何故かいつもPodcastで聴いている番組がある。ニッポン放送「ボイス」である。
様々な出演者が今のNEWSを切る!みたいなスタイルのラジオ番組。
その中でも語り口と日本を想う心を感じて、いつも刺激を受ける人がこの青山繁晴という人物。
プロフィールは省くが、兎に角「日本」を考えさせられる人だ。
その考え方や語り口は「あー、敵つくるだろうなぁー、でも本気でしゃべってるよね」とわかる人だ。
メディアに出てくる人の中には珍しいタイプだろう。
その彼が書いた本は魅力的に感じていた。そして売れていると言う。タイトルは少し手に取りづらいもの。ただ本当の日本を知りたいから購入した。
そして内容と文体がこれほどかけ離れているのもまた面白い。
作者曰く、子供達にも読んで欲しいという趣旨で「祖国」を語るのだ。
確かに今まで無かった。
読んでいくとこれは…、
涙が溢れてくる。
自分が今まで感じてきた違和感。
そして知らなかった悔しさ。
そして表面だけ舐めるようなテレビの情報の裏側の人間の生き様。
自分が今、日本というボンヤリ素敵な安全な国に立っている理由。
それらが一度すべて崩れ去って、もう一度最初から順番に組み立てられた様に、ひとつの流れを感じた。
やはり
「人のために生きる命の繋がり」
が一番印象に残った。
今の日本がダメだ!とか外国は何を考えているのか分からない!とかそういう次元じゃない。
日本という祖国を次の日本人達にバトンタッチする。その時に自分達日本人が少しでも良い方向に変えていく様に頑張る、行動する、伝えていくことが大切なんだと。
だから今、自分自身が何が出来るか?
って事。それが心の奥にいつもある、そういう生き方をせねば!
んで、もう一度映画「硫黄島からの手紙」も観かえしてみようかなぁ