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ペペローネと一緒に農家の方から直接購入したトマト。
1キロ1.5ユーロとお買い得でした。
サンマルツァーノという種のトマトはトマトソースに適しています。
オリーブオイルを熱しニンニクを入れて香りがしてきたら
湯むきしたトマトをさいの目に切って砂糖と塩を加えて
水分を飛ばしながら煮詰めます。
サンマルツァーノは熱すると綺麗な赤色になります。
水分は少なめでもったりとした重めの酸味の少ないソースになります。
他の種類のトマトは熱すると薄いオレンジ色になり水分がたくさん出てきます。
イタリア人夫は家では甚平をまとい、簡単な日本語を話し、
緑茶や日本酒を飲み、日本料理は何でも喜んで食べます。
しかし、やっぱり生粋のイタリア人だなと思うのは
一番好きな食べ物が、シンプルなトマトソースのスパゲッティというところ。
ピエモンテ生まれですが子どもの頃、トマトソースのスパゲティだけを食べたいと
わがままを言っていたそう。
前にバイヤーさんから日本人好みのトマトソースを紹介してほしいと
言われたことがありますが、普段は缶詰は使わないので
日本人好みのトマトソースってどんな味?って
頭を抱えたことがあります。
トマトは熱を加えることでうまみ成分が濃縮され、食べた後に満足感を与えてくれるし、
バラエティに富んだ料理に使えるので抜群の野菜だなと思います。
イタリア語でポモドーロ。
黄金のリンゴと言います。
念願の庭付き一戸建ての家に引っ越せた日には
家庭菜園でトマトをたくさん育てて
瓶詰めトマトやドライトマトを作りたいなと夢見ています。
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