日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

船井幸雄氏のブログ 「中矢伸一氏の発言について」

2009-01-26 08:14:57 | 船井幸雄氏
 船井幸雄氏は自身のブログで、中矢伸一氏の発言について言及されています。

<記事転載>
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「不況」を正しく把えよう
                                                  2009年1月20日
                                                  船井幸雄
                              
 いま世界中に不況の嵐が吹きあれています。
倒産、失業、収入減、消費の節約などは、これからまだまだきびしくなると思われます。
 世界の実質経済(GDP)は約5000兆円です。
それに対して、目に見えるが、
虚質経済と言っていいもの[株、為替、(債枚など)]は約2京円に達していたと考えられます。
さらに目に見えない虚質経済(先物など金融派生商品)は数京円になっていました。
この虚質経済が、去年から、こわれはじめたのです。
多分、目に見える虚質経済は、将来1京円弱は残るでしょう。
それでも半分以上はふっとぶと思われます。
また目に見えない虚質経済は、ほとんど零に近くなると思われます。
これを避ける方法は猛烈なインフレか戦争ぐらいしかないと考えられます。
だから「資本主義は崩壊せざるをえない」と私は思うのです。
いままで、我々は「資本主義の仕組み」にどっぷり浸ってきましたから、
多くの人にとってこれは大変なことですが
「資本主義」とか「エゴ至上主義といっていい近代」は
矛盾に充ちたシステムで物やお金を「もっともっと追及」しなければ成り立たないわけですから、
いずれつぶれることが分っていました。
その時が、いま到来したと判断してもそんなにまちがいはないと思います。

その理由や対処法につきましては、
『ザ・フナイ』の2009年1月号の私の特別寄稿文、
「2009年は資本主義大崩壊の分る年 対処法はこれだ! 
ただし今年の日本は以下のようになるだろう」をお読みください。

それでも、なぜ資本主義が崩壊するか分らない人は、
朝倉慶著『大恐慌入門 』
 (2008年12月31日徳間書店刊)と
拙著『2009年 資本主義大崩壊!―いよいよ断末魔の最終章が始まった』(2008年12月11日ダイヤモンド社刊)
をお読みになるとご納得してもらえると思います。
この経済不況は、目先は苦しいですが、
すばらしい矛盾のない人間社会をつくるために「必要・必然・ベスト」のものだともいえるのです。

ところで、私の盟友の中矢伸一さんは、
彼の発行している月刊誌『たまゆら』の2009年新年号の冒頭に、つぎのように書いています。
分りやすい文章ですから転載します。

 『新年あけましておめでとうございます。
西暦2009年、平成二十一年の丑年となりました。
 昨年は、とくに九月の「リーマン・ショック」をきっかけに「世界恐慌」という言葉も聞かれ始め、
いよいよ誰の目にも経済的激変が明らかになって参りました。
地震や水害、火山噴火などの天変地異の場合ですと、局所地域の話として扱われ、
直接被害のない大半の人々にとっては対岸の火事で、大して実感は湧かないものですが、
経済問題となると、
普通に社会生活を営んでいる人であれば例外なく自分の身に関わってくることですので、
世界レベルでの深刻さという意味では大きいと思います。

 一部の専門家の間では、「百年に一度の大不況」などと言われていますが、
そんな程度のもので済むのでしょうか?
 私たちが日々目撃しているのは、
「資本主義」という虚構のシステムが大崩壊しようとしているプロセスです。
今はその真っ只中にいるわけです。

 地球上、とくに先進諸国を中心に世界を席巻していた資本主義経済は、
跡形もなく消え去ろうとしています。文明の八百年周期説を唱えた故・村山節(みさお)先生は、
二十一世紀中には100%、資本主義はこの世から消滅すると予言されました。現実には、
「二十一世紀中」というより、あと数年で無くなってしまうのではないでしょうか。

 しかし、資本主義が無くなることがこの世の終わりかというと、もちろんそうではありません。
 むしろ、人類はより良い経済システム、社会システムのあり方を急速に模索し出し、
造り上げていくことでしょう。
 それは、もっとお互いに暮らし良いもの、もっと環境に優しいもの、
もっとシンプルなものになるはずです。
 今のような、周りの人間を蹴落としてでも生き残ろうとする弱肉強食型、
商売の奸智(かんち)に長けた者が徳をする、金持ちはますます金持ちになる、
何も生産せずにコンピューターの面面に座っているだけの人間が
巨額の金を動かして大儲けする、
などという現在の経済システムこそが、間違っているのです。
 一時的な混乱は避けられないにせよ、間違いなく世の中は、
素晴らしい方向に向かって動き出しています。』
                                              (転載ここまで)

私は中矢さんの発言は正しいと思います。
「にんげんクラブ」の皆さまも、希望を持ち、しっかり勉強し、
是非このむつかしい時をのりきってください。
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