キャッチボールデート
80年代の歌のタイトルのような昭和な匂い。
遊園地へ行こうとか、カフェでお茶しようとか、ショッピングモールに買い物に行こうとか、そういうことではない。
「キャッチボールしよう!」
というお誘いなのだ。その時の心境は数日前のブログにて。
そして実現。
僕の仕事終わりに公園に集合。
その公園は三宮のみなとの森公園という震災の時に避難所として作られ、防災施設を完備する新しいもの。そこはバスケットボールゾーンやダンスゾーン、ランニングゾーンなど神戸市民の憩いの場として夜まで開放している。
実際、集合時間も仕事の後に駆けつけたら18:00を回っていてすっかり夜。それでも若者たちはバスケットボールやダンスに興じている。
ランニングゾーンにも汗をブルブル書きながら走っているおじさんと何人もすれ違う。
なんだこれっ?
こんなゾーンが三宮にあったんだね。
驚きと夜の公園の妖しさにテンションも上がり、早速キャッチボールが出来るゾーンを探す。
昼間なら芝生でできるのだが照明が遠いため真っ暗。だから照明の近くに陣取り投げ始める。
最初は「本当にキャッチボールするのか?」ぐらいだったが、何球かウォーミングアップ投球を済ませると昔の野球少年が目覚めてくる。
相手とのコミュニケーション
その女性はキャッチボール慣れ(?)しているからか、確実に女性離れした「イイ球」を投げてくる。
元野球部に挑むに不足はない。
本気で投げ込んでこい!
バシッ!
グラブのイイ音が鳴り響く。
頭の上にはポートライナーが通り過ぎる。
遠くでBMXバイクで曲乗をしている人。
たまに家族連れが横切ったり。
「結構イイ球投げるなぁ」
「ナイスボール」
「投球フォームは…」
キャッチボールという共通の話題もあって確かに楽しい。一応健康な男女の週末の遊びとしては健全である。
しばらくすると僕の肩や足が悲鳴を上げ出し、エネルギーが切れてきて「休憩しよ」と1時間もせずにグッタリ。
休憩中、多分これ、公園遊びに相応しかろうと持ってきていた「デビルスティック」を取り出して「やってみる?」とレクチャーが始まった。
もっとキャッチボールをしてもイイのだが、新しいものでの遊びもね。
数分でできるようになるのがデビルスティックのイイところなのだ。そこでもひと盛り上がりしたら急激にお腹が減ってきた。
「飯行こうよ」
車に荷物を置いて三宮に繰り出す。
知ってましたよ。アレでしょ?
最終日でしょ?
とんでもない人がいる日。
なんとかナリエ
あの~、ゴチャナリエでしょ?ゴチャナリエ
だって駐車場に書いてあるもん。
「ゴチャナリエのため、本日特別料金です」
ええっ!?
見ないのに?
キャッチボールのために公園を利用するだけなのに?特別料金?
じゃ、見てやろうじゃねぇか!
丁度、隣には女性もいてくれるしな。
1人でゴチャナリエにゴチャゴチャ行くのも寂しさがエゲツないからな。
ということで大丸から回らずゴール地点の東遊園地の場所を通りかかった。
トンデモナイツな人がいた。
でも美しい光に誘われて奥地へ。
寄付でもしようと小銭を投げ入れて近くへ行った。
すると女性のお知り合い集団にバッタリ。僕は当然、知らぬ顔をするのだが、どうやら僕の話をしていた(?)とのことで紹介されて一声かけねばならない事に。ひ、人見知りなんですよね。初めての人に何気ない会話をするのが……と言い訳する間もなくご挨拶。
オロオロしながら、最後「楽しんで下さい」とか発したと思う。どう感じるのだろう。男と女がゴチャナリエ最終日にこの人混みに紛れて歩いていた2人。この2人を見て、「あっ、この2人はさっきまで公園でキャッチボールをしてたんだね」って誰が想像しますかね?
なーんか気まずいなー。
説明するのも変だし。
もうゴチャナリエってそういうことなのかしら?
明日早速友達と「昨日、ゴチャナリエ行ったらさー……」とか話しちゃうじゃん(´・_・`)
と、取り直して歩いていく。
き、綺麗だね。
これだけの人を集められるんだから感動はするさ。何がゴチャナリエだ。
キッチリ感動させられてんじゃん!
素直じゃないね。綺麗なもんは綺麗なのだから。
10分もしたらその場を離れて飯へ。
屋台もあったが、落ち着いて店で食べよう!ということで別のところへ。どこもいっぱいじゃねぇ?お酒を飲まない2人が20:00近くになった三宮で行き着く……
待てよ、あの店は開いているのかい?
一軒、僕のお気に入りの定食居酒屋を思いついた。センター街の地下にある食品街のマルイ食堂。
少し迷ってたどり着いたら暖簾が出ている。
本当に昭和の匂いが残る「おふくろの味」と書かれた看板。ま、親父が作ってるんだけどね。
オススメを聞くと「カキフライ定食」「ラストのカラスガレイ」とおばちゃん。またここの店の店員のおばちゃんのキャラがイイのよ。
で素直に僕は「カラスガレイ定食」、女性は「カキフライ定食」久しぶりだったが美味い。
そしてゴチャナリエのゴチャゴチャからは想像もできないくらい静かな店の雰囲気。落ち着いて話もできた。
車で家まで送る。
でも車で45分。
キャッチボールもあってか(なくても大丈夫)、会話は楽しく、ちょっと恋バナ。
とても「楽しき(©︎M-1ジャルジャル)」時間でしたよ。
おーぃっ!ルミだろっ!ルミ!訂正しろ!
80年代の歌のタイトルのような昭和な匂い。
遊園地へ行こうとか、カフェでお茶しようとか、ショッピングモールに買い物に行こうとか、そういうことではない。
「キャッチボールしよう!」
というお誘いなのだ。その時の心境は数日前のブログにて。
そして実現。
僕の仕事終わりに公園に集合。
その公園は三宮のみなとの森公園という震災の時に避難所として作られ、防災施設を完備する新しいもの。そこはバスケットボールゾーンやダンスゾーン、ランニングゾーンなど神戸市民の憩いの場として夜まで開放している。
実際、集合時間も仕事の後に駆けつけたら18:00を回っていてすっかり夜。それでも若者たちはバスケットボールやダンスに興じている。
ランニングゾーンにも汗をブルブル書きながら走っているおじさんと何人もすれ違う。
なんだこれっ?
こんなゾーンが三宮にあったんだね。
驚きと夜の公園の妖しさにテンションも上がり、早速キャッチボールが出来るゾーンを探す。
昼間なら芝生でできるのだが照明が遠いため真っ暗。だから照明の近くに陣取り投げ始める。
最初は「本当にキャッチボールするのか?」ぐらいだったが、何球かウォーミングアップ投球を済ませると昔の野球少年が目覚めてくる。
相手とのコミュニケーション
その女性はキャッチボール慣れ(?)しているからか、確実に女性離れした「イイ球」を投げてくる。
元野球部に挑むに不足はない。
本気で投げ込んでこい!
バシッ!
グラブのイイ音が鳴り響く。
頭の上にはポートライナーが通り過ぎる。
遠くでBMXバイクで曲乗をしている人。
たまに家族連れが横切ったり。
「結構イイ球投げるなぁ」
「ナイスボール」
「投球フォームは…」
キャッチボールという共通の話題もあって確かに楽しい。一応健康な男女の週末の遊びとしては健全である。
しばらくすると僕の肩や足が悲鳴を上げ出し、エネルギーが切れてきて「休憩しよ」と1時間もせずにグッタリ。
休憩中、多分これ、公園遊びに相応しかろうと持ってきていた「デビルスティック」を取り出して「やってみる?」とレクチャーが始まった。
もっとキャッチボールをしてもイイのだが、新しいものでの遊びもね。
数分でできるようになるのがデビルスティックのイイところなのだ。そこでもひと盛り上がりしたら急激にお腹が減ってきた。
「飯行こうよ」
車に荷物を置いて三宮に繰り出す。
知ってましたよ。アレでしょ?
最終日でしょ?
とんでもない人がいる日。
なんとかナリエ
あの~、ゴチャナリエでしょ?ゴチャナリエ
だって駐車場に書いてあるもん。
「ゴチャナリエのため、本日特別料金です」
ええっ!?
見ないのに?
キャッチボールのために公園を利用するだけなのに?特別料金?
じゃ、見てやろうじゃねぇか!
丁度、隣には女性もいてくれるしな。
1人でゴチャナリエにゴチャゴチャ行くのも寂しさがエゲツないからな。
ということで大丸から回らずゴール地点の東遊園地の場所を通りかかった。
トンデモナイツな人がいた。
でも美しい光に誘われて奥地へ。
寄付でもしようと小銭を投げ入れて近くへ行った。
すると女性のお知り合い集団にバッタリ。僕は当然、知らぬ顔をするのだが、どうやら僕の話をしていた(?)とのことで紹介されて一声かけねばならない事に。ひ、人見知りなんですよね。初めての人に何気ない会話をするのが……と言い訳する間もなくご挨拶。
オロオロしながら、最後「楽しんで下さい」とか発したと思う。どう感じるのだろう。男と女がゴチャナリエ最終日にこの人混みに紛れて歩いていた2人。この2人を見て、「あっ、この2人はさっきまで公園でキャッチボールをしてたんだね」って誰が想像しますかね?
なーんか気まずいなー。
説明するのも変だし。
もうゴチャナリエってそういうことなのかしら?
明日早速友達と「昨日、ゴチャナリエ行ったらさー……」とか話しちゃうじゃん(´・_・`)
と、取り直して歩いていく。
き、綺麗だね。
これだけの人を集められるんだから感動はするさ。何がゴチャナリエだ。
キッチリ感動させられてんじゃん!
素直じゃないね。綺麗なもんは綺麗なのだから。
10分もしたらその場を離れて飯へ。
屋台もあったが、落ち着いて店で食べよう!ということで別のところへ。どこもいっぱいじゃねぇ?お酒を飲まない2人が20:00近くになった三宮で行き着く……
待てよ、あの店は開いているのかい?
一軒、僕のお気に入りの定食居酒屋を思いついた。センター街の地下にある食品街のマルイ食堂。
少し迷ってたどり着いたら暖簾が出ている。
本当に昭和の匂いが残る「おふくろの味」と書かれた看板。ま、親父が作ってるんだけどね。
オススメを聞くと「カキフライ定食」「ラストのカラスガレイ」とおばちゃん。またここの店の店員のおばちゃんのキャラがイイのよ。
で素直に僕は「カラスガレイ定食」、女性は「カキフライ定食」久しぶりだったが美味い。
そしてゴチャナリエのゴチャゴチャからは想像もできないくらい静かな店の雰囲気。落ち着いて話もできた。
車で家まで送る。
でも車で45分。
キャッチボールもあってか(なくても大丈夫)、会話は楽しく、ちょっと恋バナ。
とても「楽しき(©︎M-1ジャルジャル)」時間でしたよ。
おーぃっ!ルミだろっ!ルミ!訂正しろ!