山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

1本で2度美味しい山菜

2020年08月19日 | 山菜料理
 さあ、採ってきましたよ。今週のおひたし素材です。

いつものようにミズ だけど

 最終形態のミズには、おまけがついています。
 早速、葉っぱと皮を外していきます。

こうなります

 先の方についているチョコレート色をしたツブがミズコブです。色だけを見ると、クリとかドングリに近い印象を持ちますが、全く別物です。
 むしろ、山芋の茎になる「ムカゴ」に近い山菜と言っていいでしょうね。
 今回は、一応、茎の部分と分けて下ごしらえしてみます。

茎と

ミズコブ
 これを茹でます。

茎は熱が通るにつれて色を変え

エメラルド色に姿を変えます

ミズコブも色を変え始めました

こちらも、すっかり色を変えました

 摘まみ食いしてみると、「カリッ ツルッ ウマッ」であります。これをミズのおひたしと並べて食べ比べたり、日替わりで味わったりします(ミズのおひたしは「シャキッ トロッ」ね)。

食卓に上った山菜料理
(左からミズコブの出汁醤油仕立て、赤コゴミの炒め煮、トビタケナス炒め、ミズのおひたし)

 いつもの年だと、このミズコブを適当な長さに切って味付けしておいて戴きます。ですが、今年は、まだまだ暑い日が続きそうなので、一番日持ちの良さそうなおひたし状態(水にさらして密封・冷蔵)で保管し、食べたい分だけ味付けして戴きたいと考えてます。
 また暫く楽しめそうです。
 山の神様、ありがとうございました。