ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

瀬戸内海は凪

2018-07-10 | 雑念
混沌としたアジアの空気の後遺症なのだろうか。脳内が現実が何なのか理解できないような感覚がある。

修験道での断食や世界中のシャーマンの儀式で脳内の視床を麻痺させ幻覚を見させたのは、どうやら原始の人間達が進化の過程でバランスを保つために、現代では決して語られない激しく神秘的な何かを享受したり、させたりしたのだろう。

僕も常識をぶち壊すために自分の原始的な脳内の大部分を解放したくて旅に出た。ラオスには脳内麻薬を分泌するに充分な怪しさは介在していた。

僕の求めていた準備は確実に広がっていて、本当に素直に全ての物事をシンプルに見ることができる状態だと思う。

頭の中のストレスというストレスは完全にゼロになっているのだ。この感覚を覚えておくことで自分自身のストレスフリーの状態をいつでも保つことができるのだ。

まるで世界がゆっくり動いているように見える。
車の運転をしながら何か自分の中で変化があることに気づく。それが具体的な旋律を持って鳴り響くクラシックのようなものではなく、不協和音のような不愉快でかつ斬新なメロディであることに自分自身は満足していた。

昨日はとても刺激的な1日を過ごした。
日本に帰ってから最初に会った日本人。
日本語もさることながら色んな話が出来た。
そして次の旅の話まで。

ワクワクした。
また更に旅がつながって行く。
あれほど吹き荒れた風雨は嘘のように晴れている。

瀬戸内海は凪である。

ガスはかかっているものの、そこに海がある事で安心できる。

何やら幸せ度数が高まっているようだ。
チベットに吸い寄せられる。

秋くらいには次の旅の計画も立てようと思う。
ひとまず夏のシーズン前に楽しくなってきた。

小説が読みたくなってきた。