維新政党・新風の副代表の瀬戸弘幸氏が、竹中平蔵氏をブログで批判しています。
<記事転載>
----------------------------
私は小泉元首相を支持していました。それはシナ・朝鮮の内政干渉まがいの対日外交に関して、小泉首相が毅然たる態度で臨んだからです。決して内政面全てにわたって支持していたわけではありません。
特にこの竹中平蔵という人物は嫌いでした。この人が推し進める構造改革路線には胡散臭さを感じていましたし、性急過ぎる規制緩和には反対でした。
この竹中平蔵氏ですが、任期を4年残して政治家をお辞めになって慶応義塾大学の教授に復帰した。おとなしく学業に専念するのかと思いきや最近はまたテレビに出まくっています。
小泉政権時代は構造改革路線の旗頭として盛んにテレビ出演していましたが、また最近になってやたらとテレビに出るのは、やはり自分に対する風当たりが強まっている風潮にじっとしていられないからでしょう。
このところ、小泉首相(当時)と竹中平蔵が推し進めた構造改革路線を否定的に捉える論調がマスコミでは多くなってきた。特に週刊誌メディアなどでは、この路線による<負の遺産>が指摘されています。
鳩山邦夫総務相が郵政民営化で一括売却が決まっていた「かんぽの宿」の売却先がオリックスであったことで、ストップをかけたのもこのような負の遺産を意識してのことでした。
竹中氏は今でも構造改革路線は間違いではなく、それを中途半端にしているから、逆に不況に耐えられない状態にあると強弁している。構造改革が停滞していなければ今回の世界同時不況などで日本が慌てふためくことなどなかった-と言い切っています。
竹中氏は非常に話術が巧みです。だからテレビ討論などでは、いつも彼が相手を打ち負かしているようにしか見えません。しかし、この場に及んでもそのような話術だけで相手を凌駕されても困ります。
白を黒と言い含める話術に長けていても、もうメッキが剥がれてきています。この人物がもう少し謙虚な姿勢で、構造改革路線の影の部分も語らなければ、誰もこの竹中氏の話をマトモに聞こうとはしなくなるでしょう。
今回の世界同時不況は竹中氏の責任ではありませんが、その影響を受けた日本において様々な問題が噴出し、それが構造改革路線の失敗と結び付けられて語られています。
失敗と言うか余りにも急ぎ過ぎた規制緩和などによって日本経済が
混乱して、それを未だに引きずってきたことは紛れもない事実でしょう。まったく誤りがなかったなどということではない筈です。
今後も手厳しい竹中批判が起きることでしょうが、そのことに関して真摯な態度で語ることなく、ただ自説を語るのみでは、決して国民の共感は得られないことを知るべきなのではないでしょうか。
●せと弘幸ブログ
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/
<記事転載>
----------------------------
私は小泉元首相を支持していました。それはシナ・朝鮮の内政干渉まがいの対日外交に関して、小泉首相が毅然たる態度で臨んだからです。決して内政面全てにわたって支持していたわけではありません。
特にこの竹中平蔵という人物は嫌いでした。この人が推し進める構造改革路線には胡散臭さを感じていましたし、性急過ぎる規制緩和には反対でした。
この竹中平蔵氏ですが、任期を4年残して政治家をお辞めになって慶応義塾大学の教授に復帰した。おとなしく学業に専念するのかと思いきや最近はまたテレビに出まくっています。
小泉政権時代は構造改革路線の旗頭として盛んにテレビ出演していましたが、また最近になってやたらとテレビに出るのは、やはり自分に対する風当たりが強まっている風潮にじっとしていられないからでしょう。
このところ、小泉首相(当時)と竹中平蔵が推し進めた構造改革路線を否定的に捉える論調がマスコミでは多くなってきた。特に週刊誌メディアなどでは、この路線による<負の遺産>が指摘されています。
鳩山邦夫総務相が郵政民営化で一括売却が決まっていた「かんぽの宿」の売却先がオリックスであったことで、ストップをかけたのもこのような負の遺産を意識してのことでした。
竹中氏は今でも構造改革路線は間違いではなく、それを中途半端にしているから、逆に不況に耐えられない状態にあると強弁している。構造改革が停滞していなければ今回の世界同時不況などで日本が慌てふためくことなどなかった-と言い切っています。
竹中氏は非常に話術が巧みです。だからテレビ討論などでは、いつも彼が相手を打ち負かしているようにしか見えません。しかし、この場に及んでもそのような話術だけで相手を凌駕されても困ります。
白を黒と言い含める話術に長けていても、もうメッキが剥がれてきています。この人物がもう少し謙虚な姿勢で、構造改革路線の影の部分も語らなければ、誰もこの竹中氏の話をマトモに聞こうとはしなくなるでしょう。
今回の世界同時不況は竹中氏の責任ではありませんが、その影響を受けた日本において様々な問題が噴出し、それが構造改革路線の失敗と結び付けられて語られています。
失敗と言うか余りにも急ぎ過ぎた規制緩和などによって日本経済が
混乱して、それを未だに引きずってきたことは紛れもない事実でしょう。まったく誤りがなかったなどということではない筈です。
今後も手厳しい竹中批判が起きることでしょうが、そのことに関して真摯な態度で語ることなく、ただ自説を語るのみでは、決して国民の共感は得られないことを知るべきなのではないでしょうか。
●せと弘幸ブログ
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/