<ロイターより>
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台湾と中国、人民元の直接決済の開始で合意
[台北 31日 ロイター] 台湾中央銀行は31日、人民元の直接決済を開始することで中国と合意したと発表した。これにより、台湾は人民元の国際化に向けた重要な役割を担うことになる。
中国が台湾にとって最大の貿易相手国となる中、台湾の金融機関は人民元業務の拡大を求めていた。
台湾企業も中国とのビジネスを拡大するため、人民元の調達先を求めていた。台湾企業はこれまで、中国との貿易決済を行う上で、米ドルを介して台湾ドルと人民元を交換する必要があった。
対中間ではビジネスの緊密化が進んでいるが、金融セクターではこれまで、中国の金融機関が台湾の金融機関買収を狙っているとの警戒感から、お互いの市場開放が進んでいなかった。
台湾中銀の彭准南総裁は記者会見で「覚書への調印は、台中の金融当局による協力関係にとって重要なマイルストーンとなる」と述べ、今回の合意は第1歩であり、さらになすべきことが多いとの考えを示した。
総裁によると、今回の合意により、台湾の金融機関は来週から、海外の支店で人民元のインターバンク業務を行うことが可能になる。
<転載終わり>
6月に日本と中国が自国通貨である円と元で取引を開始した時もずいぶん驚きましたが、今度は台湾と中国が元で取引をすることが決まったそうです。これらの動きを見て、アメリカの力は相当落ちているということが判ります。
どの国も勝手に円だの元だの自国通貨で取引を開始すれば、機軸通貨としてのドルの存在価値というものは無くなってしまいます。2007年のサブプライムローン問題、2008年のリーマンショックで金融・経済がガタガタになっているアメリカが何とか崩壊しないで持っているのは、ドルが機軸通貨だからです。ドルが周辺の通過に落ちてしまえば、アメリカ経済は崩壊してしまいます。既にロシアと中国の取引もドルを使っていませんので、アメリカの力も弱くなりました。今までの強いアメリカなら、ドル以外で決済すれば、すぐに武力で脅されましたが、日本と中国が円と元で取引をしてもさすがに武力は使えないようです。
その代わりに、日本にはTPPを押し付けようとしているわけですが、ほとんどうまく進んでいません。アメリカの横暴もついにここまでのようです。何でもやり過ぎれば反動が来るものです。人間と同じで、国も今までやったことのツケが廻って来ますので、これからアメリカはそれを清算しなくてはならないと思います。ただ、追い詰められたものは何をするか判らないので、それだけは注意が必要だと思います。何せ非武装の市民に対して、平気で2発も原爆を落とす国ですから、油断はできません。しかも未だに謝罪も無しです。こういうことをすれば、それ相応の清算が待っています。これは自分にも言えることなので、注意したいと思います。
*昨日はひふみ農園赤城の毎月の定例実習会が開催されました。東京や神奈川、埼玉、千葉、群馬から20名の会員さんが集まりました。前日の9月1日には、6人の有志が農園の近くの宿泊施設のひふみ邸に泊まり、宴会をしました。指導員のSさんがひふみ野菜を使ったマーボー風の料理を作ってくれました。とても美味しいので、あっという間になくなったそうです。次に川越のYさんがナスやピーマン、ジャガイモ、人参、エビの天ぷらを作ってくれました。地球(テラ)サイエンスのアクティブチャージを使っているので、カラッと揚がり、美味しいと大人気だったそうです。
ひふみ邸は会員さんであれば、宿泊費用は1000円で泊まれます。1000円と言ってもお金ではなく、ビールやつまみなどをだいたい1000円分持って来てもらうということになってます。
2日は朝から待望の雨が降ってくれました!赤城は3週間も雨がなかったので、待ちに待った雨でした。これでキャベツや大根なども元気になってくれると思います。連日35度の暑さでしたが、実習会当日は30度を切ってくれました。しかも実習会が始まると雨も止み、時々陽射しも出てくれました。その後も何度が5分間くらいの突然の雨に降られましたが、問題なく作業はできました。連日の35度であれば、私たち専従者は大丈夫ですが、会員さんは暑さで参ってしまったと思います。それが雨のお陰で、涼しい中で作業ができたので、結局16時過ぎまでやりました。大根、人参、白菜、春菊、ビタミン菜、カブ、ニンニクなどの種まきをしました。11月には収穫ですので、楽しみですね。