horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
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畑生まれの牛の角

2009-09-17 | 食・ガストロノミーア・ワイン
赤と黄色の牛の角。
20センチ以上もあるりっぱな角。
生で食べても美味しいし、オーブンで焼いても美味な角。



スローフード協会から保護指定されている
カルマニョーラ市名産のペペローネです。
収穫の時期は7月末からで、農家の人が肩に袋を提げて
ひとつひとつ丁寧に手作業で収穫されます。
このペペローネは先が尖っていて長いのが特徴です。
農家の直売で10本ほど買いました。

週末はさわやかな秋らしい季節だったのに
月曜日からずっと雨で気温は13度ほどです。

我が家はセントラルヒーリングで10月半ばまでは暖房なしで
夜は寒いので自然とオーブンを使った料理や煮込み料理を作っています。

私が一番美味しいなと思うペペローネの食べ方は、
ペペローネを縦横ともに半分切って、中の白いところと種をのぞいてから
鉄板にオーブンシートを敷いてその上に切ったペペローネを並べて
あとは200度ぐらいのオーブンに放り込むだけ。
15分くらい様子をみて柔らかくなったら、大きめのお皿に
熱したアンチョビのフィレとペペローネを一緒に入れて混ぜます。
冷蔵庫に入れておけば日持ちもするし、
オーブンを使うときについでもう一枚鉄板を放り込む感覚でできます。

ピエモンテ州では焼いたペペローネの皮をしっかり取り除いて
バーニャカウダソースや、ツナマヨソースや
アンチョビソースなどをかけて前菜として食べられています。

また、冬の定番料理バーニャカウダはペペローネを生で頂きます。
寒い寒いと言ってますが、秋以降のピエモンテは舌づつみ打ちシーズン、
本格的な美食の季節が到来です。そう思うとウキウキします。


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