることは出来る。ただし、月は、空気もない(ほとんどない)ので音はしない(笑い) し、重力も少ないので、どうやって、空気抵抗を作れるのか分からないので、降りれない。月面にぶつかる寸前までの、月面の映像を正確に撮影して、すでに、ヨーロッパの月探査機(今から6年前)は、「月面のアメリカの秘密」を知っている。アメリカ政府を揺(ゆ)すって、強請(ゆす)って、外交交渉の材料の一つにしている。

 中国もこれを始めた、ということだ。日本政府もさっさと同じことをやりなさい。どうせ、国際秘密条約で、月面は、(いくらでも写せるのに)写したらいけない、ことになっている。

 ここでは、月面でNASAの宇宙飛行士たちは、宇宙人たちに会ったのだ、と信じている人々と、副島隆彦の永遠の闘いは続く。私は、この手の、自発的クルクルパーのスピリチュアル人間たちを、我慢強く説得して、「世の中の裏側のおかしさ、きたなさ」に気づこうとしてる生来、頭のいい人( 学校の勉強は、あまり出来なかった人が多い)を説得して、味方勢力にしようと、ずっと努力してきたのだが、私はもう、そろそろ飽きた。

 日本の景気がワルすぎて(大不況、大デフレのまま) 、スピリチュアル人間たちは、すぐに追い詰められるタイプの人たちなので経済法則(おカネの法則)に耐えられなくて消えつつある。

 もう、これぐらいにしておきます。 年末に、副島隆彦からの 会員の皆さんへの贈り物でした。 我慢強く、粘り強く、コツコツと、真面目に、愚直に、元気よく生き続けましょう。 

副島隆彦拝

 
 副島隆彦です。以下は、特定秘密保護法の、例えば、第15条です。我慢強く、読んで御覧なさい。これが、官僚どもの作文、というやつです。人だましの塊(かたまり)です。こうやって、官僚=役人どもが、政治家という表面の華やかな芸能人たちをいいように、あやつって、政治の実質を動かすのです。 

(参考資料)

 副島隆彦です。特定秘密保護法 というのは、このようなグチャグチャの条文から成る法律だ。現場の一線の政治(警備)警察官たちへの締め付けの法律である。彼らは厳しい研修をこれから受けさせられる。家族関係も洗い直される。国家情報を扱う、あるいは情報収集活動に従事する司法警察職員に対して厳しい統制と監視を行う為めのものである。

(転載貼り付け始め)

(警察本部長による適性評価の実施等)
第十五条  警察本部長は、政令で定めるところにより、次に掲げる者について、適性評価を実施するものとする。

 一 当該都道府県警察の職員(警察本部長を除く。次号において同じ。)として特定秘密の取扱いの業務を新たに行うことが見込まれることとなった 者(当該警察本部長がその者について直近に実施して次項において準用する第十三条第一項の規定による通知をした日から五年を経過していない適性評 価において、特定秘密の取扱いの業務を行った場合にこれを漏らすおそれがないと認められた者であって、引き続き当該おそれがないと認められるもの を除く。)

 二 当該都道府県警察の職員として、特定秘密の取扱いの業務を現に行い、かつ、当該警察本部長がその者について直近に実施した適性評価に係る次 項において準用する第十三条第一項の規定による通知があった日から五年を経過した日以後特定秘密の取扱いの業務を引き続き行うことが見込まれる者

 三 当該警察本部長が直近に実施した適性評価において特定秘密の取扱いの業務を行った場合にこれを漏らすおそれがないと認められた者であって、 引き続き当該おそれがないと認めることについて疑いを生じさせる事情があるもの

 2 前三条(第十二条第一項並びに第十三条第二項及び第三項を除く。)の規定は、前項の規定により警察本部長が実施する適性評価について準用す る。この場合において、第十二条第三項第三号中「第一項第三号」とあるのは、「第十五条第一項第三号」と読み替えるものとする。

 (適性評価に関する個人情報の利用及び提供の制限)

第十六条 行政機関の長及び警察本部長は、特定秘密の保護以外の目的のために、評価対象者が第十二条第三項(前条第二項において読み替えて準用 する場合を含む。)の同意をしなかったこと、評価対象者についての適性評価の結果その他適性評価の実施に当たって取得する個人情報(生存する個人 に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と照合することが でき、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。

 以下この項において同じ。)を自ら利用し、又は提供してはな らない。ただし、適性評価の実施によって、当該個人情報に係る特定の個人が国家公務員法(昭和二十二年法律第百二十号)第三十八条各号、同法第七 十五条第二項に規定する人事院規則の定める事由、同法第七十八条各号、第七十九条各号若しくは第八十二条第一項各号、検察庁法(昭和二十二年法律 第六十一号)第二十条各号、外務公務員法(昭和二十七年法律第四十一号)第七条第一項に規定する者、自衛隊法(昭和
二十九年法律第百六十五号)第 三十八条第一項各号、第四十二条各号、第四十三条各号若しくは第四十六条第一項各号、同法第四十八条第一項に規定する場合若しくは同条第二項各号 若しくは第三項各号若しくは地方公務員法(昭和二十五年法律第二百六十一号)第十六条各号、第二十八条第一項各号若しくは第二項各号若しくは第二 十九条第一項各号又はこれらに準ずるものとして政令で定める事由のいずれかに該当する疑いが生じたときは、この限りでない。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。このように今の法律というのは、上記のように、とても普通の人間には読むに耐えない、読んでもどうせ分からないように出来ています。国民を大きな真実に近寄らせないようにするための道具だ。本当は、こうではいけないのです。なんとかしなければ。

副島隆彦拝 
 
<転載終わり>
 
------------------------------
 
 久しぶりに副島氏が記事をアップされました。「会員ページ」にはいつも書いているとあったので、「会員ページ」を見てみると、確かに記事を書かれていました。それを読むと、12月は中国や香港などに調査に行かれていたそうです。会員専用ページなので引用はしませんが、精力的に活動されていることが分りました。
 
 副島氏は口は悪いですが、どこか憎めない表現をされます。孫正義氏に対するコメントには笑いました。
 
 副島氏は韓国や中国寄りの人だと昔から言われていますが、遠山満や内田良平を支持されているのであれば、単なる親韓、親中ではなく、大アジア主義を支持していることが分ります。これには賛同します。
 
 また、この記事では多くの問題について解説されていますが、特に特定秘密保護法が官僚による官僚を守るための法律だということは、今後大きな問題を残こすことになると思いました。スパイ防止という点では、当然あるべき法律なのですが、官僚の悪行が隠蔽されてしまうという点では悪法という側面も持っていることになります。徳洲会の問題の真相が、官僚による謀略であることと根っこは同じだということです。これにも驚きました。マスコミは徳洲会を悪者として報道していますが、ウラがあるものですね。
 
 副島氏の記事は普通では報道されないことが書かれていますので、大変勉強になります。自分なりに取捨選択し、咀嚼したいと思います。大晦日のプレゼントになりました。
 
 
 
 
 
 
 
・学問道場

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑う神に福来たる…大阪・枚岡神社でお笑い神事  読売新聞

2013-12-31 17:09:15 | 日月神示の実践

<読売新聞より>

------------------------

 

  01

 

笑う神に福来たる…大阪・枚岡神社でお笑い神事

 

 1年間の出来事を笑い飛ばし、新年の幸せを願う「お笑い神事」が25日、大阪府東大阪市の枚岡神社であり、氏子や参拝客ら約1300人が境内に大きな笑い声を響かせた。

 天の岩戸にこもった天照大神を、同神社の祭神・天児屋根命(あめのこやねのみこと)ら神々が大笑いして誘い出したという神話にちなむ行事。先導役の中東弘宮司(72)らが「あーはっはー」と3度、高笑いした後、太鼓の合図で参拝客らが一斉に大きな口を開け、約20分間、笑い続けた。

2013年12月25日21時07分  読売新聞)
 
 
<転載終わり>
 
---------------------------------
 
 12月25日 10時からお笑い神事に参加しましたが、その模様が読売新聞に載っていました。1,300人も集まったそうですが、6年前にはたったの50名くらいだったそうです。春日大社から中東宮司が枚岡神社に赴任されて来られてから、大勢の人々が集まるようになったとのことです。
 
 その模様が天下泰平の滝沢さんのブログで紹介されていますので、関心のある方はご覧ください。また、「ガラスの仮面」の美内すずえさんも参加されていました。美内さんが企画された神事についても解説されています。なかなか意味のある神事だと思いました。
 
 
 
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする