日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

谷口雅春氏 「副守護神」について

2008-11-13 07:56:51 | 日月神示の研究
 生長の家の創立者の谷口雅春氏は、このように言われています。
 『副守護神が改心し、先天的憑依なる正しき守護神が吾々の肉体を守護するようになると肉体の精神状態がすっかり浄化され、嗜好も一層人間らしくなります。鎮魂の主要目的は副次の憑霊を改心せしめて、正位の守護神の主権を恢復(かいふく)することであって、その目的さえ達すれば、一切の病癖は随伴的に回復します。従って病癖に対する対症的暗示若しくは説得は不要であります。鎮魂帰神の施法中審神者(さにわ)は決して酒を飲むな、淫欲を貪るな、四足獣(よつあし)の肉を食うななどと、憑霊に対して命令はしませぬ。しかし霊が帰順すれば何の暗示も与えずに大酒が飲めなくなり、淫欲は恬淡(てんたん)となり、四足獣の肉などは全然食べられなくなります。単に大本の名称を聞いただけで霊が帰順してそれ以後肉を食べれば忽ち(たちまち)三日位下痢を続けて消化器を洗濯される人などもあります。それ故霊が帰順すれば霊そのものが神界の規則に従って生活して行くから、何の暗示も説得もなくして獣肉類が食べられなくなるのです。吾々の現在意識は憑霊の意識との複合せるものでありますから、憑霊が肉を食べたいと思えば自分が肉を食べたくなり、憑霊が手淫をしたくなるならば自分が手淫をしたくなるのであります。自分が肉を食べたいのであるか、狐が肉を食べたいのであるか、自分は人であるのか、人が狐であるのか-大抵の人はそうした倒錯した生活を送っています」(『神霊界』第八十九号)

 これに対して、中矢伸一氏はこのように言われています。

「谷口雅春氏ほどの人物であっても、初期の頃は狐霊などの低級霊に憑依され、想念を狂わされていたのである。
 現代の人間は、とくに副守護神の活動が旺盛で、外流の影響を強く受けており
(ほとんど外流の渦中に生きているといってよい)、同一波調を持つ低級な霊界(粗雑で、歪んだ波調を持つ世界)との感応を起こしやすい状態にある。
 現代人では、動物霊に憑依されていない人はほとんどいないと言っても、言いすぎではないだろう。
 副守護神は物欲や性欲、権力欲、闘争欲などを支配する。
 このため、副守護神が活発に働いている人が多い社会は、物質的な生産活動や経済活動が促進される。そういう社会的傾向が主流になると、文明は著しい発達を見ることになる。
 しかしその反面、霊的(精神的)な向上への道は閉ざされ、高級なる霊界からの直接的な流れである正流が受けられないため、いつまでたっても正守護神に復帰できず、ましてや本守護神にまで位が上がることなどは不可能となる。
 副守護神により生み出された文明は、短期的には目覚しい発展を見せるが、やがて行き詰まり、悲惨な末路を辿ることになる。(中矢伸一氏著 「日本はなぜ神道なのか」)

 谷口雅春氏が師と仰ぐ大本の出口王仁三郎聖師が言われるには、「正守護神とはその人の霊魂が、高度な霊界からの直流的な正しき流れを受けるときは善なる霊、すなわち正守護神となり、本来神より天国の御用に奉仕する目的で与えられた肉体の正しき主となる。一方、低級な霊界からの歪んだ外部的流れを受けるとき、その人の精霊は悪霊、すなわち副守護神となる。」とのことです。

 出口王仁三郎聖師や、谷口雅春氏が言われるように、現代人は、動物霊に憑依されていない人はほとんどいないと言っても、言いすぎではないとのことです。ということは、自分の感情だと自分で思っていても、背後では低級霊が発している感情ということになるのでしょうか。例えば過食の人の食欲は、低級霊の食欲が大きく影響しているということにもなるかと思います。
 また、「副守護神は物欲や性欲、権力欲、闘争欲などを支配する。」ということであれば、自分の感情といっても、低級霊に操られているということになるのでしょうか。
 以前はハムやメンチカツなどは好きだったのですが、その食欲は低級霊のものだったということになるのでしょうか。
 肉食を止めてから100日が過ぎましたが、今は全く肉を食べたいとは思いません。ということは、肉が好きな低級霊たちが、私から去ってくれたということなのでしょうか。目に見えない世界のことですので、何も科学的に証明はできませんが、出口王仁三郎聖師や谷口雅春氏が言われるのであれば、真理である可能性はかなり高いと思います。自分の感情が実は、自分の感情だけではなかったというのであれば、とても気持ち悪い状態です。なるべく早く低級霊には出て行ってもらいたいものです。こういった低級霊を祓うということも、身魂磨きになるのではないかと思います。


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