<田中龍作ジャーナルより転載>
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再稼働反対集会に小沢氏登場 参加者「マスコミ帰れ」の怒号
マスコミ不信が一気に噴出した夜だった。新聞・テレビのカメラマンたちに向けて「帰れコール」が飛ぶ、前代未聞の事態となったのである。
“小沢氏が金曜恒例の再稼働反対集会に来る”―― ツイッターで昨夜から情報が流れていたため、14日の集会はマスコミのカメラマンが大挙、国会議事堂前に集結していた。カメラマンたちは少しでも高い位置から撮ろうと脚立の上に立つのが習性だ。それも最前列で。
カメラマンたちの体で遮られて、参加者はステージが見えなくなる。さもマスコミの特権であるかのような振る舞いに、反感を抱く人は少なくない。
それを意識してか、スピーチ台に立つ参加者の多くは、マスコミを批判した―
「パブコメでは国民の8割もが原発ゼロを望んでいるのに、マスコミの選挙予想では原発を3年以内に再稼働させる自民党が単独過半数を取るというのは、どういうことでしょうか?」女性は声を振り絞るようにして訴えた。マスコミのカメラマンが陣取る方に顔を向けながら。
右傾化、原発再稼働…すべてマスコミが仕組んだと決めつける男性もいた。
小沢氏がそろそろ到着する7時20分頃だった。目の前を遮るカメラマンたちに対する参加者のイラ立ちはピークに達した。寒いなか「小沢目当て」で来ている参加者にとっては肝心の小沢氏が見えないのである。
「テレビカメラどかせ」「マスコミ帰れ」「日本をメチャクチャにしたのはお前たちだ」参加者から怒号が飛び交い収拾がつかなくなった。
「カメラを下げてください。(参加者の)皆さんは早くから来て待ってたんです」。主催者はカメラマンたちに命じて脚立の上から降ろさせた。マスコミの特権が崩れた瞬間だった。
歓声に迎えられて会場に到着した小沢氏が演説した―
「総選挙に入っても脱原発の声は広がっておりません。新聞・テレビで脱原発を争点から外している。これは日本社会の歪です。マスコミがそういう中に組み込まれている。こんなことが罷り通ったら日本は真っ暗闇になる…(中略)国会で脱原発を通すなら、脱原発を唱える議員が多数を占めなければなりません…(後略)」。
集団リンチのように小沢氏を叩き続けたのもマスコミなら、原発安全神話を振り撒き、再稼働まっしぐらの自民党を政権復帰させるべく世論操作をしているのもマスコミだ。
明日(16日)は衆院選と東京都知事選の投票日である。マスコミによる刷り込みを撥ね除けて、有権者の大多数が自分自身の判断で投票することを願う。
《文・田中龍作 / 諏訪都》
<転載終わり>
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原発を40年間も推進してきたのは自民党だったわけですし、100%安全だとも言って来ました。ところが昨年の震災では大きな事故を起こしてしまいました。しかも津波が来る前に、地震だけであれだけの被害を被ったのです。自民党も民主党も電力会社もウソばっかりです。
マスコミは自民党政権になれば、金融緩和で円安になって、景気が良くなりますよ!と甘い言葉を投げかけています。事実、株は9,700円まで上がりましたので、国民は期待してしまうのでしょう。しかしまだ自宅に戻れずに仮設住宅で生活している方々がたくさんいるわけですから、景気が良くなるという甘言に惑わされ、原発を再稼動する自民党に投票するというのはいかがなものでしょうか。原発を推進して来たのは自民党だったわけですから、それを忘れてしまうのもどんなものでしょうか。
*明日は昼から京都の吉田神社に、関西神社巡りのメンバーと正式参拝しますので、昨日の19時に期日前投票を済ませました。15年前から支援して来た東京19区の渡なべ浩一郎さんに投票しました。15年前は私は自由党党員でしたので、自由党公認の渡なべ浩一郎さんを支援して来ました。小平の選挙事務所に小沢党首が応援に駆けつけてくれたことを思い出します。ビラ配りや応援演説の手伝い、選挙カーの運転などもやりました。票読みのために一日中、電話掛けもやりました。
その後自由党は民主党に合流しましたが、民主党の党員にはなりませんでした。民主党には左翼的な議員が多かったので止めました。渡なべ浩一郎さんは民主党公認になり、2009年には比例区で当選しました。その後、小沢党首と共に民主党を抜けて、現在は日本未来の党に合流しました。渡なべさんとは30回以上、小平市の一ツ橋学園商店街の居酒屋で飲んだことがあります。とても育ちの良い方で、政治家としては綺麗過ぎるかも知れませんが、実直ないい方です。