父危篤の一歩手前

猛暑の札幌、室内の気温は現在33度を少し超えている。


午前中限定で走ってこようとも思ったが、早朝から気温が高く危険な雰囲気だっ
た、明日もあるし・・ということで止めたが正解、9時ころには30度を超えたみ
たいだし最高気温は35度とか言っている。(35度になりました)

この夏は自転車での遠出を控えている、コロナもあるが一番の理由は親父の病状
の悪化だ、春ころだったか腸のヘルニアで入院手術となった、それまでは認知症
はあったものの普通に生活できていた。

入院手術により足腰が弱り自宅で生活するには無理があった、そこでリハビリ
をしてから自宅に戻るべく転院、転院の時はまだ会話が成り立ち
「ヒデ〇、ズボンが汚れているぞ」(サドル汚れ)　『そうかい』なんて軽い会話
もできていた、結果的に親父との最後の会話となるだろう。

昨日、病院から呼ばれ状況の説明を受けた。

7月初めころに呼ばれた時は肺炎の進行、心不全があり、認知機能の更なる低下と
の話があり、素人判断では一週間から一か月で亡くなると思っていた。

それから約一か月、今回の説明では予想外に肺炎の改善が見られ他の臓器も特別
問題になるようなものは無いという話だった、ただし、アルツハイマー型認知症
の進行が顕著であり舌が落ちる現象(症状)が出てきて呼吸が詰まり気味になって
きていること、もはや意思疎通は出来ない状態であるとのこと。

信号で言うところの黄色信号であるらしい、赤は危篤ということだと思う。

コロナ過で基本的に面会はできないが特別に会うことができた。

そこには、やせ細り断末魔に苦しむ父親の姿があった、声を掛けたが分かっただ
ろうか？　母親の話では視線がこちらを向いたとか言っていたが。

安らかに死を迎えるのを願うばかりだ。