ラオス29日目(中国1日目)
ゲストハウスの朝食
昨日と同じメニューは長期滞在の人たちからすると飽きるだろう。前のスペースに鳥かごがあって種類のわからない鳥が飼われている。
観賞用にしては雑な作りに、もしかしたら食用なのかと疑ってしまう。

ラオス最後のゲストハウスをチェックアウト。
早めに離れて今日の1日を長めに確保する。


いつものコンビニへ歩く。
K mart Mekong
Rue Setthathilath, Vientiane, ラオス
ライムトニックとスイカバーアイスを購入。
夏の風物詩である。
店の前の休憩スペースは今日も僕の占有。
行き交うバイクや車を目で追っていると今日もラオスは暑く混沌としているんだろうなぁと思う。
今日、飛行機で離れることが現実ではないようなフワフワした気分になる。
すると帽子を触られたような感覚。
んっ?!
後ろにスペースもないのに変だなぁと帽子を取って確認してみると何かが飛び去っていった。
スズメ
なんと野生のスズメが僕の頭の上にとまるという奇跡。
ラオスの寺院に行くとお土産を売っている中にカゴの中にスズメをたくさん売っている子供達がいる。
どうやらスズメを1匹購入して「徳を積むため」に解放してあげるという"ならわし"がある。
僕の頭に乗って、逃げるスズメに徳を積んだとは思えないが印象的な出来事になった。
何か嫌な気分ではない。
あいつは僕に何を伝えたかったのか。
それともなんの意味もないのだろうか。
いつものカフェでランチ。


Benoni Cafe
Rue Setthathilath, Vientiane, ラオス
https://goo.gl/maps/npDpqZKHvwA2
いつもの席は空いてなかったから別の席へ。
贅沢にバーガー
ラオスのバーガーは高級メニューに変わる。

そしてのんびりした後は早めの空港へ。
歩いていこうと思ったがお金が余っているし、暑すぎるのでバス15,000KIPで行くことに。


バスターミナルに歩く。
もう場所に迷いはない。
何度も前を通り過ぎた。
このラオスの都会と言えばココというカオスが溢れるこのバスターミナル。
恐らく工事中なので大きなバスターミナルが出来るような気配。
ラオスもあと5年もすれば別の国のように様変わりするのかもしれない。
エアポート行きのバスは少し離れていた。
歩いて行くと数分前に出発したようで40分くらい待つ事に。
バス停で待っているとトゥクトゥクが地元の人たちを載せたり下ろしたり。荷物だけを運んでいるものもある。郵便配達も兼ねているのだ。
日本なら佐川急便の人がタクシーも同時にやっているようなスタイル。
トゥクトゥクに行き先は掲載されていないので言葉の交渉で時にパンパンに詰まったトゥクトゥクは荷台に10人以上載せていることもある。
この交通網はどうなっているのだ?
そこにトゥクトゥクドライバーを客にしている弁当配達おばさんがバイクでやってきてビニル袋に入った汁物と多分チャーハンセットを売りさばく。
ほんの数分で2,3個売りさばく。
何というたくましさ。
あの売り上げで毎日を必死で生きているのだ。
すると目の前を裸足の少女(姉)と裸足の少女(妹)が柄杓を頭にかぶって目の前を通り過ぎる。


こんなに暑いのに裸足で暑いだろう。
何のために往復するのか?
彼女たちも何かしら必死で生きているのだろう。
泥だらけのボロボロのTシャツ1枚
多分下着などはつけてなさそうだ。
薄汚れた肌、髪の毛はなぜか美しく歩く姿はたくましく僕は目を奪われる。

頭にかぶった水色の柄杓がまた可愛く姉妹を街の喧騒に輝いて際立たせる。

ラオスの最後の日をなぜか僕は不思議な光景で幕を閉じることになりそうだ。
バスがやってくる。
日本の市営バスにそっくりなそのバスは日本からの寄贈品のマークも入っている。
運転手と車掌さんが乗っている。
知っていた金額15,000KIPを支払って紙の切符を受け取る。

一番後ろで大きな音でyoutubeを見ている少女がいる。あとはお客さんはゼロ。
どうやらその少女は運転手の娘である。


子守と運転手をしているのだ。
Wi-Fiが入る便利なバスで冷房も入っているから、家でいるよりも確かに快適だろう。

もうプライベートも仕事も関係ない。
僕の常識はもう崩壊させられる。
僕の常識は相当崩壊しているとは言え、それは日本人の枠の中での話であって、世界の常識からしたら大したことはない。
崩壊でさえしていないのかもしれない。
僕は長い時間、空港で過ごすことになる。
Wi-Fiが調子悪く、空港ではネットに繋げない。
明日の中国のトランジット空港でWi-Fiが入らなかったら、今回の旅初めてのNO Wi-Fiの日になってしまう。
飛行機に乗る。
ラオスを離れる気持ちは複雑だ。
日本に帰りたいけど、ラオスにも少し情が湧く。
僕の席に西洋人大家族のおばちゃんが堂々と座っている。





座るとおばちゃんの温もりで気持ち悪い。



中国に到着。
空港の読み方が分からん。
僕はどこにいるんだ?

空港バスに乗る。


中国の空港は近代的。
チケットを見せてトランジットの場所を聞いたらトゥモロー!と言われた。
クローズか?
動き回ると仲間もたくさんいて、空港のロビーで1夜を明かす人たちも多い。
硬い椅子で寝たが仮眠。
寝れたもんじゃない。
寒いし。
中国に1泊した。
ゲストハウスの朝食
昨日と同じメニューは長期滞在の人たちからすると飽きるだろう。前のスペースに鳥かごがあって種類のわからない鳥が飼われている。
観賞用にしては雑な作りに、もしかしたら食用なのかと疑ってしまう。

ラオス最後のゲストハウスをチェックアウト。
早めに離れて今日の1日を長めに確保する。


いつものコンビニへ歩く。
K mart Mekong
Rue Setthathilath, Vientiane, ラオス
ライムトニックとスイカバーアイスを購入。
夏の風物詩である。
店の前の休憩スペースは今日も僕の占有。
行き交うバイクや車を目で追っていると今日もラオスは暑く混沌としているんだろうなぁと思う。
今日、飛行機で離れることが現実ではないようなフワフワした気分になる。
すると帽子を触られたような感覚。
んっ?!
後ろにスペースもないのに変だなぁと帽子を取って確認してみると何かが飛び去っていった。
スズメ
なんと野生のスズメが僕の頭の上にとまるという奇跡。
ラオスの寺院に行くとお土産を売っている中にカゴの中にスズメをたくさん売っている子供達がいる。
どうやらスズメを1匹購入して「徳を積むため」に解放してあげるという"ならわし"がある。
僕の頭に乗って、逃げるスズメに徳を積んだとは思えないが印象的な出来事になった。
何か嫌な気分ではない。
あいつは僕に何を伝えたかったのか。
それともなんの意味もないのだろうか。
いつものカフェでランチ。


Benoni Cafe
Rue Setthathilath, Vientiane, ラオス
https://goo.gl/maps/npDpqZKHvwA2
いつもの席は空いてなかったから別の席へ。
贅沢にバーガー
ラオスのバーガーは高級メニューに変わる。

そしてのんびりした後は早めの空港へ。
歩いていこうと思ったがお金が余っているし、暑すぎるのでバス15,000KIPで行くことに。


バスターミナルに歩く。
もう場所に迷いはない。
何度も前を通り過ぎた。
このラオスの都会と言えばココというカオスが溢れるこのバスターミナル。
恐らく工事中なので大きなバスターミナルが出来るような気配。
ラオスもあと5年もすれば別の国のように様変わりするのかもしれない。
エアポート行きのバスは少し離れていた。
歩いて行くと数分前に出発したようで40分くらい待つ事に。
バス停で待っているとトゥクトゥクが地元の人たちを載せたり下ろしたり。荷物だけを運んでいるものもある。郵便配達も兼ねているのだ。
日本なら佐川急便の人がタクシーも同時にやっているようなスタイル。
トゥクトゥクに行き先は掲載されていないので言葉の交渉で時にパンパンに詰まったトゥクトゥクは荷台に10人以上載せていることもある。
この交通網はどうなっているのだ?
そこにトゥクトゥクドライバーを客にしている弁当配達おばさんがバイクでやってきてビニル袋に入った汁物と多分チャーハンセットを売りさばく。
ほんの数分で2,3個売りさばく。
何というたくましさ。
あの売り上げで毎日を必死で生きているのだ。
すると目の前を裸足の少女(姉)と裸足の少女(妹)が柄杓を頭にかぶって目の前を通り過ぎる。


こんなに暑いのに裸足で暑いだろう。
何のために往復するのか?
彼女たちも何かしら必死で生きているのだろう。
泥だらけのボロボロのTシャツ1枚
多分下着などはつけてなさそうだ。
薄汚れた肌、髪の毛はなぜか美しく歩く姿はたくましく僕は目を奪われる。

頭にかぶった水色の柄杓がまた可愛く姉妹を街の喧騒に輝いて際立たせる。

ラオスの最後の日をなぜか僕は不思議な光景で幕を閉じることになりそうだ。
バスがやってくる。
日本の市営バスにそっくりなそのバスは日本からの寄贈品のマークも入っている。
運転手と車掌さんが乗っている。
知っていた金額15,000KIPを支払って紙の切符を受け取る。

一番後ろで大きな音でyoutubeを見ている少女がいる。あとはお客さんはゼロ。
どうやらその少女は運転手の娘である。


子守と運転手をしているのだ。
Wi-Fiが入る便利なバスで冷房も入っているから、家でいるよりも確かに快適だろう。

もうプライベートも仕事も関係ない。
僕の常識はもう崩壊させられる。
僕の常識は相当崩壊しているとは言え、それは日本人の枠の中での話であって、世界の常識からしたら大したことはない。
崩壊でさえしていないのかもしれない。
僕は長い時間、空港で過ごすことになる。
Wi-Fiが調子悪く、空港ではネットに繋げない。
明日の中国のトランジット空港でWi-Fiが入らなかったら、今回の旅初めてのNO Wi-Fiの日になってしまう。
飛行機に乗る。
ラオスを離れる気持ちは複雑だ。
日本に帰りたいけど、ラオスにも少し情が湧く。
僕の席に西洋人大家族のおばちゃんが堂々と座っている。





座るとおばちゃんの温もりで気持ち悪い。



中国に到着。
空港の読み方が分からん。
僕はどこにいるんだ?

空港バスに乗る。


中国の空港は近代的。
チケットを見せてトランジットの場所を聞いたらトゥモロー!と言われた。
クローズか?
動き回ると仲間もたくさんいて、空港のロビーで1夜を明かす人たちも多い。
硬い椅子で寝たが仮眠。
寝れたもんじゃない。
寒いし。
中国に1泊した。